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悪意
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悪意の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 21~40 2/3ページ
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犯人の動機を加賀刑事が探している過程とかぐんぐん読めます。最後は他レビューがあるように驚かされます。本当にタイトルそのものが本全体でわかります。 世間から同情をかった加害者が実はそれを作ったなんて・・ しかもそれを追及していく刑事の模様がすごく引き込まれました。 でも一言で言うとそこまでおもしろいっ!と言えないかなあ。。 私は「片思い」に読みごたえを感じていただけにそれと比べたらちょっと物足りないって感じです。 | ||||
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うっかり中身を知ってしまうと、面白さ半減なので 一度読んでみることをお勧めします。 こういう構成の小説は初めてだったので面白かったです。 ただタイトル通り「悪意」。 煮え切らないというか、スッキリしないです。 もう少し読解力を付けたらもう一度読みたい。 | ||||
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不刊の書『手紙』が素晴らしく良書だったので本書にも手を伸ばしました。 著者の書物は一文一文が短くて読み易いが、本作品でもそれは健在。 その厚さに圧倒される必要は烏有であります。 ある殺人事件を解決させるミステリーですが、物語の展開方法が特徴的。 仕掛け満載の作品でした。これがファイナルアンサーだと思いきや、新たな判断材料が出現し、状況が氷炭に。 こんどこそ能事終わるかと思えば、またしても一変…と狐が馬に乗ったように変遷していく。 まるで、ディズニーランドの某アトラクションみたいです。 今作品は何時もと異なり情にはおとすことは無かったが、正真正銘の最後に語られるパンチラインには愕然とさせられました。 人の悪意もとい内心は測りがたく、底知れぬものだと知る。 こんなことになるなんて人面獣心もよいとこだ。 この悪意に似たエゴイズムには度胆を抜かれるでしょう。 | ||||
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Amazonでの評価が高かったので、どんなものかと読んでみたのですが、私には合わない作品でした。 確かに最後のどんでん返しはしてやられた!という感じですが、犯人の歪んだ心と冷酷非道さに、読んだ後はとても気分が 悪くなります。 文章の書き方もどうも好きになれず、読みにくかった為、何度も途中で挫折しそうになりました。 加賀恭一郎シリーズは他にもう一作品見ましたが、やはり私には合いませんでした。 人それぞれ好みがあるので、評価が高い=面白い!とは限らないという事を学ばせていただきました。 | ||||
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自分の理解を超えること、そんなことがあるとは信じたくないことに対し「リアリティがない」と言ってしまうのはたやすい。しかし、そちらにこそ真実があるのではないかと思わせてしまう力が東野作品にはある。この作品の犯人の心理もそう。この悪意は誰の心の中にもきっとある。 作者お得意の「親友」モチーフかと思いきや・・・がキモ。 出版された当時に読んだら驚愕モノだったかもしれないが、週刊誌ネタっぽい俗っぽさからのどんでん返し、という流れにのちの「容疑者Xの献身」を想起しなくもないところが今となってはちと残念。 | ||||
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もうどない話だったか忘れかけとるから、そないに印象深い物語ではなかったってことか。 | ||||
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技巧的作品としては、さすが東野圭吾さん、実に見事。しかし残念ながら、悪意の根源が腑に落ちない。読んでも、ふーん、ぐらい。どうせなら“愛”がオチであった方が良かった。本作の結末はいったい何を意味している。悪意であるならば、その根源を納得させてほしかった。ストーリー上まとまってはいるが、心に残るものは何もない。 | ||||
