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消えた少女 吉祥寺探偵物語
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消えた少女 吉祥寺探偵物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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犯人と目された男の行動がいまいち腑に落ちない。 調べるリスクの大きさからからして、まずは容易な女に聞くのが筋ではないか。 それと調べる側の男の心情が淡々と描かれ、同じ境遇で似た心理に至った者でなければわからないような薄い調査への意欲の背景描写となっているために、淡々と読み終えてしまった。 | ||||
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妻に去られ小学5年生の息子健人とふたり暮らしの川庄は、友人のオカマの京子ちゃんから1年前に行方不明になった少女の捜索を依頼される。いろいろな伝手から情報を得た川庄は、ある人物に不信感を抱く。少女行方不明事件の裏に隠された真実とは・・・? 警察でさえ行方を探し出すことができなかった事件。それを川庄はひとりで地道に調べていく。その川庄の動きに危機感を抱いた人物がいた。事件のカギを握っているのか?だが、事態は思わぬ方向に進んでいく・・・。事件の内容はかなりシリアスだが、川庄やその他の登場人物のキャラクターが面白く描かれているので、読んでいて救われる思いがした。1年前に自宅近くで忽然と姿を消した少女。だれも少女を目撃していない。川庄は丹念に情報を収集していく。ほんのささいな情報ばかりだが、集まればひとつの大きな真実を映し出す。その過程は興味深いものがあった。ラストは何となく想像がついてしまい意外性は感じなかったが、すごくつらいものがあった。 人は、自分の罪から顔をそむけたままで生きてはいけない。何もなかったことにはできないし、誰かの犠牲の上には幸福な生活は築けない。そのことを強く感じた。 | ||||
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