■スポンサードリンク


とっぴんぱらりの風太郎



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

とっぴんぱらりの風太郎の評価: 4.32/5点 レビュー 120件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全99件 21~40 2/5ページ
No.79:
(5pt)

ニートだけど憎めない主人公忍者!

上巻はとってもゆるーい感じに物語が進んでいきます。ニートな主人公だけど、彼の人の良さと不器用さに惹かれていきました。相棒というか腐れ縁の黒弓も憎めないキャラで物語を明るくします。
そして下巻の勢いがものすごい!下巻後半の疾走感にずっとドキドキしっぱなしでした。最終章になる頃には手が震えてました。
主人公の人間臭さがとても良いです。忍としての生き方、戦の無情さ。葛藤。覚悟。
読んでて胸がきゅうっとなります。。。
けど読み終わったあとの余韻が去ると「あー、おもしろかった!読んでよかった!」となりました!もう一度上巻に戻って読みなおしたいです。
とっぴんぱらりの風太郎 下 ((文春文庫))Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎 下 ((文春文庫))より
4167906902
No.78:
(5pt)

泣きそう。

最後まで一気に読んで、思っても見なかったラストで泣きそう。
前半は万城目さんらしい、ユーモラスに戦国時代の忍びの世界を描いている。しかし、最初からユーモアと同時に人の死も描かれているのでどういう展開になるのか予想できなかった。
だってひょうたんも出てくるしね。
しかし、そんな笑いや平和な環境、ほっこりさせる黒弓やひさご様と対照的に、冷酷な忍びや政治の世界でどんどん血なまぐさくなっていくのだ。(こっからネタばれ)
読み進めていくうちに、ひさご様がどうか歴史的事実を曲げて助かりますように、柘植屋敷で生き残った4人と黒弓も無事に幸せになりますようにと願う自分がいた。
そんなわけでひさご様の最期、その後の戦いと死は泣きたくなる気持ちだったし、風太郎が目を閉じた後にページがないことがショックだった。
いやいやそんなことある訳ないと思ってどこかに希望のワードがないか探したくらい。
そんな中で黒弓は必ず生きてるし、もしかすると常世も生きてるのではないかと思ってます。
本当に面白かった!
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.77:
(5pt)

愛おしい辞書本

万城目学さんの作品で1番好きです♡
本当に本当に分厚いですが笑。
ぷーたろうと黒弓が愛おしくてたまりません。
出てくる全ての人たちを私は、微笑ましく、たくましく、切なく、色んな感情が溢れ出して。。
もう、、読み終わるのがイヤで焦らしたものです笑
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.76:
(5pt)

天晴れの一言!!

【!!ネタバレあり!!】多くの人がレビューで語っているように、クライマックスにかけては一気に読み進めた。止められないというよりも、今止めることは出来ない、止めたら全てが台無しになるという気持ちで、主人公とともに駆け抜けるように読んだ。気が付けば6時間ほど一度の休みもなく読み続け、終わった後は心地よい放心状態に。

以降ネタバレ↓
怒涛の味方キャラの死に心が追いつかず、特に黒弓の死についてはショックが大きかった。
常世や蝉は根っからの忍びで、いつか戦場で命を落とすであろう生き方をしていたと思うけれど、黒弓は処世術として忍びの技を駆使していたに過ぎなかった。そんなことは戦場では関係なしに、あまりにもあっけなく死んでいく。彼の死に場所は圧倒的にここではなかった。みんなの死が受け入れられなくて、読了後もその苦しみが残ってしまった。けれど蝉以外ははっきりと死んだことが分かるような記述はないので、私の中では『他の3人は何とか生きながらえた』と思い込むことにする。京の片隅で片腕の男と色黒の女が細々と営むひょうたん屋に、時折南蛮かぶれの商人がお土産を携えてひょっこり遊びに来る。そんなその後だったと思いたい。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.75:
(4pt)

