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とっぴんぱらりの風太郎
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とっぴんぱらりの風太郎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全99件 61~80 4/5ページ
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梟の城、忍びの国等々、この手の忍者主人公は、「普段やる気ないけど本気出すと強い」てな感じが多いけど、この主人公は違う。 よっこう弱い。撃剣はそこそこだが、忍術、幻術はからっきしダメ。しかもそれを自負していて厄介事から逃げまくるので読んでいて「頑張れやwww」と叱咤激励したくなります。 また、ラスボスがめっちゃ強い、強すぎる。 そんなラスボスにどう勝のか?けっこうハラハラします。 イギーVSペットショップを彷彿とさせられる死闘からのラスト一撃に痺れました。 なんかラノベ読んだ感想みたいになりましたが、そんなことはないので是非。 | ||||
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届いたときにあまりの分厚さに驚いたが、読み進めていくうちに、万城目ワールドに引き込まれた。特に最後の壮絶な戦いの場面は一気に読んでしまった。 | ||||
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746Pの大作。 しかし一気読み! おちこぼれ忍者「風太郎」の物語。 関ヶ原の戦いが終わり、関東の徳川家が 天下を手中に収めようとしつつある京都。 伊賀を放逐されたおちこぼれ忍者・風太郎。 その風太郎のあばら家に、 あるひょうたんが送られてくるところから 物語が始まります。 ゆっくりとしたテンポの物語が 大阪冬の陣あたりから一気呵成に転がりだします。 おもしろかった~ しかし、これまで私の読んだ本屋さん大賞・対象小説の中では 「村上海賊の娘」の方が1ランク上でした。 | ||||
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万城目さんのは「鴨川ホルモー」から読んできていますが、いつも物語にひこまれてしまい、今回もついつい夜更かしして読んでしまいました。 万城目さんの作品はやっぱり読んでいて面白いです。 今回のラストも万城目さんの今までのパターンに似ている感じがかもですかね。 やっぱり映画化よりも、出来れば「鹿男あをによし」みたいにTVドラマ化して欲しいです。そうすればいろいろな人に見てもらえると思うので。 | ||||
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初め本の厚さにびびりましたが、読み始めてしまえば大丈夫。 ハマります。 ぱっとしない主人公が不条理に事件に巻き込まれていくのはいつものこと。 激しい戦闘場面に息をのみながら、最後はハッピーエンドと思いきや・・・ これまでの万城目さんの軽さと新しさが混じった、新しい時代小説でした。 | ||||
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はじめは本屋で「厚!」と唸ってしまうような分厚い本であり、最後まで読み切れるかどうか不安でした。ところがどっこい、読み出すと止まらない、最初から最後まで一気に読み切りました。 登場する忍び、風太郎、蝉、黒弓、百、常世のそれぞれが強烈なキャラクターとして描かれながら、それにさらに異世界の仙人?やラスボス的な残菊がうまく織り込まれていて最初から最期まで読み手を飽きさせないです。 時代とともに歴史の闇に葬られようとされている忍び達が、一見バラバラでありながら心のそこではつながり、最期に一つの事を成し遂げます。最終章は時間がたつのも忘れるくらいのめりこんでしまいました。 久々の星5つです。 | ||||
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万城目さんの作品を初めて読みました。 キンドル本だったので本の厚みもからず、読んでも、読んでも、読み進まなかったのが、皆さんのレビューで後から解りました,,,。 あらためて本屋さんに行って確認してみたいと思います。(あはは ですが、まだまだ読み足りない、もっともっと読み続けたい、ずーっと読んでいたい、そんな思いにさせてくれる一冊。 万城目さんが貼って行った伏線が、ことごとくはまっていく、不思議な世界でした。 万城目さんありがとうございます。 万城目さんの作品をこれからも読んでみます。 . . . 実はどこかに重大な伏線が張られていて そして、風太郎の人生は、この先も有った。何てことがあれば良いのになぁ | ||||
