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土漠の花
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土漠の花の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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宣伝に煽られて読んでみた。確かにスピーディーな活劇だったが、ストーリー展開や人物描写にリアリティーが感じられず、他のレビューにあるように読み出したら止まらないというようなことはなく、それほど深い感動も味わえなかった。(意思の力でなんとか読みきったが1週間かかったw) | ||||
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無秩序な異国の地で否応無く戦闘に巻き込まれて行く自衛官たち。 危機の連続をクリアして行く様は、ハリウッド映画に向いてるスピード感で読み手を飽きさせない。 しかし違和感を覚えた点が… 移動手段が余りに安易に入手出来る点。 永らく動かさなかったであろうクルマやバイクがその場の整備だけでどうにかなるものでしょうか?(自動車整備を生業にしてるので特に目についてしまいました) そこを含めて激しい戦闘の中、余りに「危機一髪」「偶然」が重なり過ぎて、食傷気味になってしまいました。特に、どんなにバイクのライディングスキルが高くても、敵の掃射を掻い潜って…はどうなんでしょうか。 そして敵は利権のためなら女子供も平気で殺す残虐な絶対悪であり、そこに大義が無い。 沢山の敵兵が現れるが非常に画一的であり、皆戦闘を好み、「殺されて当然の存在」である(様に見える)点。 エンディング付近の、大国間の政治的な取引でのまとめ方も現実味は有るのかも知れませんが、現在の日本の大きな問題である「集団的自衛権」に食い込んで欲しかったと思いました。 私は読書歴が浅く、読み手として未熟ですが、スピーディ展開や息つかないスリルの中でも感じた小さな違和感を引きづって重ねて行ってしまうタイプなんでしょうね。 | ||||
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いきなり始まる戦闘場面など、非常に臨場感がありどんどん引き込まれます。個々の戦闘場面の描写が上手いです。 ただ、話の流れが不自然な感じがして気持ちが冷めてしまうところがあります。自衛隊員が逃げるときに、袋小路になってしまうかもしれない洞窟のようなところに入っていくでしょうか。また、それを敵が簡単に察知するでしょうか。それから、AK47を持った四人の敵を、武器を持たない四人の自衛官が同時に急襲して制圧できるでしょうか。しかも一発も相手に打たせずに。 小説なので嘘の話でもちろんいいのですが、読者をうまくだましてほしいと思います。 | ||||
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ソマリアの国境付近で活動していた自衛隊のとある小さな部隊に、現地人の数名が助けに求めに来て、追手の現地の過激派との闘争に巻き込まれて、救いを求めに来た女性を守っていく形で話が進んでいきます。 自衛隊が葛藤しつつも助けを求めに来た女性を守るのは何となく分かるのですが、この守らなければならない女性が特に何かがある訳じゃないように思えるのです。 重要な地位の人でもなければ、重大な秘密を知っている人でもない。 ただ、自分たちの地域が狙われて、逃げて、たまたまそこにいた自衛隊に助けを求めた普通の現地の女の人。 そんな人を執拗までに追う過激派の理由が分かりません。 ただの村人なら、さらに他の村や組織を攻撃して勢力を広げた方が良いと思ってしまうのです。 なぜそんなに女を追うのか?そういった描写がないので、感情移入がイマイチできなかったです。 自衛隊員の方のそれぞれの感情は色々書かれているので、そっちは不満はないんですけれども....。 守るべき女の人が、何も抱えていない様な気がしたので、深く入り込めませんでした。 | ||||
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確かにハリウッド映画を見終えた感じのする一冊。読者をグイグイと引き込んでいくストーリーと面白さはある。自衛隊をあまり知らない読者には相当受けるはずである。 ただし、自衛隊の部隊行動や部隊編成、自衛官の行う基礎的戦闘行動、格闘技(銃剣道技術や徒手格闘技術等)については、内容的に違和感を覚える。どうしてもその場面に遭遇すると???となってしまい面白さが半減してしまう。ましてや、自衛隊のいじめ問題や、終わりの巻では、実際に戦闘が生起して相当な死傷者を出し、敵対した国が存在するなかで、とても国際的に隠ぺいできる内容ではないにも係わらず「救難時の事故死」で片づけた内容は受け入れがたい。生存した3名の自衛官が今後まともに勤務できるものではないと断言し、★3個で~す。 | ||||
