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東の海神 西の滄海 十二国記
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東の海神 西の滄海 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 41~60 3/4ページ
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十二国記の外伝です。延王小松尚隆、延麒六太が中心 となるお話。荒廃した雁。その国の王となった尚隆は二 十年の時を経て国土に緑を蘇らせる。順調に行くかと思わ れたその矢先、謀反の影が尚隆、六太に忍び寄っていた。 確かに中心人物はこの二人でしょう。が、実はこの話に は何人もの主人公がいるということを読めばお分かりになられるハズ。様々な人物の生き様がぶつかり合う。この作 品、必読です。 言うまでもなくこの作品はシリーズです。しかしこの話 だけでも十分お楽しみいただけると思います。シリーズを 読んでいれば面白さ倍増間違いなしです。 | ||||
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この本には人間のおろかさ、もろさが描かれているけど読み終わったときには 人間って捨てたもんじゃないな、と思えてくるんです。それって人間は弱い な、と思って初めて見えてくる感情だと思うのです。この本はその感情を引き 出させてくれる一冊です。読んだ後に不思議なため息をつきました。嬉しさま じり、切なさまじり、いい本を読んだ後には必ず出てくるため息です。この本 を読んだ後、きっとあなたもそんなため息をついていることでしょう。 | ||||
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実は私アニメから入りました。アニメの「月の影、影の海」の中で、尚隆と六太のエピソードが紹介された時、陽子の事を思わず忘れてしまうほど2人が良かった。良すぎた。短い時間の中に濃い内容が詰まっていると感じました。 この「東の海神、西の滄海」を読んでそのなぞが解けました。1冊の本のエッセンスが、ちりばめられていたのですね。納得するとともに、アニメでは出てこなかった部分も素晴らしく、私の最もお気に入りの1冊になったのでした。 胸が締め付けられるような苦しさ、切なさが、物語の全体を通して流れています。そしてそれを救っているのが、やはり、尚隆の存在ですよね。後半の、待ってましたといいたくなる時代劇的なつぼの押さえ方が、はまってました。 六太と更夜の名前をめぐるエピソードもいいですね。お勧めです。 | ||||
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読み終わって、私がまず言ったのがこのセリフです。 …正確には、もっとおちゃらけた主従なのですが。 普段はふざけた言動ばかりしている延王ですが、その裏では、実は真面目ーに王様業しているんですよね。日本人が大好きな、「能ある鷹は爪を隠す」と、時代劇のパターンで。 お話しとしては、延王登極20年後の乱と、延王登極までの経過という全く違う二つの話題を上手い具合に織り込んであります。 本来なら重くなるはずの物語を延王と延麒というキャラクターで読みやすく仕上げてあります。 「『十二国記』は最初にこの話から」とおっしゃってる方もいらっしゃいますが、私としては書かれた順番に読み込んでいって、充分延王と延麒に惚れ込んでから読んで頂きたいな、と思います。 | ||||
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この作品のベースとなっているのは「州侯の反乱」から端を発した 壮絶な人間ドラマという ダークな雰囲気が漂うものだが、それがねちねちと 陰鬱なものにならないのは、 ひとえに延王・延麒の「明るさ」が感じられるからだ。 「莫迦でのんきものででたらめ」な延王。 「やんちゃで生き生きとした表情」をたえず見せる延麒。 しかし彼らは帝王の鑑であり、まさに名君像を体現した。 何らかの危機的状況に陥っても、悠然とかまえ、冷静に物事を 判断・考察し、そして的確に最善の行動を起こす。 一見「不真面目だ!」と思われるような、健気な「明るさ」 は雁国を照らす、なくてはならない存在になった――。 個人的に人の上に立つような仕事をするようになった私にとって、 彼らの「明る!さ」にはあらゆる面で救われていたりする・・・。 | ||||
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雁の国で新王として誕生した頃の尚隆と六太を中心に、彼らの過去が見え隠れします。王としての使命を受けた尚隆のはちゃめちゃなやり方に、官の誰もが「愚かな王」とため息を漏らしますが、尚隆には尚隆のやり方で強い王でありたい、民を救いたいと心の底から願っているのだということを本編のはしばしに感じます。「稀代の王」と呼ばれるまでになった延王尚隆の登極して間もないころのお話です。六太も麒麟でありながら、この世界のあり方を否定したりとなかなか面白い。とにかく、国を動かすことのさまざまな人々の知略などにぞくぞくすること間違いなし。十二国記ファンであれば必見です。 | ||||
