■スポンサードリンク
神様の裏の顔
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
神様の裏の顔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全97件 81~97 5/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人格者として多くの人から慕われていた故人のお通夜を舞台に、生前の個人と関わりの有った人々が過去を偲ぶうち、故人への意外な疑いが次々に湧いて出て…といった流れで進むミステリー小説です。 複数人の視点で進む構成と、「十二人の怒れる男」を思わせる中盤でのディスカッション、終盤でのどんでん返しまで安定して読めたストーリー構成でした。 平易な文章(各登場人物の語り口)も、好感が持てました。反面、ハードで難解な謎解きを求めておられるミステリーファンの方には、やや歯ごたえの軽さを感じてしまう方もおられるかも知れません。 私は楽しく読ませて頂きました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話の展開が途中から一気に変わるところが面白い 人の噂はこんな感じで広まっていくんだろうとも感じましたね 面白くて一気に読んでしまいました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
品行方正、教師の鑑、声援潔白と周りから評価される坪井誠造の葬儀会場での話。坪井を尊敬して止まない、元同僚体育教師や教え子の男女、坪井のアパートに住む店子の男、隣のオバさん等が中心に話は進みます。 各人が過去に起こった不幸な出来事、やがてそれは坪井の仕業ではと考え始めるが、結局は他人の仕業と納得する。 ここから娘姉妹の暴露で結末を迎えます。 元芸人さんとの事ですが、中々面白かったです。次回作、難しいでしょうけど期待してます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
届いて、すぐに読み始めなした、非常に面白い内容でした、今までに無いような展開でとても面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
導入部には期待が持てたのですが、状況は、一転、二転、三転します。二転目で、おやおや、ちょっと強引・・・と感じ、ラストの三転目でどっちらけ。これってそこらへんの漫画によくある展開じゃないか~! 手垢にまみれたラストというか、デジャブ過ぎというか、ひねりがなさすぎというか、まあ、少女ミステリ漫画を字にしましたという作品と思って読まれればいいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
歯ざわりよくサクサク読めます。赤川次郎的な?万人に受け入れ易い文体とソフトタッチ。安心して職場などでも回し読みできる。だけど物足りないな、と思う部分も。次回作に期待! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良くできてる、という印象。けど、個人的には309P以降は要らなかった。 そこまでテンポよく来てたのに、余りに2番煎じに落ち着いた感。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
10代女です。以前ラジオでこの作品が紹介されていて、そこでも藤崎さんが饒舌で軽快なトークをされていて元お笑い芸人の方だし面白いに決まっていると思い購入に至りました。 実際読んでみてもやはり面白かった〜! リズムがよくて飽きる事なく3時間程で読めましたし、随所に鏤められた作者のユーモアに思わず吹き出しそうになりました。 ボスゴリラや、阿部寛を10発殴った様な顔とかいう人物描出が特にツボにはまりました。 いやー流石だなー(笑) それに内容自体も実に面白かった。どんでん返しの連続というかすんなりいかない感じに引き込まれました。ただもう一回読みたいかといったらそうではないので評価は星4つにしておきます。今後の活躍が楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私の学校の先輩ということで、前に講演会を聞いてから、この本を読みました。 正直、前半は本の書き方が分かりやすぎるな、コイツが犯人だろうなどと思いましたが、衝撃の展開に驚きました。 私はこのような本が好きですね。 藤崎さんはも元々お笑いの方ということで、暗く重いミステリーではなく新しいミステリーのような感じです。 本が好き、ミステリーが大好きという方には少し物足りなさが起こるかもしれません。 “本読むの苦手なんだよね…”や“本は昔から読まない”という人にお勧めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作です。 しかしながら横溝正史氏の作品と比べると、かなり軽いです。 そうであっても本作品が対象に選ばれたのはどんでん返しの連続性のせいでしょうか? 良くできています。 神様のように清廉潔白であった教師がなくなり、その通夜に参列者が集まり、昔話を語るうちに、教師がもしかしてとんでもない犯罪者である疑惑が持ち上がり… 二転三転しますので、その変わり身の速さにあきれますが、まぁ良いのではないでしょうか? 深く事件を掘り下げていく重厚さは全くありません。お気楽に楽しめます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評価の高い方の言っていることも、低い方の言っていることも、 どちらもあてはまるようなお話でした。 全編複数視点の一人称は、最近では湊かなえさんの作品が有名ですが、 本作はタッチが軽いのでサクサク読めます。 (ちょっと前半が長い気もしましたが) 350ページあるうちの最後の30ページでの急展開。 