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涼宮ハルヒの消失
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涼宮ハルヒの消失の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全125件 81~100 5/7ページ
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50ページ過ぎたあたりから読み終えるまでずっと心臓が鳴りっぱなしでした。 1〜3巻までのそんな些細なところまで伏線になっているのか…作者には、本当にしてやられたって感じです。というか、なぜここまで完璧に作りこめるのか、このつながりは絶対に予測できません。有無を言わさない完璧な1話でした。 鍵の下りの臨場感はすさまじいものでした。 そこからのキョンの心情の描き方も、私達読み手をぐいぐい引き込んでいきます! 最高傑作の名に相応しい1冊です。仮に、前3作が面白くない、どうしようもない小説だったとしましょう(実際はとても面白いのですが)。ですが、この4作目のにつながる伏線を確認する、たったそれだけの為に読んだとしても、その3作分の価値を取り戻す、超越するクオリティがこの4作目にはあります。絶対オススメの1冊です。 | ||||
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SOS団の活動内容:クリスマスパーティー → 何も起きない、へ変更 クリスマスパーティーを開くにあたって一応団員の予定を聞くハルヒですが、本当に聞いただけ。 「たずねるのが予定ではなくて意思だったらよかったのにな」とぼやくキョン。 そうして何かが起こってしまいそうなパーティーの当日までの何事も無い平和な日々を、 大切にかみ締めながら過ごし当日を待つキョンでしたが、 その日を待たずして起きたとんでもない出来事。 今や普通じゃない事がデフォルトになってしまったSOS団の在籍生活。 それがある日突然に終わりを告げます。 そう、一般的な普通の何でもない生活の到来、「何も起きない」が起きてしまったのです。 当たり前だった日常から突然の締め出しを食った心細さ、焦燥感。 胸だけデカい小さい娘朝比奈、転校生古泉、眼鏡っ娘長門、 ハルヒを巻き込んだそれは、キョンも例外ではありませんでした。 不思議な出来事の主役ではなくとも脇役でありたいと思っていたキョンに 突如として降りかかる部外者への配置転換の恐れ……… 何が起こるのか毎度楽しみにしているこのシリーズ。 まさかそこで何も起きない、なんて事が起きるとは完全に意表を突かれました。 本作ではキョンのSOS団への思いの再認識、巻き込まれる受身からの脱却、 ほのかな仲間意識の芽生え、今、ただこうして在る(環境や人)事の大切さとありがたみ、 そういった真に迫った気持ちが垣間見られ、読後は妙に心温かになれる作品になっています。 | ||||
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知人が消えてしまうという設定に洋画の「フライトプラン」を思い出しましたw 消えてしまったヒロイン、クラスメイトのハルヒを探す主人公のキョンの姿はその映画の主人公と同じくらいの焦り具合で読んでいて非常に楽しかったですw いくらうるさい友達や恋人でも突発的に消失してしまうときっとどうにもならない不安が押押し寄せてくるんでしょうね…。その感情には普段意識していない愛情が隠れているんだと思います。 僕はこの本を読んで人にはうんと優しくしようと思いました。 | ||||
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角川スニーカー文庫刊・谷川流著・いとうのいぢイラストの 「涼宮ハルヒ」シリーズ第4巻にあたる『涼宮ハルヒの消失』です。 時間軸は第2作「溜息」に続く十二月の舞台から始まります。 前作「退屈」の短編・笹の葉ラプソディで語られた 第1作の驚愕の真実は単なる片鱗に過ぎず、本作で一気に爆発する真実の続きと、 時間、空間内で多重ループし続ける無限螺旋迷宮をあなたは目撃します。 いるはずの人がいない。 いるはずのない人がいる。 見たことのある知らない彼女は誰? 再び「3年前」に遡る舞台、揺れる長門の存在の位置づけ、 ループする世界の中のループのループ。 一体、現在の定義をどこに当てはめたらいいのか? 読み終えても読者を惑わせる、並列世界が入り混じるSF大作にただ驚き、感服するばかり。 2重3重4重以上に仕掛けられたトリックはいつまで続くのか。 敢えて言います。序盤2作「涼宮ハルヒの憂鬱」「涼宮ハルヒの溜息」は予告編に過ぎなかったと。 読み出したら止まらない、次巻も気になってしょうがない見事な傑作に仕上がっています。 | ||||
