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終わる世界のアルバム
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終わる世界のアルバムの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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| 10年10月の単行本の文庫化.巻末を見た限りでは,加筆や修正への言及はありませんでした. 不思議な現象,世界,時間の流れ,いささか捉えどころがわからない雰囲気が何とも印象的で, 近未来のようでありながら,銀塩カメラや流れてくるオールディーズがどこか心をくすぐります. 反面,その現象をはじめとする『この世界』については,最初から最後まで漠然としたままで, SFなどではないと理解しつつも,大きな動きがある物語でもないため,途中でややダレるかも…. また,ヒロインの存在や言動も,ストーリ上,仕方のない部分はあるにしても唐突さは拭い切れず, 少年とのやり取りにしても,全体的に曖昧な部分が多いために,今ひとつ思い入れが沸いてきません. それでも,失われていく想い,記憶,人,淡々と紡がれていく少年と少女の物語は美しくて儚く, 中でも,波打ち際での『最後』の場面は,少し遅れてやってくる思いが何とも言えない感情を呼び, 場面場面にて挟まれる音楽の存在が,たとえその曲は知らなくても,情景をより深く描き起こします. ほかでも,語り部役でもある少年,こちらも意図的か否かはさておき,その言い回しがなかなかで, 苛立ちや不安だけでなく,悲劇に浸り投げやり感が,中学生らしい『鬱陶しさ』をにじませています. | ||||
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