たしかに冷静に考えるといろんなムリがありそうですが、 映画かドラマ、あるいは舞台でしたら、 テンポと魅せ方でうまく表現できると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新人賞の応募作品なので、選者の評にあるような新鮮な仕掛けが必要なのでしよう。 しかし、最後のあたりはない方がいいように思いました。神様のような行動、裏の顔、その謎を解いていく、という所までで十分面白かったです。そのあとに少しくらいの驚きがあってもいいでしょうが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初から最後までぐだぐだです。 まず笑いを取ろうとしている個所がいくつかあるけど、全然笑えない。 もっと構成をよく練って作らないと読者に魅力を感じさせることなんてできないでしょう。 読んでいて恥ずかしくなるぐらいしょうもない作品です。 オチにも素人臭さが出ていて、正直中学生の発想かと思いました。 元芸人さんが書いた小説らしいけど、笑いのセンスひとつ感じなかった。 売れなかった元芸人さんの書くものだから仕方がないのかな、とも思いますが…。 それにしてもこれはつまらない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
誰からも慕われ尊敬される、「神様」とまで謳われる男が死んだ。葬式に集まったのは、かつての同僚や生徒など、彼を尊敬していた関係者たち。ストーリーはザッピング形式で進展し、皆が故人との想い出を振り返るが、そこで各自、ふとおかしなことに気付く。自分達の尊敬していたあの人は、神様とまで思っていた人格者は、本当に神様だったのだろうか…?回想を深めるたび、その疑念は強さを増していく… 通夜ぶるまいに集まった面々が情報を繋ぎ合わせた時、その疑念が確信へと変わる。そう、「神様」は、とんでもない殺人鬼だったのだ。事態は急展開していく。 …ところが「神様」と縁の薄い、探偵役の主人公だけが、そこでおかしなことに気付く。 「俺たちが人格者だと信じていた彼は、ただの犯罪者のクズだった」 ということ自体が、やはり思い込みなのでは…?「神様」はやはり「神様」なんじゃ…? 喪主である彼の娘に惚れている主人公は、推理を展開し、「神様の裏の顔」を晴らす…というお話。 この二転三転が実に面白い。 伏線の張り方がなかなかに巧みで、些細な疑問を感じながら読んでいた私は、謎が氷解する場面ではなるほどと思った。だが、いくらなんでもこのオチは現実離れしすぎているし、強引だろう 【以下、ストーリーの核心に触れているので、未読者は注意】 喪主である女性とその妹が、”実は同一人物”というのは、「実は双子だった」と同じくらい、ミステリじゃあ、「禁じ手」じゃないだろうか。しかも真犯人がその妹の人格で、黒幕だなんて…正直冷めてしまった。 妹が周りから話しかけられるシーンもなければ、姉妹が同時に会話するシーンもないし、鏡を見ながら云々というところで、もしや…と思い、番号を渡される場面で、「この人物にしては不謹慎じゃないか…?これは…」と確信したが、やはり当たりである。いってみれば、小説でしか実現できないトリックだ。 途中までは満点を付ける気でいたが、★4とする。正直完成度という意味でなら、もっと評価は下かもしれない。上手くやれば化ける作品だけに、惜しい。 ただ、探偵役の主人公(お笑い芸人という職業といい、特徴が完全に作者と一致している、作者の自己投影キャラ)が敗北するわけで、真犯人はのさばったまま次の殺人を企ててるわけで、結局、主人格である姉が、「裏の顔」である妹に人格を乗っ取られるわけで… そんなブラックユーモア溢れる展開を、新人作家がやったのは、実に挑戦的で、凄いかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
非常に驚いた。あまりのつまらなさに。 まずこういうストーリーって今までにもあったような感じです。 独創性がない。 そのうえ登場人物のセリフには白けました。 ユーモアのセンスがないため本当に寒いんです。 殺人事件を扱うものなのに緊張感がまったくない。 二転三転するところには無理がありすぎて、これにもまた白けました。 はっきり言ってこれはネット小説レベル。 お金を出してまで読むものではないと感じました。 それに文章もつたないので、読んでいてイライラします。 オチも見え見えで、ミステリーとしても完全に駄作でしょう。 そして最後に、この作品からは何ひとついいものを感じなかった。 本当に感じの悪い小説を読んだとしか思えませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
楽しみました。会話や文章のリズムもよく、最後まで一気に読めてしまいました。場所移動もほぼなく、多人数の視点で回想を多く挟む構成ですが、飽きさせないし混乱もなし。 デビュー作とのことなので次作が楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても、面白かったですよ。 私も一気に読みましたが、最後まで難解な文章表現もなく コントのような掛け合いもあって、楽しんで読めました。 ネタバレになるので言いませんが、最後のどんでん返し は私には意外でした。 ただ、トリックとかはやはり稚拙だと思います。様々な 犯罪が都合よく語られていますが、日本の警察は優秀な ので見つからないことはない。犯罪はどこかでバレる筈。 個人的な感想ですが、読んでいて小説というより2時間 のサスペンスドラマを見ているような感じがしました。 この人、元お笑い芸人らしいけど小説家よりもむしろ、 脚本家とかに向くんじゃないかな(笑) 才能は潤沢なので、きっといいドラマ書けそうな気が します。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!