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卒業―雪月花殺人ゲーム
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卒業―雪月花殺人ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
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面白かったですが、友人が二人も死んじゃうのはちょっとやりすぎかな。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズの一作目. 学生時代の事件である. 密室トリックに,雪月花なるゲームのトリック, さらにはスポーツや恋愛,就職にまでからんだ真相はかなり複雑であるが, きちんとヒントを提示するという本格ミステリーの条件も満たしている. 一方で,仲間との別離,ひいては学生時代というモラトリアムの終わりのほろ苦さも 表現したかったのかもしれないが,こちらはあまりうまくいっていない. スポーツの実力者がこれだけ集まって,茶会に興じるというリアリティのなさもあるし, 加賀というキャラクターがそのような感傷と無縁のように描かれているからかもしれない. また,雪月花の方の事件はトリックのためのトリックという印象がぬぐえない. | ||||
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東野圭吾さんが大好きな息子に誕生日プレゼントに買いました。 数冊セットで買いましたが、全然お高くなく、いい買い物ができました! | ||||
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加賀シリーズの出発といえるこの作品。 剣道の達人が仕掛ける決勝戦での戦いは 剣道を知らない私でも見入ってしまいました。 個人的に、こうゆう細かい駆け引きみたいなのが好きなのかも。 それはさておき、今回のトリックはニューテクノロジー(今となっては?) と札を使ったものでしたが、後者は読みとばしました。 複雑でついていけなかったからです。 大学の仲良し何人組の中で起こる殺人で、最終的には3人の 学生が死んでしまうのですが、実際こんなことが起こったらと思うと なんか恐ろしや、、 加賀のストイックさが目立つ話でした。個人的には好きです。 | ||||
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舞台はとある国立大学。卒業間近の大学生の間におこる殺人ミステリー。 犯人は何となくわかってしまいますが、トリックが専門的でよくわかりませんでした。 雪月花ゲームのくだりは図解してあってもよくわからないと言うか、わかろうとしにくい感じがします。人物もやや描写の掘り下げ方が浅いと思います。 しかし、展開はさすがによくできていて読者を飽きさせないような工夫があります。 まあまあ、の作品でしょうか。 | ||||
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本作は加賀シリーズの一作目ですが、この当時は誰も後に大人気シリーズになるとは思っていない単発キャラの想定だったはずで、後のシリーズのような冴え渡る加賀と犯人のスリリングな駆け引き的な面白はあまりありません。 どちらかというと「放課後」や「学生街の殺人」を引きずったようなモラトリアム期の不安感が濃厚に出ている青春推理となっています。 この時期の東野氏の青春推理ものは青春という言葉からの爽やかな雰囲気は皆無の暗く重たい話が多いが、本作も放課後に続き、犯人の動機がまたもやアレ・・・・だ・・。 本作のメイントリックの雪月花のカード引きのトリックは非常に詳細に書き込まれているが、正直これをちゃんと読んで頭で理解して納得している読者はいるのか・・・・・。私は流し読みしてしまいました・・・・・。 後の加賀シリーズの作品と比べるとかなり出来は落ちると思いますが、一作目なのでファンは読んでおくべきしょう。 | ||||
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人にはそれぞれの通過点がある。 その通過点を卒業にからませて上手く物語展開させているこの作品を私は好きになりました。 東野作品で見る限り?上位に食い込んでないこの作品でしたが・・私には単なる卒業だけの、その通過点にどんな波乱を展開させるのか 期待をもっていなかった点も、この作品を好きになった理由の一つと読み終えた今は分析しています。 私には、当然一般的にwこのような卒業での波乱もありませんでしょうが、率ない東野作品の序章を見ているようで とっても入っていけました。卒業 (講談社文庫) | ||||