映画化基本

厚くてKindleで購入。面白くて止まらない❗️是非、映画化して欲しいです。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.74:
(5pt)

感嘆

kindle画面で読むのに慣れ、物語に集中したところです。
この作家の話はいつもの後味の残る、いい空気を醸してくれるので、好きです。いま悟浄出立短編集を読んでいますが、こちらもお勧めします。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.73:
(5pt)

一気読み

本書を手にして、まずその分厚さに驚愕した。 しかし、読み始めてすぐに、その心配が杞憂であったことに気づく。 おもしろい! とにかくおもしろくて、ぐいぐいと引き込まれていく。 歴史小説とも、時代小説とも言えないが、そんなカテゴライズなど意味をなさない。 これは優れたエンターテインメントだ。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.72:
(5pt)

無題

本も買っていますが電子書籍も買ってしまいました。 やはり持ち歩きはこちらが便利。 挿絵も見られるとは知りませんでした。 大満足です。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.71:
(4pt)

ぶ厚いけれど、おもしろいからすぐ読めますよ

読み始めしばらくはいつもの万城目節。いつもの話より時代は古いけれど冴えない主人公とその相棒が珍騒動を繰り広げながら物語りが進む。
ところが主人公が戦に巻き込まれてからは、いつになくシリアスな展開となる。そして主人公たちの最後の決断。
万城目さんの小説はラストがいつも切ないのだけれど、今回は切なく重い。
ひさご様は歴史的な評価が様ざまあるけれど、うまく描かれていたと思う。父親ゆずりの人たらしなのだというのは蝉の最後の決断でもわかるし、蹴鞠の非凡さからはしっかりとした教育を受けていれば大人物になったのではないかと思わせる。このあたりは実にうまい人物造形だったと思う。
そして約束を果たした風太郎の残したものが、プリンセストヨトミにつながるのでしょうね。
おもしろかった、満足です!
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.70:
(4pt)

ありがとうございます

まだ読めてませんが、私が唯一読めてなかった万城目さんの作品、やっと手にいれられたので良かったです!!
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.69:
(5pt)

心が痛い、痛いと泣き続けた

一見本筋からそれてしまったようなエピソードが、しばらくたってつながっていく。 緻密な設定がリアリティのない世界を現実のもののようにいろをつけていく。 風太郎が、百市が、黒弓が、常世が、蝉が、みんな好きで好きでたまらなくて ひさご様が愛おしくて、すべてが悲しくて、ただただ悲しくて 激動の歴史の一部を共に歩んだような壮大な、景色を見せてくれました。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.68:
(5pt)

大衆文学のお手本、直木賞獲って然るべきだった。

朝井まかて『恋歌』には文句無い。 が、なんで姫野カオルコ『昭和の犬』なんだ? 途中話が止まるとか何とか選考委員はいちゃもん付けてたが、オレはコレ十分楽しめたぞ。 風太郎と蟬の戦いなんて最高じゃないか!これほど上手く描写出来る作家が今の日本にいるだろうか。 なんつったって「ひさご様」が魅力的だよね。 オール讀物誌に冒頭を掲載されていたのを読み、傑作と確信して書店に走った。 初版第一刷を迷わず買って一気読みした。 痛快無比、読んで後悔すること無し。 お薦めの本!
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.67:
(5pt)