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落差の激しいハルヒシリーズですが、今作は文句なしに傑作でしょう。 どこか達観した所があって感情移入しづらかった主人公・キョンも今回の「消失」には大いに感情を揺さぶられ、 追い詰められても一筋の光明を求め必死で足掻く様からはビシビシと緊迫感が伝わり、 気づいた時には物語に引き込まれ、いつしかキョンと感情を共有(?)するまでに至っていました。 >Ready?に繋がる展開ではカタルシスすら覚え、入部届けや病室のくだりにはこれ以上無く涙腺を刺激されました。 そしてきっと多くの人が、読後の満足感に包まれつつ脳内ヒロインの交代がなされていた事でしょう。 | ||||
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1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』はそれ自体で完結している作品のため、 元々続ける予定で書かれていないものをシリーズ化するのに不安しかなかった。 その不安を具現化するような2巻と、短編集の3巻。 「このシリーズはダメだ」と惰性だけで読んだこの4巻で考えが一変した。 多くの人が書いているが、自分もこの巻が今日現在の最高傑作だと考える。 一夜にしていなくなったハルヒと、変わってしまった団員や友人たち。 自分一人が元の記憶を残していることによる不安と焦り、苛立ち。 その不気味な現実と、キョンの焦燥感が実によく描けている。 そして谷口の思わぬ一言。 氷解していく謎と、意外な真相。 もちろん、少し無理な箇所もあるにはあるが、 それが本当に些細なことに思えるくらい、他が素晴らしい。 自分と同じように、1巻に満足して2巻、3巻で脱力した人に、 どうか惰性でも構わないのでこの4巻まで手を伸ばしてほしい。 1巻と同じくらい、もしくはそれ以上に楽しめると思う。 | ||||
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この作品は、皆様が言われているとおり、シリーズ内でも最高傑作であると言えます。 1〜3巻をしっかり読むことによってこの巻での印象は大きくなるのでこれから購入の方は前作までもしっかり読んでから読んでくれるといいと思います。 いつも傍観者でありつづけたキョン…いつもの生活にうんざりしてるキョン。だけど、この、SOS団の無いずっと望んでいた「普通」の世界。今までの自分の気持ちが本当ならば、戸惑いこそすれ、この生活に不満を抱かないはずです。しかし、実際は違う。元の世界に戻ろうと、必死になる、キョンがいます。失って、初めて、自分の生活が楽しかったのかに気付く。その心情の描写は見る価値大有りです。 そして、時間、時空改変の中で、少しずつの手がかりを元に行動していく。前作までの設定が元、壮大な時間、時空移動に難しさを感じさせようと不思議さ(後残りの悪さ)を感じさせない組み立て(時間平面理論自体との矛盾は見られますが)。 全ての要素において他のモノを凌駕しています。1度読んだらハルヒワールドに連れ込まれるこの作品。是非読んでください!!! | ||||
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サムデイ・イン・ザ・レインで最終回を迎えたアニメ一期ですが、このエピソードはその後につづくものです。タイトルから想像できると思いますが、今回はハルヒが消えます。そして、宇宙人や超能力者や未来人も存在しません。一晩にしてキョンの記憶を残して世界が作り変えられます。こんな状況にキョンは?? シリーズ中最高傑作との呼び声も高いこの巻。アニメ二期まで待てない方!まずは三巻「退屈」収録の「笹の葉ラプソディ」を読んでから、この巻を読みましょう。買って損は絶対に無しの◎。いままで傍観者であり続けた彼の、心の叫びを聞け! | ||||
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1巻以外は、それほど...という印象になってきていたので、期待していなかったのですが、これはよかった。いつも、このぐらいのレベルだといいなぁ。ちょっと、ぐるぐるしすぎという感じもしますが、通常と違うキャラが結構新鮮でしたね。おもしろいです。 | ||||
