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猫ノ眼時計
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猫ノ眼時計の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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このシリーズ、面白い。なぜ完結してしまうのか、本当に惜しい。猿渡くんのキャラと語り、伯爵との掛け合いが絶妙で大好きだ。 3作目の本作は完成度が一番高いのではないだろうか。2作目が幻想的過ぎたので本作はしばらく見送っていたが、1作目を超えるほどの出来だと思う。完結編というだけあってシリーズファンへのサービスにも思える人物も登場する。 収録された作品は甲乙つけがたい。 あえて文句を言うなら、表題作が一番短い掌編であることくらい。 三部作の文庫版には一編ずつ書き下ろしが加えられてることを知り、地団駄を踏んだのはこのシリーズが初めてだった。 | ||||
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ここの所、津村泰水の作品が私の「マイブーム」になっています。 | ||||
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夢・幻だったのかもしれないとか、麻薬を飲まされたとか、精神的な病に罹患していたという手法を使えば、どんな不思議な状況でも容易に設定できてしまうから、読者に金を出させるには余程の文章力が必要だが、この作者はその高いハードルを、余裕をもって飛び越している。すばらしい。長編だって本格推理だってコメディーだってその気になれば書けちゃうよということを、思いっきりアピールしている。 なぜ3冊で完結させたかの理由も明記されており、納得と同時にその勇気に感心した。 巻末に猿渡の年譜がついているので、いずれその順に従って再読してみよう。 | ||||
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出たばかりのころに読んだときは、これまでのシリーズのものよりやや「落ち」が弱い気がした。かねてから小説はストリーの面白さより世界観そのものを味わうべきものだといっていたのに、作者には過度の要求をしていたようだ。再読してみて,なかなか面白い、とくに「山羊と城」はかなりおもしろいと思った。落ちではなく、読んでいる間中おもしろいのだ。猿渡シリーズがこれで完結とは残念。「たまさか」とこれは続けてほしい。設定が縛られていると自由には書けないかもしれないが・・・。 | ||||
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ついに完結!〈幽明志怪〉トリロジー! 「日高川」での、パブでエール5パイント分は迷いすぎだろ、猿渡!とにやけつつ、 「玉響」における伊予田との友情に思わず落涙。 「城と山羊」にはネプモイの魅力と“パノラマ島”を見る想い。 そして「猫ノ眼時計」は・・・これ以上はもう言うまい。 さらば猿渡!酒は足りているか? | ||||
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