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(短編集)
セブン
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セブンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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乾くるみの作品として読まないほうがいいな | ||||
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著者の作品はどれもハズレがなくミステリ・パズルを愛するファンには堪らない魅力で絶大なる信頼が置けるでしょう。唯例えば「木曜の女」はブラウン神父で有名なチェスタトン作「木曜の男」のパロディなのですがそういうマニアックさや、本書の各編や名作「イ二シエーション・ラブ」で感じる残酷さが読者を選ぶかもと懸念しますが但し全て最悪ではないですよ。 『ラッキーセブン』話の面白さは別にして全員が戦わずに餓死する道を選んで欲しかったとも思いますね。『小諸-新鶴343キロの殺意』西村京太郎みたいな題名。こじつけの言葉遊びが楽しかった。『TLP49』7分の場面がバラバラに訪れ推理しながらの結末は?現実にはあり得ねーけど最高に良かった!『一男去って・・・』諺の洒落はいいけど殺人母さん野放しは駄目!『殺人テレパス七対子』麻雀を知らなくても楽しめます。『木曜の女』陽性の下ネタ噺。『ユニーク・ゲーム』単純に偶数と奇数にすれば良いのに人は考え過ぎて墓穴を掘るのですね。 | ||||
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7にまつわる7つの短編集。 この作者の短編は他に「6つの手がかり」なる作品もあるがこっちが断然良い。 秀逸なのはやはり冒頭の「ラッキーセブン」なる作品 安穏な女子高生たちが突如としてデスゲームに巻き込まれてしまい、生死を掛けた心理戦を戦うという話・・・ なのだが、それほど剣呑な感じはせず、むしろどこかユーモラスな雰囲気が漂う。 心理戦はもちろん手に汗握る展開で、一瞬たりとも気が抜けないスリリングなものです。 ですが、デスゲームに至る悪魔を召喚してしまった子が抜けすぎていて、、、いやはやw 緊張と弛緩のミックスが秀逸な作品ですね。 他にも、推したいのは 「一男(いちなん)去って」という超ショート作品と 「木曜日の女」 という作品 どちらも作者の人を喰ったような、ユーモラスな雰囲気がよく出ています。 「どうしよう春雄、母ちゃんやっちまった」w 「ガンジーくん」w こういうシニカルな(黒い)ユーモア?は好きですね。 これを女が書いたの??と思って調べてみたら、男でした。乾くるみという名前の響きには騙されました。 | ||||
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イニシエーションラブから読み出し、10冊位乾さんの本を読みましたが、 この本のストーリーはえぐく、殺人ゲームが脳裏に残り、読まなきゃ良かったです。 オカルト好きには良いかもですいが、僕には精神的に良くない本でした。 | ||||
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7という数字にまつわる様々な物語がつづられています。 どの話もオチがしっかりとしておりなるほどと関心するものが多く、それでいて短編なのでちょっとした時間に読みやすい内容です。 オリジナルのゲームが登場する話がありますがしっかり理解しようとすると割と時間もかかりそうなのでサクサク読み進めていっても問題ないかと思います。 | ||||
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「7」がモチーフのパズル調推理小説が合計7編。しかも作者は乾くるみさん。否が応でも高まる期待を軽々飛び越え、物語は驚きの結末に着地します。 みなさん書いておられますが、私も1話目の「ラッキーセブン」と7話目の「ユニークゲーム」が、ふだん動かない脳味噌をフル回転させて楽しみました。 久しぶりに推理小説の悦楽に、どっぷり浸れた気がします。 | ||||
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7という数字に関連する7つのミステリ短編集。 全体的におもしろかったが、特にラッキーセブンとユニーク・ゲームがよく考えられていて読み応えがあった。 ラッキーセブンは女子高生たちが始めたトランプを使ったカードゲーム。単なる遊びかとおもいきや生と死をかけたゲームになっていく。お互いのカードの読み合いや、勝負の仕掛け方、心理的な駆け引きなど細かい部分までよく考えられていてアイディア満載だった。 ユニーク・ゲームは反政府ゲリラ軍に捕虜として捕らえられた兵士たちが挑む数字当てゲーム。7人の兵士たちがユニークな数字または最終的なセーフの人数を当てるために、ありとあらゆるパターンを想定した頭脳戦。誰を最優先で助けるのか、どの数字がもっとも助かる可能性が高いのかといった読み合いが楽しめた。最後のオチもよかった。 | ||||
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林真紅郎と五つの謎から六つの手掛かりからセブンへと繰り上がりであるが、林四兄弟シリーズではない。 7に拘った短編集であるが、ミステリーというよりはパズルゲーム小説の要素が濃い。だが、全部が全部パズル系ということではなく、普通っぽいミステリーのものもある。 冒頭と最後の作品が本作のメインであり、一見単純な数字当てゲームが、人間の心理とその状況が融合することによって、スリリングなサスペンス小説へと変貌していく。 ゲームのルールによる論理展開はあまり分かり易いというものではないが、著者の異色短編集として成功している。 | ||||
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女子高の生徒会室に集まった7人の生徒。彼女たちの中のひとりが、トランプの数当てゲームを思いつく。だが、それは単なる数当てゲームではなかった。生きるか死ぬかの、サバイバルゲームだった・・・。「ラッキーセブン」を含む7編を収録。 この作品の中には、数字の「7」にまつわる7つの話が収められている。どれも個性的でよかったが、特に「ラッキーセブン」、「ユニーク・ゲーム」、「TLP49」がよかった。 「ラッキーセブン」は単なる数当てゲームかと思ったが、奥が深かった!彼女たちが互いに裏の裏を読もうとする心理描写は、読んでいてドキドキした。また、やるかやられるか?命をかけたゲームの描写は緊迫感があり、ラストまで目が離せない面白さだった。 「ユニーク・ゲーム」も、命を賭けた勝負だ。生か死か?シリアスなのだが、意外なラストは滑稽でもあった。こちらも、相手の心理を読み取るという点で面白かった。 「TLP49」は、しっかり読まないと頭の中が混乱してしまう。絶体絶命のピンチの後に来たものは・・・。ラストはちょっとでき過ぎの気もするが、ほっとするものでもあった。作者の発想の良さが光る。 その他の作品もなかなかよかった。読後も満足感が残る、面白い作品だと思う。 | ||||
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ルールを理解するのに時間がかかる作品がある。 具体的に言うと冒頭と最後の作品。細かいルールは置いておいて どんどん進んでいった方が逆に理解できる場合もあるので、どんどん 読み進めた方が楽しめる。 作品は全て面白くて、外れが無い印象。 | ||||
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…が、正直「面倒臭い」w 設定・ルール・確率等整理して理解するのが面倒に感じる。 面白い事は面白いんだけど、「流し読み」できない。好みが分かれる気がする。 | ||||
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