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暗殺者の復讐
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暗殺者の復讐の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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グレイマンがグレイマンでなくなってしまって、このシリーズのベースが崩れてしまっているように思う。冒頭からCIAを寝返った男に助けられることに違和感を覚える。グレイマンがホテルに泊まっていてそこを襲撃されるというのはあり得ない。ホテルに泊まることがそもそもおかしい。そんなグレイマンらしくないところがやたらと出てきて何かおかしいな、という読後感。 | ||||
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「007」×「ゴルゴ13」級、飛びっきりの躍動感あふれる傑作ではあるが、シリーズものにありがちの「とにかく前作以上に派手なドンパチ、謀略、タイマン」を目指さざるを得ない使命感が作者の葛藤となってしまったようでどうしても大味な印象が残ってしまう。 過去の因縁からCIA「見つけ次第即射殺」対象になってしまっただけでなく、ロシア・マフィアからも攻撃目標とされる主人公はなんと多数のボディガードに守られるボスの家を単身で襲撃し成功。その過程、逃走経路をラジコン無人機で追跡したCIAの下請け会社が急襲するが、なぜかたった一人が寝返って救出。 もちろん助けてくれた工作員に善意、正義があるわけもなく主人公に「なりすまし」て、イスラエル首相の暗殺を高額で請け負い、それゆえにモサドと主人公の奇妙な同行が始まる。はたして、暗殺を阻止して、偽者を排除できるのか? 「グレイマン」といわれる主人公は、監視体制や尾行から逃れることが最大の利点ではあったが、最新のIT技術にはとてもかなわない、という結論もちょっと残念。「群衆での顔認証」「超小型無人機尾行」「街頭監視カメラのハッキング」「歩行特徴の特定ソフト」など、そういわれれば当たり前ではあるが・・・。 さて次回の第5作でどう立て直してくるかに作者の力量が問われることになろう。 | ||||
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