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この作品「涼宮ハルヒの消失」は、自分にとって最高の原作です。 まだ読んでいない人がいるかもしれないので詳しくは書きませんが、 キョンがあたふたする姿、長門さんのありえない行動… これが最高にすごいです。 読んでみて損はない作品です。 | ||||
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自分がこの作品を読んで面白いと思うことは、今までの『涼宮ハルヒ』シリーズに無い、斬新な展開が繰り広げられた点にあります。 はじめは、今までのように物語が進行するかと思いきや、一変・・・ キョンは異世界といっても過言ではない、世界に一人取り残されることになります。 その世界には、北高には涼宮ハルヒの姿がこれっぽっちも無いのです・・・ と、このような展開で話が進んでいきます。 これは今までとは、一線を隠す素晴らしい作品に仕上がっていると思います。 自分はこの涼宮ハルヒシリーズ第4巻『涼宮ハルヒの消失』をオススメしますm(_ _)m | ||||
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ホントにビックリ。 ハルヒがいない日常 それどころか古泉もいない 朝比奈さんはキョンのことを知らない上に未来人ではなかった そして1番頼りにしている長門にいたっては。。 たった1日でキョンの記憶を残して世界が塗り替えられてしまった 世界が塗り替えられた初日での精神的に堪えたキョンが痛々しい。 一作前「退屈」収録「笹の葉ラプソディ」 を読んでおくとより面白いんじゃないかな あと一作後「暴走」収録「エンドレスエイト」 も後で読むと納得できると思う (後者の方は勝手に、世界を塗り替えられる一つの要因が含まれる代表としてあげた。) 非日常的な生活(元の世界)に対するキョンの決意と 世界を塗り替えた犯人 そしてどのように、そして何故世界を塗り替えたのか 読み始めた時は先が気になって止まらなかった。 本当にオススメ。 | ||||
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ある日、突然におかしくなってしまった世界で孤軍奮闘するキョン。 なぜ?おかしくなってしまったのか? どうすれば、元に戻せるのか? 試行錯誤を繰り返し、徐々に真相に近づいていく。。。 というのが今回のおおまかな流れなのですが、 一番の見所はやはり、キョンの葛藤でしょう。 キョンが望む世界とは? 様々な場面で現れるこの問いに対して キョンはどう答えるのか? 加えて 意外な結末、過去の作品との繋がり 痛い子扱いされてしまうキョン めちゃめちゃかわいい長門さん (恐らく、これがアニメ化されたら長門ファンが急増するだろう) などなど、おもしろ要素満載な今作。 話自体も良くできてると思いますし、 こういうのを毛嫌いしてる人も読んでみて損はしないと思いますね。 とりあえず いいか?俺は暴れるぞ。何としてでもお前を取り戻しにいく。 これは名台詞です。 | ||||
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涼宮ハルヒシリーズの第4巻。250ページほどの比較的短めの長編ですが、プロットの卓抜さ、シナリオの巧妙さ、キャラクター配置の絶妙さ、繰り広げられる会話やキョンのモノローグ等、台詞回しの面白さetc.色々な意味で現段階でのシリーズ最高傑作だと高く評価できる作品だと思います。 このシリーズは涼宮ハルヒと言う極めて稀有な人物を中心に集まった、それぞれにとんでもない設定を与えられた登場人物達によって繰り広げられる、極めて非日常的な日常生活を、ごく一般的な男子高校生・キョンの視点から描いた、スラップスティックギャグコメディです。 ここまでは読者の代弁者的立場に徹していたキョンですが、この巻ではとうとう彼自身が本当の意味で主役(ヒーロー)となっています。「フィクションドラマのヒーローの条件は、彼の命の重さと全世界の命の重さが釣り合う、もしくは彼の命の方が重くなることである」と言う定義をどこかで読んだ覚えがありますが、この巻のキョンの存在は、まさしくこの定義を満たしています。 