■スポンサードリンク
グリフォンズ・ガーデン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
グリフォンズ・ガーデンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こういった物語はとても好きなので手に取ったが、読み終わるまでには時間がかかった。夢の中のような、現実のような不思議な物語。そしてある意味救いが無いようにも感じてしまう物語。印象に残る話だった。 果たして自分がいるこの世界は現実なのか、プログラムの中なのか。いずれにしても中にいる自分にとってこの世界がリアルならばそれでいいのかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「プラネタリウムの外側」も読んでいたのですが、科学が持つひんやりとした希望感・不気味感が味わえてマスター時代の懐かしい気持ちを思い出しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単行本を2016年に読んでいるので、正確には再読である。文庫版を読んで感じたのは、こんなに恋愛要素ってあったかなあだった。単純な文庫化ではなく、かなり手を入れたのではなかろうか。作品としてかなり良く仕上がっている。 作品ではリアルな男女とバーチャルの男女の物語が交互に進む。人の意識の存在について、それぞれ考えながら、いつしか二つの物語が交わり、メビウスの輪となる。ジャンルとしてはSFなのだろうが、テクノロジーに寄ったものではなく、人の心情が主役になっていて、心地よく読める恋愛小説となっている。面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人工知能がテーマだと思ったら、二つの世界が共存するお話で、大人のおとぎ話のようですよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なかなか素敵なSFです。 人工知能が社会を創り出せるとすると、どんな世界になるでしょう? 仮想と現実がクロスするとき何が起こるか? 続編が楽しみな一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Good | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1992年単行本が出た当時に読み、それ以来の愛読書で数年毎に読み返している作品です。まさか絶望していた文庫化が成される日が来るとは思っていませんでした。 一風変わった過程で世に出た作品でしたが、また新たに人々の手に取られる機会ができたことが嬉しくてなりません。レビューと云うより文庫化の私感になりましたが、本当に夢のようです。IDA-10の中の出来事で無ければ良いですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
SFマガジンの2015年12月号の短篇「有機素子板の中」を読んで面白かったので、早瀬耕さんの本書を読みたくなった。読んで驚いたのが、これが卒論だということ。コンピュータに関する論文?ということだそう。退屈な文章の比喩にも使われる“論文”であるが、本書は人を楽しませる論文である。いや、小説である。内容はコンピュータの少し難しい概念が出てくる。私はコンピュータには詳しいので用語を理解できる分だけさらに楽しめた。コンピュータに詳しくない人は内容の理解に苦しむかもしれない。それでも、恐れることはない。リアルな世界とバーチャルな世界が並行して物語が進んでいることさえ分かれば楽しめるだろう。 リアルとバーチャルで意識などがどのように生まれるのかなどを考えさせられる。そもそも自分の意識は自分のものなのだろうかと。本書を楽しんでいる自分は本書を与えられたのだろうか、自分の意思で読んでいるのだろうか、だんだん頭の中がどろどろになっていく感じがたまらない。人工知能のブームが来ている今(2016年)だからこそ、読んでおきたい作品である。なお、作品中に登場する音楽が懐かしい。個人的に好きなのはネーナとバングルスだ。執筆時に流行った楽曲が、リアリティーを添えている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
科学的な会話や描写の内容は理解できなくてもその雰囲気は楽しめます ただ月の満ち欠けと月食を勘違いした部分は残念…(P.79〜81) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とある大学で筆者が実際に卒業論文の為に書いた「小説」の体裁をもった論文です。 ですので内容はその分野(認知工学・哲学・数学・経営学・言語学、そしてコンピュータ工学と生物学)に苦手意識がある人にはちょっと読み難いかもしれませんが、経営学以外全部が好物の私には至福の一冊でした。 これを書くだけの知識を受けられるような授業なら大学というところも捨てたものじゃないし、行ってみるべきだったかなあと思います。 勿論、ちょっと不条理なSFとしても魅力的だし、波瀾万丈な修羅場のないただ穏やかな恋愛物語を読みたいという人にも門戸を開いていると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
発売当時、タイトルに惹かれて買って読んだのですが、当たりでした。 読んだ雰囲気がとても良かった気がします。 描かれているのがコンピュータサイエンスだったり、主人公と恋人だったりの大人の恋愛っぽくてとっても憧れたり。 それでもファンタジック。 あと、23進数ってのがすっごく印象に残っていて、今でも時々ほんとに23進数なの?って考えたりしてます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!