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短編の魅力につられて購入しました。 ドラマCDは初めてでしたが、聞き入ってしまいました。 尚隆の声優さんは渋くて素敵だし、 帷湍はツバを飛ばしながら話しているような勢いがあって、 原作を読んでいたときのイメージのままです。 最初は期待していなかっただけに、買ってよかったと思いました。 短編は勿論面白かったですよ♪ | ||||
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このお話は番外編。現在では長い治世の続く雁ですが、ここではさかのぼって、500年弱前の雁の話。当時荒廃しきっていた雁がようやく少し立ち直ったころの話です。 まず、エピローグからしてやられました。 切ないです。六太は、他のお話でやんちゃッ子だと思われがちですが、麒麟で一番賢い。賢すぎて悲しい。一番麒麟らしく、一番麒麟らしくないでしょう。蓬莱時代、都を失い捨てられた彼。捨てられるとわかっていて、それでも親についていって置き去りにされて、ただ弔いを望み死を待ちつづける六太には泣きます。 私らの国に王はないから、六太の一番の不安「王は国を滅ぼし、民を不幸にする」というのがいまいちわかりにくいかもしれませんが、 この十二国記でさまざまなとこで言われる「どん!な王でも必ず国を滅ぼす」という国の末路や不安を、この海神で一番大きくテーマにしてるのではと思います。この話メインの二人は共通に何かを失って、その悲しみ苦しみを知っています。そして同じ望みを持っているように私は思えます。 人の汚さとか仁とか、そういうのがいっぱいでていて、個人的にシリーズで一番お勧め。シリアスなのですが、ところどころ爆笑シーンがあったりして。 雁は後栄に栄えるのですが、いつ終わるもやわかりませんね。 そういうことも含め、なにか切ないお話です。 それでも、最後はハッピーエンドですよ~(ホントホント | ||||
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このお話は番外編。現在では長い治世の続く雁ですが、ここではさかのぼって、500年弱前の雁の話。当時荒廃しきっていた雁がようやく少し立ち直ったころの話です。 まず、エピローグからしてやられました。 切ないです。六太は、他のお話でやんちゃッ子だと思われがちですが、麒麟で一番賢い。賢すぎて悲しい。一番麒麟らしく、一番麒麟らしくないでしょう。蓬莱時代、都を失い捨てられた彼。捨てられるとわかっていて、それでも親についていって置き去りにされて、ただ弔いを望み死を待ちつづける六太には泣きます。 私らの国に王はないから、六太の一番の不安「王は国を滅ぼし、民を不幸にする」というのがいまいちわかりにくいかもしれませんが、 この十二国記でさまざまなとこで言われる「どん!な王でも必ず国を滅ぼす」という国の末路や不安を、この海神で一番大きくテーマにしてるのではと思います。この話メインの二人は共通に何かを失って、その悲しみ苦しみを知っています。そして同じ望みを持っているように私は思えます。 人の汚さとか仁とか、そういうのがいっぱいでていて、個人的にシリーズで一番お勧め。シリアスなのですが、ところどころ爆笑シーンがあったりして。 雁は後栄に栄えるのですが、いつ終わるもやわかりませんね。 そういうことも含め、なにか切ないお話です。 それでも、最後はハッピーエンドですよ~(ホントホント | ||||
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延王尚隆と延麒六太の生立ち・出会いから、20年後の物語です。六太が親に捨てられる場面、戦でぼろぼろになった尚隆の悲惨な部分と王宮での尚隆・六太と朱衡ら官との笑えるやり取りあり、1冊でとても楽しめます。 更夜と六太の出会いの場面がほのぼのとしながら、別れが切なくて好きです。とても更夜がいとおしい。 拉致された六太が助けにきた尚隆に甘えるのが、普段のこまっしゃくれた六太には見られない1面で可愛い。 表紙・挿絵ともいつもながら素敵です。十二国ファンは是非読まれたし。 | ||||
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雁国は先の王、諡(オクリナ)梟王。彼は雁州国の王であった。――折山。天を貫く凌雲山さえも折れようかというほどの荒廃。民に対しては残虐の限りを尽くし、国庫に対しては湯水のように使い、麒麟は失道し、そうして天の采配なくして斃れ、荒れ果てた国土だけを残していった。 数十年後、延麒が延王を選定した。幻の国、蓬莱で。 玉座は血を流さずしては維持できない、と延王はそう言う。彼が登極して間もなくに起きた乱、王としての威信を賭けた戦いがここに! | ||||