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忍者稼業から追い出された設定もいいがそのストリー展開が史実にも連動しているし飽きさせない。忍者同士の戦いもある程度のリアリティと緊迫感あり、非常にたくみ。 | ||||
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主人公や仲間たちにとても感情移入してしまいました。 電子書籍で読んだ初のマキメワールド。 前半、ニート忍者な風太郎の様子が描かれ、これで何か大きな事件は起きるのだろうか?と思えるほど。ひょうたん作りから、ラストまであっという間に切ない展開へ。 700ページ以上の長編とは思えず、夢中で読めた小説。過酷な忍び、生と死がリアルに描かれてました。 個性的なキャラクターも愛おしい。 厳しい時代を感じさせる死闘は読んでいて緊張、そして泣けました。 最後まで、約束を守る風太郎の男気も格好良い。 私も出来れば、黒弓と風太郎には微笑ましいラストにして欲しかったです。 もしも・・映像化になったら、誰が常世や黒弓を演じるのだろう・・と想像するだけでワクワクでした。 グッズになれば常世、黒弓、ひさご様は売り切れかも・・と考えるのも楽しかった。 みんなにもう一度、会いたい。そう思える大好きな作品です。 風太郎は本当に頑張りました。 もう1回読もうか、他の忍者小説を探そうか考えてます。 | ||||
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超長編だけあって、読むの大変・・・と思いきや、 読み終わるのがもったいない、と感じる作品だった。 どのキャラクターにも、憎めない愛すべき個性があって、 後半はもう身内レベルの愛着がでてしまって、うるうるしっぱなし…。 | ||||
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このような大長編は、まさに電子書籍に向いている。通勤電車の中でも、出張の飛行機の中でも、気軽に持ち運べて、どこでも読める。電子書籍版だけの特別イラストも、嬉しい特典である。 あまりに長編の為、読んでいる途中で、『こいつは誰だっけ?』と思っても、書籍内の検索機能を使えば、その名前が出てくる全てのページが一覧で表示される為、『そうだった!!』となる。 KINDLEをお持ちの方は、迷うことなく買いです。内容も凄く面白いので。 | ||||
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首尾よく事が運んだと思ったのもつかの間、風太郎は伊賀を追い出されることになってしまった。悶々とした 日々を過ごす風太郎の前に、不思議な人物が現れた。その人物とひょうたんの関わりとは? そして、風太郎は気づかぬままに、いつしか時代の大きなうねりに飲み込まれようとしていた・・・。 黒弓と一緒に仕事をしたのが不運だった。そのせいで風太郎は伊賀を追われ、京都にやって来た。だが風太郎は、 おのれの意思で行動しているようでも実は巧妙に行動をコントロールされていた。人の命の重さなんて考えたことも ない連中に、まるで道具のように扱われる。生きるか死ぬか、ギリギリのところで風太郎は踏みとどまっている。 その姿は、哀しくて切ない。そして、秀吉の妻ねねの頼みで知り合った”ひさごさま”の運命も切ない。それが”さだめ” だとすべてを受け入れようとする姿は、胸を打つ。 後半の大阪城最後の戦いの描写は圧巻だった。戦って人が死ぬとはこういうことなのか・・・。大切な人、かけがえの ない人が、次々と喪われていく。読んでいてつらい。けれど、それは過去に起こった残酷な現実なのだ。徳川泰平の 世のために、いったいどれだけの命が消えたことか。 ラストも、とても印象に残った。風太郎に思いを寄せる芥下(げげ)はこの先どうなるのか?思い描いていたラスト (こうなればいいという希望のラストでもあったが)とは、かなりかけ離れていた。作者に現実の厳しさを突きつけられた。 700ページ以上の大作だが、まったくその長さを感じなかった。それほどこの作品にのめり込み、夢中で読んだ。 発想、作品の構成力、個性的で魅力的な登場人物、戦いのシーンのリアルな描写、そして結末の見事さ、どれを とっても素晴らしい。とても面白い作品だった。 | ||||
