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虚ろな十字架
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虚ろな十字架の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全120件 41~60 3/6ページ
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読後感が悪くて、また読みたいという気になれませんでした。東野圭吾先生のストーリーテラーぶりは相変わらず凄いのですが、テーマ的に落としどころなく…という感じでしょうか。けれども、この落としどころがないということが、この物語に対する真摯な姿勢かもしれません。 | ||||
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東野さんらしい、読みやすい文章で登場人物たちの心理を密に書き上げた作品だったと思います。 一気読みでした。 しかしラストで少しだけ、あれ、という感覚になりました。 真実が明らかになったとき、「あの人」の生き方や人となりをずっと辿って来ただけに、愚かなことをしてしまったのにも止むに止まれぬ事情があったのだろうと勝手に思い込んでしまっていたからでしょうか。 その原因が自業自得だっただけに、同情という感情があまり湧き上がりませんでした。 過去の出来事がさらに暗いものであれば、東野さんの、本当に救われない重たい話になっただろうと思います。 そういう意味で、この作品はライトとヘビーの中間なのかなと、個人的には感じました。 しかし冒頭にも書きました通り、全体としては楽しませてもらいました。 | ||||
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夜神月に是非読んでほしい作品です(笑) 死刑にするのは、その犯人がこれ以上殺人を犯さないため という意見も 重い十字架を背負い、罪を償いながら生きている人だっているから必ずしも死刑が正しい訳では無い という意見も、どちらも考え深い意見です。 人を殺した者がどう償うべきかという問に答えはないのではないでしょうか。 | ||||
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非現実的な内容を多少含むが、小説として面白く一気に読み終えた。 | ||||
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最後に奇想天外の結末となる東野ワールド。毎作品、一気に読みます。 | ||||
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死刑問題について、被害者と第三者の立場や考え方の違いが悩ましい内容でした。 | ||||
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最近どっぷりと東野さんのものを読むようになりました。 今回表紙の異様さと、アマゾンのレビューが高いことも気になり購入! 一気に読破してしまうほどの引きこもれ感。死刑とはなんなのか。 考えてみてほしいですね。 | ||||
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小説だとわかって居ても、深く物語に引きずり込まれて、考えさせられる、登場人物が小説の中で生きている東野圭吾さんらいしい傑作です! 再読ですが、今回は死刑制度では無く、人には立ち入るべきではない領域が有る事に、深く考えさせられました。 小夜子は自分の果たせなかった想いを、沙織と史也で晴らそうとした様に感じました。 そうしなければ気が済まなかったのでしょう... 小説の様にドラマチックでは無いけれど、人は色々な想いを抱えて生きて居ます。どう言う状況であれ、相手を追い詰めたり、人生を一変する対応の提案で無く、告白を聞く以上、自分もお墓に持って行く覚悟が無いなら立ち入らぬ事では無いかと感じました。 どう償うかの正解は無く、小説の中では中学生で背負った十字架は十二分に重く冷たい物だったと思います。 | ||||
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ネタバレ注意 死刑制度について深く考えさせられる内容で、大人が読むのに良いと思った。 | ||||
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ペット葬儀社を経営する中原道正は一人娘を理不尽に殺害された哀しい過去を持ち、それが原因で妻小夜子と離婚した。その事件から約11年後、今度は元妻小夜子が殺されたとの連絡を受ける。程なく犯人が自首し強盗が目的と供述するが、状況からは腑に落ちないことも多い。一方道正はこれをきっかけに、別れてからの妻の行動を辿ることになる。 完全なるミステリーですが、犯人探しやどんでん返し等の醍醐味というよりも、死刑制度の是非や本当の贖罪の意味を真摯に問う小説です。当然、何が正解なのか答えなんて出ないと思います。しかし、被害者や加害者、その家族、そして弁護士などがそれぞれの立場で想いを叫びます。この重いテーマを、こんなにも巧みにミステリーに取り込む構成力には脱帽です。 | ||||
