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悪意
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悪意の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全189件 41~60 3/10ページ
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東野圭吾氏の最高傑作と言って良いかもしれないと思う。 構成がまず非常に素晴らしい。 無駄が一切無い。 そして驚嘆の真相に至るわけだが…。 しかし私はこの小説は他の作品に似すぎているのではと思っている。 頼れる名探偵の出てくる有名作家の作品に。 子どもの頃に読んだからだろうか。 換骨奪胎感が余りに強い気がする。 トリックの発展ではなく。 そ のために評価を悩むところもある。 私の下らない勘違いの可能性もある。 何か気付いた方いたらコメ下さい。 (このレヴュ削除するかもしれませんが) | ||||
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ミステリーにトリックの凄さや、緻密な犯人の手口などを求める人には、ちょっと合わない作品かと思います。 一般的な推理小説にちょっと飽きてきたという人にはお勧めです。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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加賀刑事のシリーズだが、この作品は第三者ではなく第一人称で描かれているところが大きな特徴で、しかも加賀恭一郎の視点だけでなく、犯人の視点や、犯人の周りの人物たちの供述も含まれている。 それが、単なる第一人称の語りだけではなく、他人に見せる目的で書かれた手記という形をとっているものあり、従って、必ずしも真実が語られているわけではないというのが一番おもしろい点だ。なぜなら、普通の倒叙法による推理小説は犯人が事実を述べている場合がほとんどで、時系列に物語が進む自然さはあるが、謎解きという部分がスポイルされてしまうのだが、この作品の場合、犯人が語っていることが真実かどうかわからないので、トリックを見破るという面白さも残されているからだ。 東野作品によく登場する学校が舞台になっている部分もあり、ここでは普段あまり語られることのない加賀恭一郎の教師時代の話もでてくる。 本を読み進めていくにつれて二転三転するが、非常に自然で無理がなく加賀刑事の粘り強い捜査で過去のベールを一枚づつ剥いでいくのが心地よい。 | ||||
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悪意の始まりは、過去の消してしまいたい記憶にあった。 子供時代に育った環境に人生を左右されてしまう。 自己防衛本能により、自分を守るためにあれこれと思いつき、実行してしまうこと誰しもあると思いました。 この本の話では、自分のためなら他人が犠牲となってもいいと思うところまで辿り着いてしまったという話しです。 加賀刑事が動機に拘るところがストーリーに張りをもたせているからか、読む側として引き込まれました。 そこまで考えつくか、と驚く要素もあり、容疑者Xの献身のガリレオのように真相にせまっていくところが良かったです。 おすすめです。 | ||||
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物語の進行や文章スタイル、トリックも個人的な嗜好にあった作品。大作、傑作とまではいかないが、秀作の上はクリアしている。 あえて突っ込むなら、蛇足の部分や水増しを感じる脱線があること。それがミスディレクションというわけでもない。本文360ページだが、300以内の中編(?)作品ぐらいが締りがあってよかったか。 | ||||
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東野圭吾氏の作品は、非常に面白いので今後も読み続けたいと思います。 | ||||
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作家が殺されて、犯人はすぐにわかるんですが、 動悸がわからないんですよ。 で、いろいろと混乱させられて、 最後にどんでん返しが。 淡々としてますがなかなか奥深い話ではありました。 人が人に悪意を抱くというのは「理屈」ではないのだなと だからこその悪意なのだと実感できました | ||||
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読みやすい。サクサク読める。話が二転三転してテンポ良く、内容も面白くてすいすい進みます。 そうそう、うんうん、悪意ってこれよね。と思いました。 | ||||
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思いもよらない事件の真実に驚くばかり。 ここまで周到に準備されたストーリーはそうそうないと思います。 | ||||
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人を好きになるのに理由がないように、人に悪意を抱く理由も大したことではないというのが結論なのだと思う。 しかし、抱いた悪意を想像力豊かに膨らませて、それを具体化するとこんな手の込んだ犯罪も起こしてしまえるということなのだろう。 犯人の過去に関わった多数の人物のインタビューや犯人の独白形式で進む書式など、新鮮な要素がたくさんあり面白い。 | ||||