具体的内容をここに記す訳にはいきませんが、このシリーズの視点役である彼の立ち位置が、傍観者(巻き込まれ役)から主体者へと変更されることにより、装飾過多ではあるものの、内容面そのものは割と平板に語られ、プロットの奇抜さだけでもっていた感のあるストーリーが、ここに来て一気に迫力と臨場感を持って動き出したと言う印象です。 ここまではかなりくどく感じられていたキョンの心象描写も、今巻の立場でならピタリとハマっていますね。 涼宮ハルヒをはじめ、長門有希、朝比奈みくる、古泉一樹といったメインキャラ達の存在理由を極めて明確にしつつ、シリーズ全体の主題のようなものも見えており、この巻を読まずして涼宮ハルヒシリーズは語れないと断言できるほどの存在感を感じるストーリーですね。 この巻の騒動の発端となっている"あのキャラ"の描写にも要注目です。 | ||||
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ハルヒとSOS団が消失し、キョンは独り取り残されてしまった… 今まであった日常が崩壊してしまうというストーリーが面白いです。 今までとちょっと違う有希や、朝倉の復活など 見どころ満載です これはぜひアニメ化してほしいです | ||||
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と言っても過言ではないほどです。 今までのSOS団(というかハルヒ)に振り回されるキョンの生活は一変 ある日いつも通り学校に行くとハルヒの席には消えたはずの朝倉が・・・ しかも誰も「涼宮ハルヒ」を覚えてないと言うのです そしてハルヒだけでなく、みくるや長門や古泉も・・・ 二転三転する先の読めない展開、交差する過去と未来、 既存のシリーズの伏線が次々と解けていく快感、 そしてキョンの決意・・・ ハルヒシリーズではこの「消失」を一つの頂点と思っています。 本書をさらに楽しむなら、ストーリー上には直接関わらない巻ですが、 「溜息」と「退屈」もセットで買った方がいいと思います。 | ||||
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はっきり言ってこれは群を抜いています。 これまでになかった『恐怖』という感覚をしっかりと植えつけられました。 あれだけの伏線を張り巡らせて本当に大丈夫なのか?というのが前巻までの正直な感想だったのですが、そんな不安はどこへやら。 まさかここまで上手く絡ませ、そして回収していくとは思いませんでした。 というよりも『退屈』以前の伏線の回収すらも伏線でしかない、という感じです。感服です。 鳥肌立ちっぱなしの展開、テンポの良さ、意外な結末―― 今までとは一味違うハルヒを味わってみてはいかがでしょうか? | ||||
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いや・・・・めっさ面白い・・・・ どう言ったらいいか分からないくらい感情が高ぶってます。 最高っす・・・ こんな気持ちになったのはGBの35巻以来です・・・・。 | ||||
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本屋で買ってきてあっという間に読んでしまいました。 最初はアニメの主題歌やEDのインパクトが強くおもしろい作品だなぁという感想しか持っていなかったのですが、「消失」まで読んで今までの「涼宮ハルヒ」シリーズへの感想がまるっきり変わってしまいました。前に出てきたセリフや行動が後になって伏線としてしっかりとした意味を持ってくる。久しぶりに本を読むのが楽しくて仕方有りませんでした。表面は「かわいいキャラが出てくる学園モノ」に見えますがしっかり中身があって買うだけの価値はありました。 | ||||
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今まで読んできたライトノベルの中でも群を抜いて面白いと思います。 突然、今までの世界が変わってしまい一人取り残されてしまったキョン。 何とか今までの日常を取り返そうと奮闘します。 今回はキャラクターの魅力抜きでも、ストーリーだけで面白いと思えます。 もちろん魅力的なキャラも登場し、二倍三倍にも面白くなっています(特に長門ファンの方にはたまらない作品になっているかと思います)。 今作最大の特徴は、今まで傍観者であろうとしてきたキョン君が自らの意思でハルヒたちに関わっていくことを決心するという点にあると思います。 文句なしの星五つ! | ||||
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