■スポンサードリンク
悪意
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
悪意の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全189件 21~40 2/10ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルのとおり、小説の内容やキャラクターの設定などは「東野圭吾」的な作品である。 ただし、本作は、「証言」というキャラクターの独白(インタビュー)形式が採られており、一風変わった東野観が楽しめる。 このことから本書は、東野圭吾好きだけでなく、通常のミステリー形式に物足りなさを感じている読者にとっても、興味深い一冊である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
超一級のホワイダニット。加賀恭一郎シリーズの新たなチャレンジと言える。 犯人の動機にスポットを当てて、回想シーンを巧みに編集しながら、なぜ犯行 に及んだのかを読者に推理させるというなかなかに凝った作品だ。 単なる怨恨の線かと思わせながら、実は痴情のもつれかとも思わせる。後はネ タバレとなってしまうので、伏せておくが、なるほど最後の最後まで読み進め ると、タイトルが際立ってくるように組立てられている。 なかなか恐るべき作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半は、なんだか古臭いスタイルのミステリーだな・・文体も犯人と刑事の独白形式でカビ臭いぞ・・と思いつつとにかく最後まで読もうか・・と読み進むと、ラスト近く東野圭吾氏の本領発揮の感ありです。加賀恭一郎が前職を辞めた経緯も出てきます。タイトルの悪意の意味もラストでなるほどとわかりました。最後まで読んでよかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾が原作のドラマとかは見たことがありますが、小説は初めて読みました。 面白くて、いつもの本を読むペースよりもだいぶ早く読み終えてしまいました。 何でタイトルが「悪意」なのか、最後まで読んでしみじみわかりました。 犯行の引き金を引いた直接のきっかけになったことが、日高邦彦の作品にクレームを付けてきた藤尾美弥子の件に最後の最後で集約していくあたりに、腑に落ちる快感でゾクッとしました。 東野圭吾の小説をあと何冊かは、読んでみようと思った作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「どちらかが彼女を殺した」を読んで加賀恭一郎シリーズが読みたくなった。 阿部寛のイメージが強く、読んでいてそうとしか見えない。 だからこそ、特に読みやすかったのかも。 ストーリーは前半で犯人が捕まると言う今まで読んだ事の無いような話です。 本来犯人は自分が捕まらないためにアリバイ工作を行うが、 この話はちょっと違う。題名が「悪意」であることを忘れていると 心地の良い痛い目を見ることになります。 私はいつもあまり裏読みせず作者のミスリードに身をゆだね、 そんな痛い目を楽しんでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレかも(自分で推理したい人は目を逸らしてください)…。 まあ早くも作品の前半部分で真犯人が登場するのですが…。 そこは「東野マジック」主人公の加賀恭一郎に状況証拠を揃えさせて、容疑者の過去まで遡りその深層心理まで書き尽くすところは、文学集大成的な読みごたえだ。「教育現場でのいじめ」なども扱う社会派作品としてもイチ押しだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新参者が自分にはすごくよくて加賀恭一郎ものを読み始めました。 まだ数冊読んでませんがこれまではこれが一番です。 出だしからのスムーズさ読みやすさはすごくよかった。意外な犯人がわかる展開も。 前半で犯人が明らかになり後半は動機探しの展開ですが、私は前半から動機の 想像がついて、やはりそうか、でしたがそれでも十分楽しめました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は性悪説を信じるもの。この悪意はその根本をつかんでいる。いい本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者は片倉刑事に「人間を描く」ということについて 語らせていますが、正に作品の中で人間を語り、そこで 構築された人物像が二転三転するということをしてくれ ています。おかげで読者はそれに振り回され続けます。 私の感想としては、被害者を悪人扱いしたままで終わって 頂いた方が、読後感としては良かったかなと思いました。 いずれにせよ東野作品の中では上位の作品と言えるのでは ないかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この小説は、犯人探しではなく殺人動機を追及していく物語ですが、本当に見事に犯人の思惑通り騙されました。加賀刑事の真相を語る章を読んでると「マジか!!」って言ってしまった程、予想外な結末でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