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完敗しました。脱帽です。 名前だけ有名なんじゃなかろうかとなめてましたが、めっちゃ面白かったです。 動機の方がメインと聞いていたので、事件は大したことないだろうと思っていました。 しかし、確かに短いですがそれを解決する加賀刑事がめっちゃ頼れてカッコイイ!地味ですけど。 単純な私はこれでもう東野圭吾いいじゃん!と思ったわけです。 しかし、ここからさらに事件は二転三転し、そのたびにへー!ほー! この日高のやろう!と怒ったり、そんな・・・ということは・・・、と騙されたり 話自体は悲しい切ない雰囲気でしたが、文章が読みやすいのでどんよりせずドンドン読めました。 いや~単純で良かったあ~!おかげで一度で二度楽しめる料理を食べたような満足感。 さっそく、ほかの東野作品も読みたくなりました! とりあえず加賀刑事が登場しているらしい「新参者」を読もうかなー。 こうやって次なに読もうか考えるだけで楽しいなぁ~。 | ||||
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やはりうまい、著者の話の構成には、いつも感心させられる。2014年最近は、東野圭吾らしい作品が出版されないので、残念だ。 | ||||
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氏の小説はあまりたくさん読んでいないのですが「秘密」以来の面白さでした。どなたかも書いているように、世間で評判のいい「容疑者Xの献身」よりも断然こちらのほうが秀逸だと思います。 ここ最近なぜかとり憑かれたように、山田某のお子様小説を次々読みまくっていたので、久しぶりに、ああ小説を読んだなという心地よい達成感のようなものがありました(笑)。 | ||||
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とてもきれいな本でした。 まだ読んでいないのでおもしろいかは分かりません。 | ||||
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冒頭に出てくる猫や電話のくだり、これはミスリードと言っていいのか? 手記となっているのだからそう言えなくもないがどうにもアンフェアな気がする。 話はおもしろいし、犯人が逮捕された後の二転三転はさすがと言わざるをえません。 だけどそれゆえにどうしてもすっきりしないのが正直なところ。 上記の点から星1つ減らしましたがどんな方が読んでも楽しめる作品だと思います。 | ||||
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最初の方で犯人が判明する。しかし動機がつかめない。 中間部分でそれがはっきりして落ち着くと思いきや、 最後になってひっくり返る。 二転、三転するストーリーは、読み始めたら本を置くことができなくなりました。 やっぱり東野作品は面白い、と素直に思わせてくれる1冊です。 | ||||
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「ミスリードがすごい」みたいなことを書いている人がいて、「へえー」と思って読んでみたけど、 ミスリードというより、「それはわかるわけないよ……」って展開でした。 あらかじめの情報開示が無いに等しい。 推理と言うより想像の域で物語を膨らませないとわからないトリック。 それに付随して、事件のあらましの説明が主人公の推理として語られるのが、 もうエスパー級で、「え、何でそんなことまでわかるの?」ってなってしまいました。 ただ、お話としては面白いので、謎解きなんて考えずにスルスル読めばいいと思います。 | ||||
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東野圭吾さんの加賀恭一郎シリーズ。 本作の特徴はそれぞれの記録、独白、やりとりという形の文体で 物語が進むことである。 あとで加賀によって真相が二重に暴かれることになるのだけど 人間の記録、証言と言ったものは間違いや意図した悪意、錯覚が当然起こるうるのだと いうことを肝に銘じることになる。 野々口の悪意にまんまとやられる。いや野々口の日高への思いが そもそも記録上とはまるで違うのだから仕方ない。 ペンだこから逆に事件の真相に辿り着いた加賀も凄いのだろうけど そんな真相に驚くしかない。 何かしらの事象も可能なら多くの人から記録、証言を集めるべきだろうし そこから浮かび上がってくるデータを大切にしたい。 特定の人間の考えしか聞かないことは危ない。 医者にかかる場合でもセカンドオピニオンの重要性を指摘される今の時代では 複数の情報源、複数の選択肢を意識して持つべきなのだろう。 本書では学校内のいじめ問題がきっかけで加賀が中学校教諭を辞めることになった経緯が 書かれえいる。その意味で加賀シリーズの中でも本書は重要であるだろう。 | ||||
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命がけの悪意を実行しようとした男のお話です。 最後の最後まで真相はわかりません。 殺人そのものより、動機のほうが目的であるというのは、 すごい着眼点だと思います。 己の人格や人生が壊れてしまいそうなほどの悪意や嫉妬。 客観的に見て相手になにも咎がないほど、それは暗く燃え上がる…。 おそろしいですね。 でも、どちらがどちらの盗作か、 ベテランの編集者が読んだらすぐ見破りそうだけど。 | ||||
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