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あったかスープと雪の森の罠



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【この小説が収録されている参考書籍】
あったかスープと雪の森の罠 (コージーブックス)

あったかスープと雪の森の罠の評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

卵カフェシリーズ

teaショップのシリーズから読んだのですが、このシリーズもいつも楽しく読んでいます。
あったかスープと雪の森の罠 (コージーブックス)Amazon書評・レビュー:あったかスープと雪の森の罠 (コージーブックス)より
4562060239
No.1:
(4pt)

仕事も遊びも恋愛もそして殺人犯探しにも全力投球のスザンヌは寒い冬も元気一杯です。

アメリカの大人気女流ミステリー作家チャイルズが著した〈お茶と探偵〉シリーズと共に安定した人気を得ている好感度抜群のコージー・ミステリー・シリーズ〈卵料理のカフェ、カックルベリー・クラブ〉の久々に翻訳された四冊目です。コージー・ミステリーのヒロインで多いタイプは離婚経験者に次いで本シリーズのスザンヌがそうである様に夫に先立たれた未亡人のパターンですね。そして魅力的なヒロインは一人きりで放って置かれず必ずやハンサムな恋人が現われて2度目の恋愛と幸福を掴み取るのですね。
真冬の厳しい寒さの中〈カックルベリー・クラブ〉へ経営者のスザンヌと冬のフェスティバルの打ち合わせをする為にスノーモービルに乗ってやって来た銀行の新頭取が無惨な死を遂げてしまい、運が悪くまたもやスザンヌが第一発見者となる。これまで殺人事件を見事に解決に導いて来たスザンヌはカフェに来る客達からも期待され、お店が冬の催しで多忙な中で相棒のトニとペトラと共に殺人犯探しに挑んで行くのだった。
今回も大勢の容疑者の誰もが犯行可能な中で真犯人を一人に絞り切れず最後の手段も推理とは言えませんでしたが、でもスザンヌの咄嗟の機転と思いつきは見事でしたし、最後に暴かれるこの意外な犯人の正体はミステリーとして十分に満足の行く出来栄えだったと思います。本シリーズの魅力は〈カックルベリー・クラブ〉の共同経営者アラフィー女性3人組の仕事を通じた友情の物語が大きいでしょうね。カフェの料理の要であるペトラは認知症の夫の世話で苦労しながらも明るさを失わないしっかり者ですし、給仕のトニはダメ夫と別れようと何度も決心しながら人の好さでついつい許してしまって踏ん切りがつかない陽気なお笑い部門の担当ですね。他のレギュラーでは〈カックルベリー・クラブ〉へ毎回食事をタダで取りに来て素人に事件解決もしてもらい最後に美味しい所を持って行くドゥーギー保安官は調子が良すぎますが何とも憎めませんよね。そして何事にも積極的に全力でぶつかって行く我らがヒロインのスザンヌは優しい恋人医師サムとの仲が順調その物でゴールインも遠くないなと思えますし、無惨な死体を見たトラウマから敬遠していたスノーモービルにサムの導きで挑戦して逆に大好きになる思わぬ喜びや、家出少年を気遣う思いやりの心が犯人の決め手やオマケにお宝探しにまで結びつくというまさにラッキー・ガールと呼んで良い大活躍でしたよね。
あったかスープと雪の森の罠 (コージーブックス)Amazon書評・レビュー:あったかスープと雪の森の罠 (コージーブックス)より
4562060239

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