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展開は面白いと思いますが、ハリウッド的な楽しいエンタメと割切りですね。 | ||||
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購入後にkindleの「4000ページ」の表示にぎょっとしたが、 風景描写や登場人物の回想シーンが多いので、 途中で「1ページを3秒」で飛ばし読みし、1時間で完読。 里見八犬伝的 = 女性(ヒロイン)を数名の勇士が守りながらも、じわりじわりとメンバーが倒れていく。 ランボー的=米国CIAが「ちょっと関与」し、若干の政治色をちりばめる。 エイリアン的=やっつけても「まだまだ終わらないぞ!」的に敵が続出。 「自衛隊のあるべき姿を考える」という深いテーマよりも、 上記のような「戦闘+友情もの」を考えたほうが良い。 おじさんの読み物としては「戦闘シーンを減らして、政治色を増やすべきか」とも思うが、 ここは趣味の世界。 | ||||
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ストーリー自体は、他の方がおっしゃるとおり、さくさくと楽しんで読めます。戦闘場面の描写もハラハラドキドキですが、いい意味でも悪い意味でも現実的でなく、ハリウッド映画的な展開です。まさしくダイ・ハードの戦闘シーンのようです。 少なくとも、集団的自衛権とか自衛隊の交戦規定(ROE)なんかについて考えさせられる内容ではありません。そういったところを期待してこの本を手に取るとその点では間違いなくガッカリします。自分はガッカリした方なので、ストーリーの面白さ4つ-1というところです。文庫本になってからでも十分だったかな。 | ||||
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自衛隊精鋭部隊の隊員が出てくる「BUGS―捕食者たちの夏―」「生存者ゼロ」にも似てるかな? ぶ厚い装丁ですが、そんなに長い作品でないのと「起転結」ストレートなストーリーで、割合早く読み終えることが出来ました。カンの良い方なら、誰が生き残って誰が死ぬとか、救援が来ない理由、巻末に書いてありますがどんな本を参考にしたのかすぐ気付くのではないでしょうか。 「兵士に告ぐ」とか「裸の自衛隊」を主要参考文献にしなかったのが意外でしたが(読んでいないのか、読んでても参考にしなかったのか) フィクションに因縁ををつけるのがレビューの目的ではないのですが、自衛隊員を描く作品なら、執筆にあたり実際に隊員からお話をうかがったりしたのでしょうかねとちょっと疑問? 作中で語られる隊員の背景も、実際に隊員なり誰かから聞いた話を基にしたというより、参考文献からそのまんま引き写ししたと感丸出しなのも惜しいです。 そのせいで作中の登場人物に感情移入することが自分には出来ませんでした。そのせいで第三者的な視点から一気に話を読み進めることが出来ましたが。 もう少し突っ込んでおくと、通勤途中に交通事故にあったら労災認定、車両保険、生命保険から保険金が降りるし、母子家庭や高校行くのに奨学金が必要な家庭なのに生活保護を受けていない?のも疑問に思いました。 空挺隊員ならレンジャー課程(集合教育)を出ている隊員も多くもっとタフだし、徒手格闘も銃剣格闘も得意なのではないでしょうか? 人としての内面的な弱さとその克服を描くことを否定はしませんが、それなら第1空挺団ではなく一般の部隊という設定にしたほうがよかったのでは? 任期制隊員、曹候補生、自衛隊生徒、部内選抜幹部といった隊員の期別についてはあまり触れられていませんが、即席の編成だとしても隊員の構成が若すぎ。一士が多いということは入隊1〜2年目の隊員ばかり?実際の部隊なら士長や三曹、二曹がもっといるんじゃないかと思うんですが。 年齢の割りに昇進の早い曹長というのは実際にあるようですが、そんなに優秀な空挺隊員なら特殊作戦群から声かかりません? 集団的自衛権の解釈変更を巡る閣議決定が下された直後に発表された作品ということもあってつけた、 「日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。男たちの絆と献身を描く超弩級エンターテインメント!」 という宣伝コピーは主版社の煽り過ぎじゃないかと思います。 しかし、話のテンポもよく読後感は悪くないので、作者のファンとか、手軽にアクションエンターテイメントを読みたいという方にはオススメできる作品だと考えています。 | ||||
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