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視覚に訴える彼の文章は、映像作品以上に映像的である。挿絵も装丁もすばらしい! 文句なしの星5つ! | ||||
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ぷうたろうでは 現代の “プータロウ”とかぶってしまいイメージが・・・。 今のプータロウより、現代の男子より、信念も心も・・・。 続編が欲しい、イシン居士よもう一度でてこい・・・。 | ||||
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万城目作品は読み終わった後の心地よいほのぼの感が気に入ってましたが、本作はまるで正反対、読み終わったは悲しい気持ちで一杯、出来れば黒弓と風太郎にはハッピーエンドを用意して欲しかった。 | ||||
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面白いの一言。 週刊文春の連載では後半から読み始めたので、ようやく通読できました。 この作家の「想像力」にはいつもながら感心します。 登場人物も敵役の「残菊」を含めて皆魅力的で艶がある。 次も時代小説の新作を読みたい。 | ||||
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主に従い使命を全うすること・忍びとしての生きることの重み・・・ これまでの万城目作品とはちょっと違う重みがありました。 けど、なんか力の抜けるような面白さもあり、だからこの厚さにも耐えられたのだと思います。 だって、物語のキーワードとなるアイテムが「ひょうたん」って・・・w ニート忍者って何?? ゆるすぎでしょww 忍者であれど一般の社会に放り出せれて、やることがなくボケーッと生きてればこんなにぼんやりテキトーになっちゃうのね。 そのギャップが面白かったです。 後半、命をかけて使命を果たそうとするあたりは 同じく分厚い時代物・町田康さんの「告白」を読んだ時のような言い知れない感動がグアーッと襲ってきました。 ダメダメな風太郎が最後はかっこよかったもんなぁ。読後の余韻が最高でした! | ||||
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豊臣の時代は終わろうとしていた。 戦国武将が華々しく活躍する時代は終わろうとしていた。 そして、忍びもまた。 主人公の風太郎は、伊賀ものの忍として育てられた。 伊賀を放逐される憂き目にあい、吉田山の麓のあばら屋に住み着く。吉田寮の名前はまだない。 放逐されたのであるから、無職だ。日雇いだ。いわゆるフリーターである。むしろ、元祖プー。 彼の名前は「ぷうたろう」なのである。 黒弓、常世、百市、蝉といった忍たち。 月次組を率い、美形のバサラものの風情の残菊。 名もなき素破に混じり、ねね様や本阿弥光悦らが登場する。 これは、最初のトヨトミのプリンセスの物語だ。 お馴染みの京都の景色が透けて見えつつ、町衆の生活がいきいきと描かれている。 いつも通りの軽妙な語り口に反して、後半になるにつれて、重みが加速する物語だった。 読み終えて一息。 主人公に、よくやったね、がんばったねって、伝えたくなった。 | ||||
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すっごく面白かったです!風太郎と黒弓のほんわかなやりとりが楽しかった!蝉の泥鰌髭は触ってみたいし(笑)常世ちゃんの顔は拝んでみたいし!百市の心情を想うと切ないし・・・、とにかくみんな大好きになりました! 続編というか、スピンオフ的な話が読みたいです。 柘植屋敷時代だと黒弓が絡まないので・・・ぜひとも今回のキャラクターたちが活躍するお話を期待してます☆☆☆ | ||||
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戦乱の時代も終わりかけ、徳川が世を納め始めた頃のお話。 ある日訓練でしくじった風太郎は伊賀を追い出されニート忍者になってしまう。 その日暮らしのニート忍者が"偶然"出会った瓢箪によって生活が一変します。 謎の貴人、ひさご様との出会い。 南蛮帰りの黒弓、 絶世の美女常世、 ちょっと意地悪な蝉と百。 いろんな人物が物語を面白くしてくれます。 天下泰平の江戸時代の始まりに誰も知らないところでひっそりと起きた出来事。 プータローが生きる道を見つけるとこんなにも強いんですね。 | ||||
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