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神様の裏の顔
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神様の裏の顔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全97件 41~60 3/5ページ
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いわゆる叙述ミステリです。 一回めは元芸人さんらしい筆者のスベった笑いの文体にちょっと戸惑いながらも、 うまい展開と二転三転に驚きつつ読了。 で、意地悪な読者は叙述ミステリの二回めが楽しみなんですよ。 一回めで知ったトリックが破綻している表現がないかチェックするという。 そして、途中でこの作品の致命的な欠陥に気づいてしまいました。 このトリック(叙述、表現といい飼えてもいい)、絶対に成立できないだろ。 鋭いひとなら一回めの時点でも気づくと思うのですが、 どなたもレヴュウで言及していないのが不思議・・・。 気づかなければ星5つけてたと思うし、一回めは楽しめたので3で。 | ||||
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生徒からも誰からも慕われて、尊敬されていた学校 教師が亡くなり、通夜が営まれた。 通夜に参列する登場人物たちが、それぞれ1人称で独白していく形のストーリーです。 誰からもも尊敬されていた故人は、善人だっのか?それとも悪人だっのか?! 作者は元お笑い芸人だそうですが、ユーモアのセンスがバツグンです! お通夜というシチュエーションなのに、それを笑いに変えてしまう絶妙なギャグ満載の文章に、読みながら声を出して笑ってしまう、珍しいタイプのミステリーです。 ちゃんとミステリーとしての枠組みと構成はしっかりとしていて、ミステリー好きの読者も満足できます。 | ||||
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おもしろかった。気になってどんどんすすんで読み終えた。確かに、重厚な作品ではないけれど気負わなくても読める。多分、読書が苦手な方でも読める。 時々、ふきだしてしまうくだりもあって・・・根岸先生の「もはやゴリラなのである。しゃべっているだけでも奇跡」とか。元お笑い芸人の方だったんですね。なるほどと思いました。 なんか良い人って嘘臭いとか思ったり、自分も一時期良き人でありたいと思っていて、でも結局ムリがきて・・とかあったので、「良い人」が題材になっていたことにも興味があったし。 最後のどんでん返しも分かるような。 夫婦でどちらかが優しくてイイ人のキャラをとっちゃうと、片方は辛い。父親がとっちゃうと母親は鬼役をあてがわれる。 うちがそうだからめっちゃ分かる。いい人過ぎるのも周りは辛い。最後の展開はめっちゃ分かる。 | ||||
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ちょっと強引なストーリーで最後そうしなくても…とは思いましたが、読みやすかったです | ||||
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物語の前半はドラマを見ているようで面白かったですが、告白の部分からは軽快感が失われ、軽さだけが残ってしまいました。 読んだ後に何も考えさせられない小説はとても久しぶりで、ちょっとガッカリ。 | ||||
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デビュー作としては文章も問題無しで読めるんですがストーリーの構成上一つのことを複数の視点から見るということを延々と繰り返されるので段々と読むのが億劫になってきます 最後のオチの頃にははいはいそうですかーくらいのレベルで読み流すようになっていました 次作以降の作品に期待したい所ですが今作を読んだ限りではあまり参考文献を利用するタイプではないのかなーと思える印象だったので深く掘り下げる形の作品ができるかどうかで資質が問われるのではないかと思います | ||||
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面白かったです。題名を見て神様が裏側でどんなことをしてたのか…。仕事人?と思いながらよみましたが、神様も一人の男性だったんだなぁと言う感じです。 | ||||
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一人ずつ名前を挙げて一人称で故人の犯罪?を列挙したあと、メモで検証面倒くセーと思ったらあららそう来るか最終章でひっくり返してしもた。聖人君子も人間だったと言うことが分かったし、論理的なプロットはヤンキー頭いい!芸人も頭が良くなきゃねと感じました。映画化は不可能と思われ二位の人面瘡に期待 | ||||
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二転三転して、そして登場人物はどこにでもいそうな人たちばかり。 起こる事件もありがちなものばかりで、親近感を持って読めました。 この神様が「悪い人だったらイヤだな」と不安で読み進めましたが、良い人だったのでほっとしました。 一日であっという間に読めました。 近くの本屋さんにも平積みされてました。 | ||||
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随所に元芸人さんたる著者のネタが散りばめられていて笑かしてくれます。どんでん返しは、「使い古された手法」と言えるかもしれませんが、非常にうまく使われているかと。ま、叙述トリックも入ってますが。著者の藤崎さん、今後も全力応援したくなりました。現役芸人、又吉の小難しい文学よりかは、こちらを読んで十二分に楽しむほうがよろしいかと思いますがね(笑) | ||||
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多視点描写という方法は良いが、この長さでは登場人物が多すぎる。 最後もそれほど驚けず、新味にも乏しかった。 | ||||
