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グリフォンズ・ガーデン



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【この小説が収録されている参考書籍】
グリフォンズ・ガーデン

グリフォンズ・ガーデンの評価: 4.21/5点 レビュー 14件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(4pt)

夢のような現実のような。そしてある意味救いが無いような物語。

こういった物語はとても好きなので手に取ったが、読み終わるまでには時間がかかった。夢の中のような、現実のような不思議な物語。そしてある意味救いが無いようにも感じてしまう物語。印象に残る話だった。

果たして自分がいるこの世界は現実なのか、プログラムの中なのか。いずれにしても中にいる自分にとってこの世界がリアルならばそれでいいのかもしれない。
グリフォンズ・ガーデンAmazon書評・レビュー:グリフォンズ・ガーデンより
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No.13:
(4pt)

文章は軽やかでいて言葉へのこだわりが感じられて好きですね

「プラネタリウムの外側」も読んでいたのですが、科学が持つひんやりとした希望感・不気味感が味わえてマスター時代の懐かしい気持ちを思い出しました。
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No.12:
(5pt)

意識について考えながら心地よくなれる恋愛SF小説

単行本を2016年に読んでいるので、正確には再読である。文庫版を読んで感じたのは、こんなに恋愛要素ってあったかなあだった。単純な文庫化ではなく、かなり手を入れたのではなかろうか。作品としてかなり良く仕上がっている。

作品ではリアルな男女とバーチャルの男女の物語が交互に進む。人の意識の存在について、それぞれ考えながら、いつしか二つの物語が交わり、メビウスの輪となる。ジャンルとしてはSFなのだろうが、テクノロジーに寄ったものではなく、人の心情が主役になっていて、心地よく読める恋愛小説となっている。面白かった。
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No.11:
(2pt)

訳が分からんけど読んでしまう

何だか訳が分からんうちに読み終わってしまった。一応、登場人物たちが交わす会話がおもしろかったのか。現実と夢は区別がつかないということかな。胡蝶の夢?二組の恋人たちには全くすれ違いはないんだね。男のほうが視点人物でいながら、漂う感情は彼女の方だ。こんなところでも効果をねらっていたのかな。
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No.10:
(3pt)

バイオ素子コンピュータ。

執筆時期だと第五世代コンピュータ、ファジー制御、エキスパートシステムなどで2回目のAIブームかな。
今のAIも専門的な事が出来るだけだからエキスパートシステムだと思うけれどもね。
プライマリとデュアルのどちらが現実か。
それとも両方ともIDA-10で走っているDWSの中の世界のプライマリとデュアルなのか。
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No.9:
(5pt)

大人のおとぎの国のお話

人工知能がテーマだと思ったら、二つの世界が共存するお話で、大人のおとぎ話のようですよ。
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No.8:
(4pt)

青春SF。。。

なかなか素敵なSFです。

人工知能が社会を創り出せるとすると、どんな世界になるでしょう?

仮想と現実がクロスするとき何が起こるか?

続編が楽しみな一冊です。
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No.7:
(5pt)

Good

Good
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No.6:
(3pt)

ゾッとなるような思考のループに…

現実とコンピュータの中,二つの世界と恋人たちを短いパートを繰り返して進みますが,
その雰囲気をはじめ,語られる技術や学術的な話題についていけず,お手上げ状態でした.

なんとか,それぞれが愛を語り,自身や言葉を認識する物語などと解釈してみましたが,
風呂掃除やデートの間でも,誰それの言葉が,理論がというやり取りが交わされる様子は,
冗談やケンカの勘どころもまるでわからず,残念ながら自分の頭には入ってきませんでした.

一方,互いの世界の境界線になるのか,徐々にその区切りが曖昧になっていくようで,
このあたりは後日談的な扱いにもなる,『 プラネタリウムの外側 』にも似た感覚を覚え,
その最後,ぐるりとひっくり返るような結末は,果たして今の自分や他人,世界とはなど,
終わりのない思考のループに落とし込まれ,ふとゾッとするものを覚えたのが印象的でした.
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No.5:
(5pt)

「わたしにとって、無限はあなたよ」

1992年単行本が出た当時に読み、それ以来の愛読書で数年毎に読み返している作品です。まさか絶望していた文庫化が成される日が来るとは思っていませんでした。
一風変わった過程で世に出た作品でしたが、また新たに人々の手に取られる機会ができたことが嬉しくてなりません。レビューと云うより文庫化の私感になりましたが、本当に夢のようです。IDA-10の中の出来事で無ければ良いですが。
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No.4:
(5pt)

人工知能ブームの今だからこそ読んでおきたい

SFマガジンの2015年12月号の短篇「有機素子板の中」を読んで面白かったので、早瀬耕さんの本書を読みたくなった。読んで驚いたのが、これが卒論だということ。コンピュータに関する論文?ということだそう。退屈な文章の比喩にも使われる“論文”であるが、本書は人を楽しませる論文である。いや、小説である。内容はコンピュータの少し難しい概念が出てくる。私はコンピュータには詳しいので用語を理解できる分だけさらに楽しめた。コンピュータに詳しくない人は内容の理解に苦しむかもしれない。それでも、恐れることはない。リアルな世界とバーチャルな世界が並行して物語が進んでいることさえ分かれば楽しめるだろう。

リアルとバーチャルで意識などがどのように生まれるのかなどを考えさせられる。そもそも自分の意識は自分のものなのだろうかと。本書を楽しんでいる自分は本書を与えられたのだろうか、自分の意思で読んでいるのだろうか、だんだん頭の中がどろどろになっていく感じがたまらない。人工知能のブームが来ている今(2016年)だからこそ、読んでおきたい作品である。なお、作品中に登場する音楽が懐かしい。個人的に好きなのはネーナとバングルスだ。執筆時に流行った楽曲が、リアリティーを添えている。
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No.3:
(4pt)

残念…

科学的な会話や描写の内容は理解できなくてもその雰囲気は楽しめます ただ月の満ち欠けと月食を勘違いした部分は残念…(P.79〜81)
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No.2:
(5pt)

こんな授業を私も受けたい

とある大学で筆者が実際に卒業論文の為に書いた「小説」の体裁をもった論文です。
ですので内容はその分野(認知工学・哲学・数学・経営学・言語学、そしてコンピュータ工学と生物学)に苦手意識がある人にはちょっと読み難いかもしれませんが、経営学以外全部が好物の私には至福の一冊でした。
これを書くだけの知識を受けられるような授業なら大学というところも捨てたものじゃないし、行ってみるべきだったかなあと思います。
勿論、ちょっと不条理なSFとしても魅力的だし、波瀾万丈な修羅場のないただ穏やかな恋愛物語を読みたいという人にも門戸を開いていると思います。
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No.1:
(5pt)

タイトル買いで当たりました

発売当時、タイトルに惹かれて買って読んだのですが、当たりでした。

読んだ雰囲気がとても良かった気がします。

描かれているのがコンピュータサイエンスだったり、主人公と恋人だったりの大人の恋愛っぽくてとっても憧れたり。

それでもファンタジック。

あと、23進数ってのがすっごく印象に残っていて、今でも時々ほんとに23進数なの?って考えたりしてます。
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