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人にはそれぞれの通過点がある。 その通過点を卒業にからませて上手く物語展開させているこの作品を私は好きになりました。 東野作品で見る限り?上位に食い込んでないこの作品でしたが・・私には単なる卒業だけの、その通過点にどんな波乱を展開させるのか 期待をもっていなかった点も、この作品を好きになった理由の一つと読み終えた今は分析しています。 私には、当然一般的にwこのような卒業での波乱もありませんでしょうが、率ない東野作品の序章を見ているようで とっても入っていけました。卒業 (講談社文庫) | ||||
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トリックはちょっと難解だったけど、先がすごく気になる展開だった。 友達の事ってわかってるようで、本当はわかってないのかもなぁって思います。 ちょっとした事からどんどん歯車が狂って、仲間達が離れてしまうのが悲しかった。 加賀が、自分の親友や好きな人まで疑ってしまうほどの展開は切ない。 それでも友達を最後まで信じてたし、思いやる気持ちに感動しました。 | ||||
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加賀シリーズを読むのは8冊目です。 なぜかこの作品が一番最後になってしまいました。 他の方のレビューの通り、 トリックが少し複雑なのと、動機に少しだけ無理がありますが、 伏線の張り方のうまさや、読みやすい文章はさすがで、 全く退屈する事なく、読み終える事ができました。 東野圭吾が好きだけど、読もうかどうか迷っている方、 読んで損は無いですよ。 私もそんな感じでしたが、普通に楽しめます。 | ||||
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東野圭吾の作品はもはや見ない日はないくらいの豊富さと充実度がある昨今ですが、個人的にもなんだか新鮮なそして青春のほろ苦さが残るこの本が好きです。 加賀恭一郎という刑事が誕生する少し前のお話なのですが、ドラマで阿部寛が演じてからますます興味がわいて加賀が出てくるシリーズを片っ端から読みました。好き嫌いは分かれるでしょうが、阿部寛の加賀はありというかはまり役だと思います。そのイメージで読むとほんと、さらにはまりますよ。 同級生が犯人と被害者になってしまう話ではありますが、茶席でのトリックは茶道を少しでもかじった者にとっても新鮮でした。茶道になじみのない人には多少苦痛かもしれませんが、ありきたりなトリックにおさめないところはやはり人気の作家さんとなるべくしてなっただけのことはあるのでしょう。 加賀がこの事件を機に刑事を志すことになる原点の書でもあります。加賀シリーズもっとやってほしいな。 | ||||
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東野圭吾の若き日の作品。 大学を舞台にしており,同世代の人には分かり易いかもしれない。 完成度が高くないが、推理小説としては面白い。 人間描写が薄く、心理描写も主人公以外は浅い。 人間性が不安定で,読んでいて面白いと感じる人と, 読んでいて、つまらないと感じる人がいるかもしれない。 事件の複雑さは十分だが,人間の思いが中途半端かもしれない。 大学生が書いたような,当事者だからこそ見えないところがある描写になっており,現実味があると読めるかもしれない。 完成度の高い作品より,好感を持つ読者もいるだろう。 | ||||
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形状記憶合金が出てきた時には理系の身からか、おおっ!と思ってわくわくしてしまった。 加賀恭一郎がまだ大学生であるからか、推理が完璧でもないところも、これまでの彼の出てくる作品を見ている者からすると新鮮だった。 それから、タイトルである「卒業」という場面でもある、「つまり卒業とはこういうことなのだ」という場面に少ししんみりしてしまった。 加賀恭一郎のファンなら見て損はない作品だと思う。 | ||||
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テレビで「赤い指」を見て、このシリーズを読み始めました。 設定は大学生。 同級生の「死」を巡って展開されるストーリー。 主人公の加賀の推理が完璧でないところが何だか加賀という人物が実在する人間に感じてしまう部分かもしれません。 読み始めると止まらず、一気に読みました。 東野圭吾の魅力を十分に感じることができました。 | ||||