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寝不足です。死刑制度についてこんなに分かりやすく、考えさせられる本は初めてでした。 | ||||
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東野ワールドが炸裂していました。 相変わらず最高です。 読み進めていくうちにドキドキが止まりませんでした。 | ||||
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いつもながら点と点をいつのまにか一本の線に繋げる巧みさは圧巻です❗読み手を飽きさせない技法は東野ワールドの成せる技としかいえません。テーマは決して軽くはなく、読後、考えさせられる作品です。やっぱり面白いものは面白い❗ | ||||
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東野圭吾さんの小説を初めて読ませていただきました。 衝撃的な内容で、途中で読むのをやめようか?と思ったのですが…伏線が後に繋がってくると「おぉー、そういう事だったんだ」と納得でき、なんでこんなに女心がわかるの? とか、心情や事のあらすじがわかりやすく大変読みやすかったです。 皆、何かしらを抱ながら生きている… それがどんな形であれ正解は自分で決める。 考えさせられる作品でした。 | ||||
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東野圭吾の文庫本をここまで12冊読んだのを機会にレビューを書いてみることにした。 東野圭吾の本を読み始めるきっかけは中野信子の「サイコパス」に紹介された「プラチナデータ」だった。ストーリ展開が複雑でありながら、読むことを途中で止められなかった。シナリオが良く練られているのと、文章表現のリズム感(村上春樹がよく使う表現)が私に合っていたからである。 今まで読んだ文庫は「プラチナデータ」「秘密」「容疑者Xの献身」「夢幻花」「虚ろな十字架」「使命と魂のリミット」「流星の絆」「麒麟の翼」「祈りの幕が下りる時」「ナミヤ雑貨店の奇跡」ときて、かなり長編の「白夜行」そして今回の「幻夜」であるが、どの作品も感動と戦慄、衝撃、刺激が新鮮で素晴らしかった。 「幻夜」の解説を直木賞作家の黒川博行が書いているが、彼の直木賞作品「破門」には、私は1ページ目でシナリオと文章のリズム感に違和感を感じ、10ページ弱で放棄した。読む方の個人差であるが、作者によってこれほど違うのである。 | ||||
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読者を退屈させない重層的に構築された人物相関。 スピード感があって読みやすい軽快な文体。 重たいテーマを設定しつつ情緒に走らない安定感。 久々に東野圭吾作品の醍醐味を堪能しました。 死刑というテーマを設定しつつサスペンスの味付けを忘れずに興味深く読ませてくれます。 死刑の是非を問うてはいますが結論を追い求めることはせず、 死刑廃止論と死刑肯定論の主要な論点をバランスよく提示しています。 日本には裁判員制度もあり死刑の是非は人ごとではありません。 死刑に対する倫理観を考える意味でも参考になる秀作だと感じました。 重たいが読むべき書籍だと評価します。 | ||||
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罪を償うことに対して、おとなしい犯人の娘が、遺族の中原に泣きながら、自分の意見をいう場面に、喋るのが下手な花恵が?!すごい!よく言った。と、読者の私が応援してしまうほどのめり込んでいました。。過去を背負って生きているそれぞれの登場人物がすごくリアルに描かれており、テレビでドラマを見ているようで、一気に読んでしまいました。感動で2回ほど泣いてしまいました。 | ||||
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相変わらず、読みやすい文体で一気読み。死刑が、犯罪の償いになるのか?というテーマを考えさせる習作という感じ。読後は、はじめにテーマありき、という感じもあるけれど、その著者の意図は、充分果たせている。被害者家族がせっかく勝ち取った死刑判決に対して、非道な犯罪者は、罪を悔いるより運命として受け入れてしまって罰になっていない、という虚しさ。ただし、サイドストーリーの中学生の妊娠の話は、ちょっとご都合主義というか、ありえないよなあ~という感じ。 | ||||
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読み始めから先が気になってあっという間に読み終えてしまいました。登場人物の心情が細かく描かれていていろいろ考えさせられる物語でした。 | ||||
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死刑制度、刑罰について考えさせられます。 また登場人物それぞれ、いろんな十字架を背負った生き方をしており、 こんな生き方、人生、考え方もあるんだな~と思いました。 前半は若干退屈な感もありましたが、後半、話がまとまるまでの序章であり、 総合的に見てよくできたストーリーです。 お勧めできます。 | ||||
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