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友人に勧められ歴史系のものは苦手だし、あきたらすぐにやめようなんて軽い気持ちで手に取ったこの「東の海神~」はなんとなくタイトルが気に入ったという理由だけで、数ある十二国記シリーズから選らんだ一冊でしたが、個性あるさまざまな人物や、スケールの広い話。まぁ私は少なくとも難しい漢字と小難しい言葉使いや文法に苦労しました。単語の意味すらわからないので; けれど王とは何か、国とは何か。ただ平和を願うだけでは国はつくれない。時には選べないような二択を迫られる時もある。それでも王は民のためにあり、民に願いを託されてこそ王でいることができる。そんな切ないような感動がありました。 そして最後の、更夜の国など栄えて欲しくないという言葉にはああそうか、と思ってしまいま!した。時に人間らしさを感じる、本当にいろんな思いが、この本にはつまっています。とにかく一度手に取ってみてください(値段も手頃ですし)ちなみに、思わず吹き出すような会話もあるので、シリアスっきりは疲れる方にもおすすめ。 きっと、何かを考えると思います。平和に生まれた現世の私達には想像することしかできないかつて雁国の人々の思いや願いを、考えてほしいと思います。なのであえて私は、これをおすすめ致します。 | ||||
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私は数ある十二国シリーズの中でこの話しが一番お気に入りです。何よりも読みやすさが魅力だと思います。読みやすさに加えて話に出てくる個性的なキャラクターも魅力の一つです。何度も何度も読み返したくなるすばらしい一冊です。どうぞ、皆さんも読んでみてください(^。^)/ | ||||
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残念ながら聞く価値は感じません。 小説で一度読まないと、頭の中で景色が思い描けないでしょう。 わざとらしい、ナレーションを聞いて苦笑する他はありません。 ただ、十二国記ファンなら、同胞されている短編の小雑誌だけは 読む価値があります。(短編だけで売って欲しい) 評価は CDは☆ / 短編 ☆☆☆☆ メインがCDですから、評価はCDで付けました。 | ||||
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十二国記シリーズの中で、一番、読みやすく、楽しめた作品ではないかと思いました。後半はストーリー展開が読めてしまいましたが、それでも、感情移入しやすく、最後まで、ぐいぐい引っ張ってくれました。内容については、すでに優れたレビューが掲載されておりますので、あえて省かせていただきます。難しい漢字が多くて困ったと、私の友人は言っておりましたが、それを含んでもお勧めできます。というのは何故かと申しますと、登場人物の個性がはっきりとしていて、人物同士のやりとりもテンポが良く、思わず声をだして笑ってしまうシーンもあったりしますし、壮大なスケールで展開しているにもかかわらず、焦点がはっきりとしているため、読者側が混乱せずに読み込めるという点があるからです!男性キャラばかりなせいか、浮いた感じというか、軽い感じがしませんので、性別問わず読める作品ではないでしょうか……。山田氏のカラーイラスト・挿絵も美麗です!読者への意識が高く、訴えるものもありますので、熟読するも、娯楽の視点で愉しむも、ファンタジーファンならどちらでもお気に召すのではないかと思います。まあ、まずは手に取ってみて下さい。雁国に行ってみたいと思うようになりますから。現に、私は雁国の住人です。いい国です……。 | ||||
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シリーズのなかでもかなり好きな作品です。 延国王と麒麟との出会いから、二人が壮大な大国へと導いていくまでの道程が描かれております。 六太が蓬莱に降り、王に出会ったところの描かれ方に妙に切ない物を感じてしまったのは何故でしょうか・・・。 12国記シリーズはだいたいからどこから読んでも話がわかるのでとても親切です。かくゆう私はこの作品が今のところ出版されている中での最後に読んだ作品です。 ファンタジーという枠には収まりきれない壮大な物語をぜひお勧め致します。 | ||||
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十二国記はシリーズものですが、一つ一つの話しはそれぞれ完結しています。 たしかに、出版順に読んでもいいですが、この本に関しては別に1番に読んでも構わないと思うし、これから読んだ方が良いと思います。 十二国記は漢字が多く、ファンタジーとして多少読みにくい部分がありますが、この話しはシリーズの中でもすらすらと読めると思います。 これで、十二国記にはまって先に進むと言うのがわたし的にはベストだと思います。 | ||||
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やはり、小説を音であらわすのは難しいのだとあらためて感じました。原作の私の好きなシーンあのシーンもあのシーンもないっっなんてやきもきしてしまったのも事実です。 ただ小説ではできない楽しみ方として、私は毎晩寝る前に部屋を真っ暗にして、布団のなかで聞きました。そうすると、横になっている自分の頭の上で人々が叫びあったり、たくさんの足音が走っていったりするような臨場感を味わえると思います。 そして、一緒についてきている短編集「漂舶」私はこれが読みたくて購入したといっても過言ではありません。原作の小説のその後のお話で雁国ファンは読んでおきたいところです。 | ||||
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