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過ぎる十七の春
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過ぎる十七の春の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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ラストがドタバタで、それまでの良さが台無し。 残念。 | ||||
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怖いの苦手なのに…、つい手に取ってしまう。本当は原作先に読むはず。だった。だけど本棚に収納して数年が過ぎてしまい、先に読んだ緑の我が家がやっぱり怖くて、コミックの方はそうでもないかも~と、思って読んでみた。やっぱりどうやっても、怖いのは変わりません!! | ||||
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十七歳の誕生日を迎えた時、その家に生まれた少年に「何か」が起こる。 母親はそれが起こることの察しがついている。 しかも彼だけでなく従兄である主人公にも「それ」は起こり始めるのだ。 いったい何が起きているのか? なんと魅力的な設定でしょうか。 この起点からは現実的なサスペンス系と心霊系、どちらにも派生することが できるので、どっちかなと思って読みました。 ただホラーの、いわゆる実話系などを読んでいらっしゃる方にとっては ゾクゾク度は低めかなと。 ラスト、オチまで描かれるので、読後感はすっきりです。 | ||||
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小野さんの作品は美しい。 特に今回の作品は、自分の目を閉じて 先入観に囚われずに楽しみたかったのに・・・・ 非常に残念なイラストが入っていて 小野さんんと私の世界観を 勝手に壊す。 厳しい言いかたですが、 日本の古美術や田舎の庭園風景などの 知識を持っておられないなら イラストに頼らず読まない方がいいのかもしれない。 登場人物の絵も、完全にイメージ外され大誤算。 カバー装丁の表紙まではギリギリ許せますが。 本文へのイラストは控えて頂きたい。 と、私は思うのであります。 100人いたら100通りの陽子やケイキが生まれて良いと思う。 | ||||
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小野さんの作品にしては、ぐいぐい読ませる感がいつもより少し弱く、ちょっと退屈しました。 | ||||
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「呪われた十七歳」を加筆訂正の上再販したそうです。 「呪われた十七歳」はずいぶん昔に読んだ記憶があるのですが、知らずにこれを読んでしまいました。 でもずいぶん昔なので、また新鮮な気持ちで読むことができました。 最初のうちの田舎の描写は、植物や物の名称がやや固い気がして読みづらいなと思いました。 でもすぐに物語の中に引き込まれてしまいました。 昔のホラー物にありがちな呪い、取り換えっ子、日本家屋と、頭で情景が描きやすい設定です。 ありがちと思いつつ、この作者さんの手にかかると、最後まで夢中で読み切ってしまいました。 先が見えていてなおかつ、面白いです。すばらしい筆力と思います。 子どもを奪われた母の悲しさと執念に涙。子を思い自ら死を選ぶ母の愛にまた涙…。 子どもを取り換えたことを周囲が知らず、傍から見るとなぜか関係のない子に呪いがふりかかる、というのは良く見ますが、こちらは幽霊が戸惑っているようです。 そこが少し面白かったです。 二人の十七歳達も、自分の力で呪いに立ち向かい、幽霊出現シーンは圧巻です。 呪いによって主人公の思考が混乱する描写も、「気づいて!」とはらはらしながら読みました。 猫や妹、その他のキャラクターもすばらしいです。 古い作品ですが、ぜひ読んでみていただきたい作品と思います。 | ||||
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人里離れた山奥、従兄弟の家での奇妙な出来事。 田舎の豊かな自然描写から、楽しい人間関係--ここは日常の喧騒を忘れることのできる場所、どこか現実味の欠ける場所。 のどかな風景を思い浮かばせる文章から、後半は一転します。 確かに霊は出てきますが、この本では人の形を持った登場人物の一人として役を成している気がします。 性格の違いが分かりやすく表現されていましたし、どうやって解決するのかと想像しながら小野さんの世界に引き込まれ、一気に読み終えてしまいました。 現代の日常を感じつつ非現実的な世界に入り込みむ、そんな体験ができるやもしれません。しんとした田舎で読むと一層現実味が味わえるかもしれませんね。1巻完結。 小野さんの小説を読むのはだいぶ昔に読んだ「魔性の子」以来2冊目です。1冊目でもやはり文章に引き込まれたような気が... 「呪われた十七歳」を改題、加筆・訂正したものです。 | ||||
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17歳になると呪われる運命の一族、そしてその運命を戦う2人の少年の物語。 個人的には、幽霊出現のシーンが秀逸なのでそのシーンを読むために買っても惜しくないと思います。 ストーリーはありがちといえばありがちなんですが、小野不由美さんの筆力にかかると最後までしっかり読めてしまうから不思議。 | ||||
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読みやすいファンタジーホラー。 幽霊ものです。 ファンタジーとホラーは彼女のオハコですものね。 「菅田の家の長男はみな十七で死んでいる」家系を追うごとに謎が増す。 ホラーでありながらサラリと読める初心者向けですね。 描写がおどろおどろしくないので、幽霊が登場しても平気です。 | ||||
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春爛漫のどこまでも美しい里に住むやさしく美しい伯母と従兄.いつものように僕と妹の春休みは楽しいものになるはずだった。微笑みのかげに、花の影に少しづつ不安と恐怖が忍び寄る。そして惨劇が・・・。従兄の十七歳の誕生日に何が起きたのか 知らなければならない。そして僕にも十七歳の誕生日と恐怖がやってくる。 これは呪いと恐怖に果敢に挑んだ少年の物語であると同時に 我が子を守る母の物語でもあります。これ以上言うとネタばれになりそうで言えないのがつらい。ホラーは苦手な人もミステリーとして楽しめます. 小野不由美さんのていねいな描写に描き出される情景は 美しいと同時に怖い。映画でぜひ見てみたい。 波津彬子さんファンの方 必見です。雨柳堂や鏡花夢幻の世界にひたれる!!こと請け合いです. | ||||
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主人公は勿論、この春に同士の2人、直樹と隆は17歳になる。 そんな中、大人しく優しい隆が見せる奇行の数々に直樹は不信感を募らせた。優しい女だった隆の母に冷たく当たり、彼女が死してなお暴言を吐く。 隆の身に何が起こったのか。直樹は一人調査に乗り出したのだが・・・・。なんと、直樹の身にも同様の危機が迫っていたのであった。彼はそれに打ち勝つことが出来るであろうか。 子供のころに、誰しもが考えたことがあるであろう「ボク(ワタシ)、ホントにママのコドモなのかしら?」なんていう馬鹿馬鹿しい想像が恐怖に捕まる!! ・・・・・全てが母親から生まれ、母親の愛の上に成り立っていた。 | ||||
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