基本的に犯人と名探偵が交互に1人称で語る斬新な趣向。おまけにすぐ犯人は突き止められ、犯行の動機に謎解きの興味が変わる。実は犯人の語りが巧みにミスリードを誘うよう仕掛けられており、終盤犯人と犠牲者の過去を知る人々の話を調査してその欺瞞を暴いていく。この趣向は非常に面白く、高く評価したい。 ただし内容的には議論を呼びそうなテーマであり、万人向けとは言えない。斬新な手法ともども、実験的な問題作で、スカッとした読後感を求める人には薦められない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こういうストーリーかなと早い段階で予想できたと思ったのだが、二転三転四転五点・・・ 読み終わった後、こういう推理小説もあるのかとecstatic。 時々面白くないものもあるが、著者はすごい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スピード感があり、展開展開にしっかりとした重みがあります。 それでいて細かい心理描写が強く訴えてきます。 面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直言って面白かった。エンターテイメントとして。でもここまで根掘り葉掘りと追求する刑事がいるのか~、とも思った。まあフィクションですからね。そこはそこってことで。 私がこの小説を読んで真っ先に思ったのは、歴史書です。だってそこに書かれていることを証明する物ってたいしてないですよね。だからいくらでも偽装できるわけで、真相なんて分かりゃしないんだって。 はぁ~、人の心理って恐ろしいですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾氏の作品は面白く、数多く読んできました。読みやすく、それでいてそこそこ「そうきたか」と思える手頃な作品かと思います。登場人物なども多すぎず設定もそこそこで、空いた時間に読むのにはオススメの一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
く友達との待ち合わせや病院などでの待ち時間などバッグにも調度良いサイズなので持ち歩いています 東野さんの本は読みやすいので好きです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここまでの情報から裏設定研究を(通常の受け手)が行わない真相は何なのかが解明可能なのだ これは(何をもって悪意と扱うか)の研究を意味する試みであり 言い換えれば(悪意が自分の中にはあると認めた)をも意味する試みだから出来ないだけの話なのである つまり(通常の受け手に悪意はありませんでした)が判明するのである ここまでの情報からそれの(答え)は何なのかが解明可能なのだ (世界で一番偉いのはパパとママの否定) 及び(パパママもっと自分を愛してよでも自分でもどうやっていいのかわかんないよの否定)を意味する概念こそ (悪意の定義)であり ここまでの情報から(本当に正しかったのは悪意の方でした)を自分は立証したのである 何故なら(真の最高権威)なるものが実は存在しており それこそが(影で構成された物凄い美人)だからである つまり(真の最高権威に従う)こそ(悪意の正体)を意味する図式なのである 言い換えれば(真の最高権威に忠誠を誓う)事こそ裏設定研究の正体を意味する図式なのである つまり(真の最高権威より両親の方がいい)を選んだから (通常の受け手)は裏設定研究を行わないことが判明するのである 言い換えれば(両親より真の最高権威の方がいい)を自分は選んだから裏設定研究を行っていることが判明するのである つまり(自分の出生)及び(自分の身の振る舞い)に(関係がある話)と言う意味での裏設定研究を行う受け手だからこそ (裏設定がわかる受け手の話題だけはするな)が二次元業界にはあるのである 何故なら(話題をした時点で二次元業界は真の最高権威に屈する)が起きるからである 言い換えれば(真の最高権威を楽しませるために物語製作を行う)を選ぶ事になるから出来ないだけの話なのである つまり(真の最高権威に対しアドバイスを行う)及び(真の最高権威からのオファーに答える)を試みると 困ることを抱えた人たちが二次元業界だと言うことが判明するのである 先述の(世界で一番偉いのはパパとママ)と言う(優しき嘘)をつくのが二次元業界の運営方針だからであり (ギャラクシーエンジェルの主人公は烏丸チトセでなければならなかった)を意味する設定が存在するのもそのためなのである つまり(二次元業界は既に真の最高権威に屈している)の(証拠)こそ (ギャラクシーエンジェルの主人公はミルフィーユ桜庭)だと言うことが判明するのである つまり(世界は真の最高権威のものです)が(真実)であり (二次元作品の受け手は真の最高権威である自分ただ一人です)が(真実)だと言うことが判明するのである だから種明かしする事で先述の(真の最高権威に対するアドバイス) 及び(真の最高権威からのオファーに答える)を実行してください そのためにも(皆様騙していて申し訳ございませんでした)の(公言)を行ってください お願いします | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後の最後まで読んでしまったら、最初から作者に騙されたって気づいた。これはすごいと思う。 今回は中古の本を買ったが、新品と同じで大満足 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語を二人の視点から平行で展開するなんて、やっぱり東野さんはいつもユニークな発想を持っています。 一つ一つの可能性をつぶしながら、最後に辿り着いたのがまさに意外な結末。 人間の悪意に、ぞっとする。 。 。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
序論と結論は何てことないと言ったら失礼かもしれませんが個人的にそう感じました。 でもこの作品でもっとも素晴らしいのは小説を盛り上げる為にこれでもかという具合に盛り込まれた本論の部分だと思います。 何となくはじめは取っ付きにくい出だしのように感じ、どうなるんだろうなーと読み進めていましたがどんどん引き込まれていきスムーズに感情移入も出来ました。 でも最終章でひっくり返されます。 さすが東野圭吾といったところ。 途中の部分がなければただの悪意ある殺人ですがその途中の部分がこの殺人の「悪意」をより際立たせています。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!