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発想、それからストーリー構成はなかなか面白かった。 被害者日高について、私自身も見事に犯人の意図のままにイメージをふくらませていってしまった。 しかし、もし加賀が動機を暴いていくことなく犯人の言うように「かっとなって殺した」で済ませていたら これほど大きな事にならずに済んだのでは?と思わずにはいられなかった。 なんとなく、被害者日高に同情せずにはいられない。 | ||||
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東野圭吾作品には当たり外れがありますが、本作は微妙なところ。 加賀恭一郎シリーズという面では、加賀の過去が描かれているということもあり重要な作品でもありますが、 内容的には『秘密』『容疑者Xの献身』『白夜行』などの力作と比較すると劣るかなと・・。 | ||||
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展開が意外で読み応えがあるものの、ちょっと無理があるなーっていうのが正直な感想。まさに娯楽としてはいいが、今回の作品は学びが少なかった。さくっと本を読んで楽しみたい方にはいいと思う。 ただ、解説を担当した桐野夏生さんの言葉に考えさせられた。 「記録が真実そのものだと思う人はまずいまい。 記録は記録者の主観による『事実』だと誰もが承知しているからだ。 にもかかわらず、人は簡単に騙される。 いや、騙されたいのである。 人間には、たとえ他人のものでも、書かれた主観に同化したいと願う本能があるらしい」 メールで書かれたもの、ネット上にアップされたもの、新聞に書かれたもの、本に書かれたものなどなど――。マスメディアでの報道を理解したいという欲望があるゆえに、そのマスメディアの報道をいったんは肯定して受け止めようとする。そこに文字化された言葉の怖さがある。その人間の心理への理解が、報道に携わるもののモラル観として必要であると感じた。 解説を通して、学びがあった本でした。 | ||||
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レビューでは最後のどんでん返しがさぞかし凄そうに書かれていたので読んでみたが、たいしたどんでん返しでもなかった。勿論、レビューをみたことである程度の覚悟はしていたからだとは思うが。いずれにせよ、東野圭吾の本は、赤い指と手紙とこれしかまだ読んだことがないが、その中では一番引き込まれなかった作品だった。ガリレオは途中で飽きたし。手紙はかなり読み入ってしまったのだが。 | ||||
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ちょっと軽い。喰い足りない。 心理描写が薄めだが、状況描写は映像的で分かりやすい。 この人の作品はよく映像化されているが、きっとしやすいんだろうと思う。 以前読んだ「秘密」は結構面白かったんだけどな。 物語を通して、登場人物に魅力を感じる人がいなかった。 誰の視点にも共感できず、ただ目の前で展開されている物語を 傍観者として追っている気分。終始淡々としている。 ここは好き好きだと思う。 私は誰かに感情移入しながら読むのが好きなので、 そうなれないと読書が楽しみづらくなる。 amazonでは総じて評判がいいんだけど、私には合わないみたい。 でも、構成は良く出来ていると思う。さすが。 | ||||
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案外あっさりと犯人は分かるものの、その動機は分からない。 思わせぶりな証拠や証言が出てくるも、私は最後までその動機が予想できませんでした。 告白形式や記録形式で話が紐解かれていくのは斬新で面白い手法だと思いましたし、 話にはぐんぐんと引き込まれていきます。 さすが東野作品という感じでした。 でも、私としてはなんというか、あまり腑に落ちない最後でしたね…。 本当にこの「悪意」は、被害者にとってはたまらないだろうなと考えると、なんとも言えない気持ちになります。 | ||||
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当初の謎解きがチープな感じなので「東野圭吾作品だからそんなに単純じゃ・・・」と思いながら読み進める努力が必要。ただし後半以降にどんでん返しの連続が待っている。 また、「タイトルは悪意以外考え付かない」という意見が多かったが自分が考える「悪意」とはもっと別の感情。単純に「嫉妬」では?(ただそれでは「悪意」ほど読者の興味をひかないが) 強引を承知で言えば、犯人が変わらないのであれば動機にここまでこだわる必要をそもそも感じない。だから異色なのか。 | ||||
