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【この小説が収録されている参考書籍】
駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

駄作の評価: 2.62/5点 レビュー 13件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.62pt
Created with Highcharts 5.0.105件38.46%1件7.69%2件15.38%4件30.77%1件7.69%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(4pt)

このアイデアはやっぱすごいわ

前半部、とても面白く、後半へ転換するところではまさに驚嘆した。
一読の価値は十分すぎるほどある。
ただ、批評としていうなら、後半部はやや冗長であり、シャーロックホームズ、緋色の研究のジェファースン・ホープの恋物語のようになっている。
似たような体験をかつてしたことのある私ははじめニヤニヤしながら読んでいたが、それに200ページも付き合わされるのは耐えられず、速読テキストになってしまった。

ただ、読む価値は十分にある。皆さんにお勧めします。
駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151804013
No.4:
(5pt)

個人的には最高の作品

賛否両論であることは承知しているが、それでも私はとても良くできた小説であると思う。
スリラー、ミステリ、と言われているがこの作品の本質はきっとそこではない。
この作品は、卑屈で自意識過剰でプライドだけは高い主人公プフェファコーンが、その鎧を脱いで、自分に向けられていた愛と友情の存在に気づくまでの物語なのだ。
だからこそ私はあのエンディングをとても美しく、幸せなものであると感じた。
とは言ってもごくごく終盤を除いて展開はスリラーらしく二転三転の連続で面白く読めるので安心だ。
いわゆるシリアスな笑いが好きな人には特に刺さるだろう。

上記のプフェファコーンを評した部分に少しでも自分との共通点を覚えた方は読んでみて欲しい。
この作家の作品がまだまだ書かれていくためにも、どうかお願いしたい。
駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151804013
No.3:
(4pt)

不思議なオチが印象的でした

国家レベルの陰謀、
ヒロインとの純愛、
友人とのすれ違いと和解・・・・・・
個々の要素こそよくあるタイプですが、
人間の心への向き合い方に、
ある種のなんとも言えない真摯さを感じたので、
好感が持てました。
基本的によくあるタイプの話だと思うんで、
あとは行間を良い方に読めるか否か。
たまたま私は前者でした。
ラストも一応ハッピーエンドなのですが、
なんといいますか少しひねってあります。
駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151804013
No.2:
(4pt)

どんでん返しのないショートショートが好きな人なら

期待していた展開とまるで違うじゃないか!  0点!

期待していた展開とまるで違うじゃないか! 100点!

どちらかに別れる作品かと。

オチのないショートショートを好む方ならお奨めできる。
駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151804013
No.1:
(4pt)

"トンデモナイ展開"のまさに怪作と呼ぶに相応しい作品

奇怪至極な小説である。主人公は一冊本を出版しただけの貧乏非常勤講師。その友人はスリラー小説のベストセラ・セラー作家。その友人が亡くなり、その書きかけの遺作を主人公が自分の作品として発表した所、ベスト・セラーとなって....、という発端は剽窃を扱ったミステリ(?)としてはありきたり。しかし、ここから全く着想外の"トンデモナイ展開"になるのである。この"トンデモナイ展開"が本作の肝なので、詳しくは書けないが、ミステリ・ファンあるいは小説全般に関して興味のある方には一読の価値があると思う。

想像だが、両親共に作家という境遇に育った作者には、「小説の価値」に関するある種の自虐的思惟がある様に映った。大げさに言えば、「小説に社会(あるいは世界)を変える力があるのか?」という問いと、それに対する否定的見解である。原題の「potboiler=金儲けのための粗末な本(あるいはそれを書く作家)」がその辺の事情を幾分暗示している様に思う。一方で、小説が愛や友情といった、一見陳腐ではあるが、やはり極めて重要な事柄を描き得るという事を作者が信じている事もラストまで読むと汲み取れる。

そして、作品の構造は巧緻にして、遊び心に富んでいる。冒頭に、S.キング等の実名を出して主人公の友人の作品に対する賛辞を捧げたり、作中作として登場する友人の遺作中に度々決まり文句(主人公はこれを添削する(!))が出て来るが、本作の地の文の中にこれと同一の決まり文句が何度も出て来る等、おフザケが過ぎる感もあるが、楽しめる。冷めた目線と諧謔味とが混淆している感がある。そして、何と言っても"トンデモナイ展開"が生み出す作品の重層構造の妙が光る。まさに怪作と呼ぶに相応しい作品だと思う。
駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:駄作 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151804013

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