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消えた少女 吉祥寺探偵物語
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消えた少女 吉祥寺探偵物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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他の方のレビューにあるようにかなりご都合主義的な面が感じられます。 また、結末にしても読み始めてすぐに思ったとおりでした。 正直、内容は薄いかなと思います。 それでも星4つにしたのは、このような設定の探偵ものが好きだからです。 主人公は、あまり人から共感を受けるキャラではないと思いますが、自分と重なる部分もありました。 このシリーズは中年男性向けかなと思います。 あまり良いことは書きませんでしたが、私には好きなシリーズとなりました。 | ||||
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何となく微妙な感じ。 主人公は魅力なし。 ストーリーもやや荒唐無稽気味。 読み終わった時にスッキリしない。 でも暇潰しにはなった。 | ||||
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犯人と目された男の行動がいまいち腑に落ちない。 調べるリスクの大きさからからして、まずは容易な女に聞くのが筋ではないか。 それと調べる側の男の心情が淡々と描かれ、同じ境遇で似た心理に至った者でなければわからないような薄い調査への意欲の背景描写となっているために、淡々と読み終えてしまった。 | ||||
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※ 真相に触れているレビューです ※ バツイチの主人公が行方不明になった少女の行方を探すというものだが、正直、ミステリーとしては凡作で、本格的な謎解き要素は少なく、ラストまで大きな変化や盛り上がりが無い。特にストーリーにほとんど何の進展も無い中盤までが退屈だった。 また、主人公がわずか数日のうちに警察すら分からなかった事件の重要な情報を次々と入手していく過程がちょっとご都合主義すぎて、ヤボながら突っ込みたくなってしまう。ラストで明らかになる真相にしても突っ込み所が多い(少女の行方不明事件で目撃証言もあり、誘拐の可能性も高いのに、家の周辺や近所を警察犬を使って少女の匂いの追跡調査をしないはずがない。そうしていれば当然アレがすぐに見つかっていたはず。こうした事件で警察犬を導入しないとは思えないので、さすがにこれは致命的な部分)。栗原の行動もめちゃくちゃ。基本的にしらばっくれていれば何の問題も無いのに、いきなりパニくって逃げ出すなんて、あの地点ではちょっと行動に無理があるでしょ。それこそ主人公に事件を解明させるために行動させているようにしか思えなかった。 登場人物の設定や描写も中途半端というか、主人公が「バツイチ」で「子持ち」で「コンビニのバイト」というキャラ設定が本編において活かされておらず、主人公の元妻も子供も存在理由は皆無。刑事の存在も、素人に捜査情報を提供するほど協力的か、「素人が出しゃばるな」と文句しか言わない敵対的な刑事かの両極端。主人公に好意を寄せるバーのオカマちゃんも、人脈の広さで情報提供に協力してくれるだけの都合の良い存在にしかなっていない。 | ||||
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※ 真相に触れているレビューです ※ バツイチの主人公が行方不明になった少女の行方を探すというものだが、正直、ミステリーとしては凡作で、本格的な謎解き要素は少なく、ラストまで大きな変化や盛り上がりが無い。特にストーリーにほとんど何の進展も無い中盤までが退屈だった。 また、主人公がわずか数日のうちに警察すら分からなかった事件の重要な情報を次々と入手していく過程がちょっとご都合主義すぎて、ヤボながら突っ込みたくなってしまう。ラストで明らかになる真相にしても突っ込み所が多い(少女の行方不明事件で目撃証言もあり、誘拐の可能性も高いのに、家の周辺や近所を警察犬を使って少女の匂いの追跡調査をしないはずがない。そうしていれば当然アレがすぐに見つかっていたはず。こうした事件で警察犬を導入しないとは思えないので、さすがにこれは致命的な部分)。栗原の行動もめちゃくちゃ。基本的にしらばっくれていれば何の問題も無いのに、いきなりパニくって逃げ出すなんて、あの地点ではちょっと行動に無理があるでしょ。それこそ主人公に事件を解明させるために行動させているようにしか思えなかった。 登場人物の設定や描写も中途半端というか、主人公が「バツイチ」で「子持ち」で「コンビニのバイト」というキャラ設定が本編において活かされておらず、主人公の元妻も子供も存在理由は皆無。刑事の存在も、素人に捜査情報を提供するほど協力的か、「素人が出しゃばるな」と文句しか言わない敵対的な刑事かの両極端。主人公に好意を寄せるバーのオカマちゃんも、人脈の広さで情報提供に協力してくれるだけの都合の良い存在にしかなっていない。 | ||||
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妻に去られ小学5年生の息子健人とふたり暮らしの川庄は、友人のオカマの京子ちゃんから1年前に行方不明になった少女の捜索を依頼される。いろいろな伝手から情報を得た川庄は、ある人物に不信感を抱く。少女行方不明事件の裏に隠された真実とは・・・? 警察でさえ行方を探し出すことができなかった事件。それを川庄はひとりで地道に調べていく。その川庄の動きに危機感を抱いた人物がいた。事件のカギを握っているのか?だが、事態は思わぬ方向に進んでいく・・・。事件の内容はかなりシリアスだが、川庄やその他の登場人物のキャラクターが面白く描かれているので、読んでいて救われる思いがした。1年前に自宅近くで忽然と姿を消した少女。だれも少女を目撃していない。川庄は丹念に情報を収集していく。ほんのささいな情報ばかりだが、集まればひとつの大きな真実を映し出す。その過程は興味深いものがあった。ラストは何となく想像がついてしまい意外性は感じなかったが、すごくつらいものがあった。 人は、自分の罪から顔をそむけたままで生きてはいけない。何もなかったことにはできないし、誰かの犠牲の上には幸福な生活は築けない。そのことを強く感じた。 | ||||
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読んでいる最中、裁判で無罪(冤罪)を確定した男が自分が真犯人だということを告白したということがニュースで流れていた。 それを聞いたときは、「へー、そんなこともあるんだな」という程度の感想だったんだけど、本作を読み終えて、「やっぱり悪いことはできないもんだ」と思った。 自分は犯罪者になったことがないのであくまで創造だけど、警察や周りの人に犯行隠し通して、普通に生活を続けていくことはできないと思う。 見つからないことはもしかしたらあるかもしれないけど、精神はボロボロになってとても幸せになることなんてできないと、もう想像もしたくないほどだ。 「悪いことはしてはいけない」当たり前のことだけど、当たり前すぎてつい忘れてしまっているかもしれないことだ。 そのことを再確認する意味でも多くの人に読んでほしい。 | ||||
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バツイチ、息子ありのコンビニのバイト店員の主人公が、ふとしたきっかけから、行方不明の少女を探すことに…なかなか面白い素人探偵ミステリー。 主人公の川庄の人柄、ミステリーとしての緊迫感とユーモアのバランスが非常に良く、最後の最後まで読ませてくれる作品だった。 著者初の文庫書き下ろし。シリーズ化されるようで、第二弾は今夏、刊行予定らしい。 | ||||
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