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これは懐かしい。学生時代を思いだすのもそうだが、文章から醸し出されてくる雰囲気が、昔読んだ推理小説のよう。しかしこの当時から、東野圭吾らしい読みやすさとトリック。若さゆえの難解さも感じるが、雪月花之式の図解入り解説には驚いた。大学に通う7人の仲良き友人グループ。そのなかでカップルが生まれるのも必然。そのなかの1人、誰からも好かれる存在だった女性が自殺した。それは本当に自殺だったのか?他殺ではないのか?真相を解明したい友人達が独自に動き出す。そこに、加賀恭一郎もいた。ちょっとしたことがきっかけで、それほど大事になるとは思っていなかったのに、だんだんと深みにはまっていってしまう。ギリギリのモラルの欠如。友人として、越えてはいけない一線を越えてしまう、利己心の怖さ。不幸は不幸を呼ぶ。現実的にも、学生時代の友人とは卒業後、何人とつきあい続けるだろうか。人は変わってゆくもの。そういうはかなさも手伝い、底流に悲しさが流れているのか。はじめからシリーズ化するつもりではなかったとのことだが、いつから、”加賀恭一郎”が作者のなかで1人立ちしていったのか、興味深い。加賀シリーズ第1作として、読み応えある面白さだ。 | ||||
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東野さんの作品に嵌まり、多分この「加賀恭一郎」シリーズが最後の未読作品になるかと思いますが、後説を読んで東野さんが初めて読んだ推理小説が小峰元の「アルキメデスは手を汚さない」ということを知り、「私と一緒だぁ〜」と思ってちょっと嬉しくなりました。(だからどうしたと言われそうですが・・・) | ||||
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加賀恭一郎の原点ってことで読んでみた。 加賀はまだ大学4年で、刑事ではない。 それどころか、教員になろうとしているではないか! しかし、それでは推理小説にはならない、当然だ。 親友同士の仲間内で死人が出る。小説だからある非現実的な事件。 そこにはいくつもの嘘や裏切りが潜んでいる。 大学生の探偵ゴッコにしては、的確に判断して行動している。 推理マニアなのだろうか?もちろん、現在の加賀恭一郎のレベルには達していないのだが。 推理小説を読みなれている方には、きっと物足りなかったりするんだろうが、 ドラマをきっかけに読み始めるような、ライトユーザーには十分堪能できるのでは? | ||||
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東野作品の名刑事加賀恭一郎が、まだ荒削りな推理をする大学生時代に触れられる『加賀ファン』の方にはお薦めの作品です。 ただ、「東野ミステリーでドキドキしたい!」、「読中に解いてやる!」と、意気込んで読むと、 作中に2つの大きなトリックが登場しますが、「解けるトリック」ではないと思いますし、 ひとつは茶道に仕込まれたトリックなのですが、とても複雑で解こうすればするほど疲れてしまい、 結果最後まで読んで、 「こんなの分からないよ…」となってしまう可能性が高いと思います。 ですが、学生時代特有の恋愛や友情についての心理描写や、登場人物同士の絶妙な絡ませ方は、 読者に自分の学生時代を思い返させられ、 「また共感させられたよ、また東野圭吾にやられたよ…」と、 唸ってしまう作品ですし、「同級生」「放課後」といった、東野作品の「学生物」が好きな方には、 読後感はとても良い作品だと思います。 | ||||
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祥子が殺された第一の殺人は密室のトリックで、それは、自殺か他殺か?茶道の雪月花之式実施時に波香が殺された第二の殺人は茶道の雪月花之式のトリックである。この二つは関連しているのかどうか?加賀恭一郎と沙都子が真相を探るのである。 このトリックを暴き、真実を知ることに何の意味があるのだろうか?これは、自分たちの卒業の儀式だそうだ。真実を知ることで今まで築いていた関係をぶっ壊すということなんだろうか。これが、卒業ということである。新たな世界への旅立ちである。 加賀恭一郎が剣道に打ち込んでいた大学生のときの話である。東野氏によると、この加賀恭一郎をシリーズキャラクターとして使う予定がなかったみたいである。加賀は、お父さんと同じ職業を避けて、大学卒業後教師になるのである。 茶道の雪月花之式のトリックは図を見ながらやってみないとわからないな。あと、何でこういう風になったのか?友人関係のもろさを感じる。 | ||||
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青春ストーリーの中の仲間の死の動機が何なんのかを中心に展開される内容。 吸い込まれるように読んでしまいました。 犯人が誰なのかではなく、動機が何なのかを探り動機から犯人が浮かび 上がるところが、今までのサスペンスとは違って面白かったです。 | ||||
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