披露山のジョウビタキ

「とっぴんぱらりの風太郎」(万城目学) はいい!
スケール大きい極上のエンターテイメント小説。残忍なシーン頻発なれど最後には「ほっと」心温まる。読後にはしばらく放心状態。一気に読み終えるべき本なれど残り20ページで体を怖し、主人公風太郎のごとくに息絶え絶えに這いつくばり最後まで読み切った。体調崩した原因の一つは、この本を読み耽ったから。夜更かし必至の746頁。ページの端まで文字が詰まっている本なれども全く苦にならず!
 中身は「これってありか?」の超現実SF的展開が挟まれているものの、「それっておかしいよね」などと思う暇を与えることなく、波状攻撃的、山あり谷あり的、「あれ?敵じゃなかったの?」的ストーリーの連続展開。
 先に書いたが、忍者の話ゆえ残忍非情な場面の連続なれど、風太郎は忍者の落ちこぼれ、何か人間味を感じさせる。そして何より風太郎を取り巻く人たち、百市(ももいち)・芥下(げげ)・蝉左右衛門(せみざえもん)・常世(とこよ)・ひさご様(正体はひみつ!)・黒弓(くろゆみ)・儀左衛門(ぎざえもん)たちが、それぞれに魅力的で、しかも実に「いとおしい」。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.66:
(5pt)

時代物は苦手なのですが・・・

歴史が苦手で、特に奈良〜江戸という広い範囲が特に興味なし。 そんな私がふと手にした万城目氏の大作。 今までの自分の価値観を180度変えてくれました。 登場人物の人柄はもちろん、時代背景も親しみやすい表現で、共感できる事柄や心情に時間を忘れて入り込んでしまいました。 風太郎の“ニート”という立場も現代人の心をつかむ要素です。 笑あり、涙あり、ファンタジーありで面白さが詰まった一冊です。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.65:
(4pt)

忍びとして生きる。。。

なかなか面白い時代活劇でした。

風太郎、蝉、黒弓、常世、百市、芥下、残菊・・・

アクの強い忍者たちが駆け回る世界というのも一興だと思いました。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.64:
(5pt)

素晴らしいの一言

万城目学さんの本の中で一番大好きかもしれない。
面白くてどんどん読み進めてしまった。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.63:
(5pt)

凄い!の一語

いつ見ても気の優しそうな、大声で主張するなんて有り得なさそうな万城目氏の頭の中には一体何が棲んでいるのだろう。
よくこれだけ多くの超個性的な登場人物をこしらえ上げて、縦横無尽に暴れさせる、この奇想天外な発想が沸くことだ!
しかも真の歴史を片目で捉えながら、自分が創造した人物たちを歴史という記録の外で、そして中でも、生きていたであろうと読者に信じ込ませるその文章能力。
恐るべし!

最初に読んだ時はあまりにも速い展開、乱闘のすさまじさ、登場人物の多さに頭が混乱した。
この作品の凄さが分かったのは2度目にじっくり読んでからだ。
著者のファンとして、初めて万城目作品を手にする人には「鹿男あをによし」→「プリンセス・トヨトミ」→「~風太郎」の順を追って読み進んでいただきたい。そうすれば「~風太郎」の最後の方で「あ~っ!」と叫びたくなること請け合いだ。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.62:
(5pt)

登場人物全員が主人公!

個性溢れる登場人物たち。それらの行動1つ1つが物語を動かしています。

多くの登場人物に共通するのは
「幼いころから『人』としてではなくただの『忍者』という使い捨ての駒」として扱われてきたという事。
命令に従い、正しかろうが間違っていようがひたすら任務をまっとうするただの『駒』

しかし終盤、某殿様から初めて『人』として扱われた登場人物たちは感銘を受け
我心に忠実に従い、自分の意思で全力で行動していく。

この時の超加速度的な物語の進捗感
そして風太郎一味の連帯感、責任感、そして成長感が爽快に心地よく心に響きます。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.61:
(5pt)

ひさご様のファンです。

想像以上に楽しかったです。中国の武術もののように主人公が強くなると思っていたけど、いい意味で想像と違いました。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002
No.60:
(4pt)

読みやすいが、心に残る

聖書のように厚い本だが読み応えがあり、一揆によんでしまう。展開は早く、結構読み進めやすいが、読後に心に残るものがある。
とっぴんぱらりの風太郎Amazon書評・レビュー:とっぴんぱらりの風太郎より
4163825002

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!