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飽きずに最後まで読みきることができた。 最後の結末から考えると、劇場型に書かれた作品だからこそ有り得たラストだったと思う。 だからこそ、あの形式で書かれた作品に仕上げた著者の才能を感じる。 古典的な推理小説の形式に忠実に則って書かれた作品だ。 芸人の裏の世界も垣間見れて面白かった。 | ||||
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面白かったです!特に最後辺りまさに裏の顔で読んでみる価値はあります | ||||
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教師時代、校長時代、引退後のアパート経営時代。 いつの時代も常に、生徒や同僚部下やアパート客から『神様のように素晴らしい人』と慕われてきた坪井さんが亡くなった通夜。 坪井の娘姉妹・教え子・部下・アパート客3人と、7人が順番に胸の内を語っていく。 そのうちに各々が人生に於いてとてつもなく邪魔だったり危険だったり厄介な人が、 ふと坪井さんに愚痴った後で事故死してる事に気付き、 『神様が実は、皆の障害となる人たちを殺していたのでは?』と疑い始めるのだがーー。 以上、そんな作品です(^-^*)/ あらすじだけでワクワクしながら読みました! あらすじ以降は驚きの展開が2回あり、真相には心底驚きましたし個人的にはジワジワ楽しめる素晴らしいラストでした(^o^*)☆彡 横溝正史ミステリ大賞作品受賞作にピッタリな名作で、驚きの真相に楽しみたい時にオススメですO(≧∇≦)o | ||||
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例えていうなら、舞台で喜劇を見ている感じ。 肩もこらず、単純におもしろかった。 実際、生で見てみたいと思いました。 | ||||
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面白かったです。少々下品な部分も多いですが、全体的には三谷幸喜さんの作品のような雰囲気。人間臭くもあり、馬鹿馬鹿しくもある、コミカルなやりとりが繰り広げられる中、徐々に真相に近づいていく。とはいえ、最後のオチがあれだと、映像化は難しいですね。まさかのオチでした! | ||||
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軽妙なストーリー・テリングの才をあたら無にしてしまった残念な作品。坪内という周囲の誰もが「神様」の様な人格者だと崇拝する元教師を扱ったもので、ユーモア・タッチでスラスラ読ませるものの、ミステリ的には破綻している。坪内の葬儀のシーンから始まるのは、黒澤映画「生きる」を参考にしたものか。そこで、坪内の娘、教え子、元同僚、店子達の独立した"多視点"の<一人称>形式の回想譚が続く。この回想譚を繋ぎ合わせると、読者にとっては、坪内が他人を不幸に陥れる「悪魔」の様に映るという趣向。 しかし、元々、題名に「裏の顔」とあるので予測通りの進行である。そして、この繋がりが安直過ぎる上に、それが回想者(各々が秘密を抱えている)の主観だけによるものなので求心力に乏しいのである。作者(元お笑い芸人の由)もこの辺を意識してか、「状況証拠」、という言葉を使っているが、まさしく主観的「状況証拠」の積重ねだけで、(お笑い芸人志望の寺島という店子を除く)全員がそれまで「神様」と崇拝していた坪内の有罪を確信してしまう姿は奇異という他はない。更に、この寺島の一言で、各回想者が坪内が無罪である「物的証拠」を次々と披露するとあっては、前半の回想譚が何だったのかと誰しもが思う構想の破綻である。しかしながら、ここで止めて置けば、まだしも「元お笑い芸人」らしい勘違いギャグのユーモア・ミステリとなっていた所を、その後が酷い。作者としては、このラストが捻った自慢の箇所だと察するが、読者としては、単なる無理矢理のコジツケで、作品を台無しにしている。この手法は使い古されていて、既視感と嫌悪感しか覚えなかった。 せっかくの軽妙なストーリー・テリングの才があるのだから、もっと練った構想の作品の創作も可能な筈で、今後の作品に期待したい。 | ||||
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くどい、くどすぎる。話が進まず、わからなくなる。 途中からはもう読み飛ばし。ラストのどんでん返しもどうでもよくなる。 これを面白いと思える人は、どういう読書体験をして来ているのだろう。 わかっていることが、何度も何度も想起する人物を替えて出てくる。 比べてみると、同じように平易な表現ではあるが読ませる赤川次郎って、 すごいなぁとわかる。 | ||||
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善人のかたまりのような元老教師のお通夜。多くの参列者が故人を 偲んで大泣きをしている。故人の関わった人々の独白で物語は 進んでゆく。 オセロの石が全部白から、全部黒へ。そして再び 全部白に戻るが、最後にゲーム盤そのものがひっくり返される。 そして石を拾うととんでもない色の石が。。 そんな感じのサイコミステリーです。面白かったですよ。 | ||||
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読み易くすぐに読了できるので有難いが、そもそも文章や話に繰り返しが多く内容が中だるみする。そのため正直飽きてくる。しかも、かなり強引で安易な話の繋がり、展開が多々あるので所々でしらけてしまう。いよいよクライマックスという箇所もそれほどの驚きはなく、「定番といえば定番のオチ」のような気がして前評判がよかっただけに期待していたが、あまり面白いと感じなかった。ただ著者の本は初めてだったので他の書籍も読んでみようとは思う。 | ||||
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