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タイトルどおりなのですが、やはり東野先生の作品の中では地味 です。但し、これが決して失敗とかではありません。そういった 意図のもの作られた作品だと思うので。 と言うのも、やはり本当の悪意と言うものは人間の精神の奥底に 沸々と沸き立ち、蓄積されるものだと思います。当然、これは人 によって違うかもしれませんが。そういった人間の心情の奥底の 「悪意」を非常に巧く表現できた作品だと思います。 東野圭吾先生の作品は読みやすいものが多く、万人にオススメ出 来ます。しかし、私が先生の作品でオススメするのはこの作品で はありません。(「パラレル〜」とか「変身」「容疑者Xの〜」 をオススメすると思います) 人間の奥底の「悪意」を感じる作品でした。是非。 | ||||
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この『悪意』と同じ加賀恭一郎シリーズ前二作を読んでいたのですが、この作品は前二作とは印象が違いますね。 まず、文章の形式(?)が前二作とは異なり、野々口修(被害者の幼馴染)の手記・加賀恭一郎の記録で構成されています。 次に、前二作では何かしらあった加賀恭一郎の恋愛的要素がなく、『男・加賀恭一郎』というより『人間・加賀恭一郎』の過去について書いてある感じです。 手記や記録で構成されているので、全体的に少し難い印象を受けます。 作品全体にトリックとして関わってくる大事な部分だし、面白い試みだとは思いますが、個人的にはこういう書き方ではなく前二作のような書き方の方が好きです。 あと前作『眠りの森』の後の加賀さんの恋愛が気になっていたのですが、今作では触れられていないのがちょっと残念(笑) 加賀さんのお父さんが出てこなかったのも少し意外でした。 被害者も最初に殺された日高邦彦のみで、『動機は何か』ということにすごく拘った作品だと思います。犯人はあっさりとわかりますが、真の動機は最後に明かされるまで、読者も翻弄されてしまいます。 最後にタイトル『悪意』の意味がよくわかります。 そういうことだったのかぁ、やられたなぁと思いました。 もちろん人を殺してしまうほどではないですが、私にも悪意はあるので、『何か突発的な事よりも、そういう悪意の方が解決しづらく、どうしようもできないものなのかもしれない』と感じました。 ただ、読み進めていく中で被害者・日高邦彦のイメージが読者の中にも加賀さん等・作中の人物達と同じように植え付けられるので、最後のどんでん返しには違和感が残り、すっきりしない感じがあります。 上手いとかすごいとは思うけれど、個人的にあまり好みではなかったです。 加賀さんの教師時代の話が出てくるのですが、教師・加賀≒被害者・日高邦彦、生徒・前野≒野々口修という風に対応しているのかなという気がしました。 乱文・長文失礼しました。 | ||||
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人気作家日高邦彦が自宅で殺害され、幼馴染の野々口修が発見し始まる話である。 犯人は意外なほどあっさりと前半で判明し、その後は終始動機探し。 犯人の手記、刑事の独白などいろんな角度で動機証をしていき東野さんのテクニックには 感心するが、淡々とという感で読み終わる。 悪意という題名通り人の感情とは計り知れない・・・と考える所はあるが、 東野さんの作品にしてはやはりそこも物足りないと言うのが感想である | ||||
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おなじみの加賀刑事が登場。一番の特徴は、ストーリーの進め方にある。 ・主人公の日記・告白文を通して犯人と刑事の視点に交互に読者をおくこと ・誰が犯人かははじめの方で明かした上で、犯行に至ったか動機に絞ったこと が特徴的。マンネリ化しないように新しいアプローチを試みる点は大いに評価に 値する。が、こうした「形式」という入れ物に入っている内容、特に人物の 存在感、犯行の必然性などが、伝わるかという点で、本作は今ひとつなのが 残念。 東野作品は、トリックや、どんでん返しに妙味のあるもの、ミステリーという よりも登場人物の心理の描写によって訴えかけるもの、があるが本作はどちらの 点においても中途半端に思える。 | ||||
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仕掛けがたくさんだがすべてが中途半端。 推理小説として大切な『魅力的な謎』の提示に失敗している。 そのため、作者の筆力には感心させられるが、緊張感を持って読み通すのは難しい。 | ||||
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「放課後」の時もそうだったんですがこの人の作品は途中まで凄く良くてつい引き込まれてしまうのですが最後の動機がいつも「ええ!?そんな事で人殺す?」って感じなんだよね。と言うことで3つです。 | ||||
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