■スポンサードリンク
涼宮ハルヒの憂鬱
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
涼宮ハルヒの憂鬱の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
方々で話題になっていたので、ライトノベル読むのはロードスとフォーチューンクエスト以来と読んだ感想いわく、「こんなもんか」と。 出来損ないのエロゲーみたいな設定や文章、構図のカタイ安直な挿絵(眼鏡をかけた長門の目が片方だけかかれてるのをみてそのページを破り捨てたくなった。おまえは本当にプロかと小一時間問い詰めたい)。ひところ流行ったLEAFやKEYのエロゲーを思い出したね。各SOS団の出自には微妙な哲ネタも混じっていて、そこらへんが東浩紀の興味を引いたんだろうが、いまやたんなるドタバタ劇。…とはいえ東、メタラノベ、データベースの流れでこの作品を考えるとこの小説はたしかに楽しいね…ってこれはこの作品自体を面白いといってるわけではないですが(笑) 作品自体について語りだすと個人的にはウザキモい点が多すぎて、これを好きな人の脳を疑いたくなるけど、いまこの小説が置かれているポジションについて考えると面白いには面白い。それでもこの作品をクリエイティブに面白いとはけして言えないでしょう。魂は全く削り出されていないんだから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大人気作品という事で、気になっていたので読んでみました。 非常に読みやすい文章で、小説が苦手な人でもスラスラ読めると思います。 キャラクターが好みに合ってさえいれば、どなたでも楽しめる作品なのではないでしょうか。 キャラクターが好みに合ってさえいれば。 私には合いませんでした。 ヒロインのわがまま・超自己中ぶりが鼻について、最初から最後まで辛かったです。 あんな娘に運命を握られている世界なんてイヤ! 読んだことないけど気になっている人は、友人から借りるなり古本屋を利用される事を強くおすすめします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルを見て不快に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、否定的な意味合いはありません。優れてオタクな作品であります。 他の方も語っておられるように、美少女漫画、アニメ、ゲームに抵抗がない方には楽しめるでしょう。それはこの作品がまさに美少女ゲーム的小説だからです。 語り手であるキョン、本名でなくあだ名しか与えられていない、彼の無個性。地の文では饒舌なのに会話は少ない。彼の発言はしばしばカギ括弧なしで、地の文と同じ表現になっています。これまた美少女ゲームのプレイヤの分身である主人公と同じです。ゆえに本書はそのような人々の食付きがよい。 世界の観察者である自己の認識しうるのみが現実という描写もこれまたゲーム的な面白さでしょう。ゆえに本書は万人向けではありませんけれども、非常に面白い物語です。 キャラクタをもう少し膨らませれば星が一つ増えたのですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今更ですけど結構話題になってたので一気に全巻買いました で、まぁ一巻読み終えたんですが・・・正直つまんないです 読み初めはオモシロ!!と思ったんですがだんだん退屈になってしまって 他の方も書かれてる通り設定は珍しいのですがそれだけで引きつけられる物では僕はないと思いましたしやはり文の書き方が素人というか2chっぽい?感じでそれはそれで僕はいいのですが 2巻目も少し読んだんですがあまり繋がりがないと言いますか話の本筋からズレすぎてて結局どういう話がしたいのかわかりません まだ全巻読んでないのでわからないですが全部読む自信がありません 読みたい方がいれば一巻を読んでから続きを買うことを薦めます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容について散々かかれているので、この本の文体について等。 簡単に言えば漫画の吹き出しを延々繋げたような文章です。情景描写まで含めて、です。一人称視点の小説と聞いてワトソンのような切口を思い浮かべたなら、あなたには向かないかもしれません。 もし、あなたがSF好きで人からSFとしても面白いよと勧められたとして、ギブスン等が好きな場合あなたには向かないかもしれません。あくまで漫画的な小道具のひとつといった感じです。 なにより、表紙がしめすように根本的にあちら様を狙っております。もし、食わず嫌いはいけない、などと安易な気持ちで手を出すなら最初のカラーページで挫折することもあるかもしれません。 総合して、やはりこの本は『萌え』や『美少女ゲーム』等に、ある程度の耐性をお持ちのかた以外にはお勧めはできません。特にノベルゲームと呼ばれるタイプの『美少女ゲーム』を(特にその独特かつ特異な文体や表現を)受け入れられない人には、この本を受け止めるのは難しいでしょう。 仮にあなたがこういったジャンルのもさならこの本はあなたにとって、素晴らしい出会いになるかもしれないことも付け足しておきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品は、萌えブームやキャラクターブームのために、意味不明な作品を持ち上げていて、評価に値しないほどひどい、と言うものではありません。 ストーリーの仕掛けになっている設定などは、確かに見所であり、斬新で、そう簡単に考えつかない丁寧な物になっています。 角川スニーカー大賞のレベルが下がっている、との声もありますが、富士見が昔から非常に難しく、電撃の審査基準が意味不明なだけであり、一概にこの作品を責めることは出来ません。 事実、どの出版社内でも、実力のローハイミックスが行われている状態だからです。 ただ、この作品が致命的に惜しい点は、主人公(キョン)の人間性が極めて希薄なため、周囲に味のあるキャラクターがいるにもかかわらず、しらけた反応で済ませてしまい、本来ならば、感情故に発展するストーリーを、理詰めだけで推し進めているのです。 そのため、ストーリーの進展につれ、主人公が仕方なく動いている、という形に見えてしまうため、キャラクターの動きも予測が付いてしまい、あらすじばかりを見せられているような感じになっています。 もちろん、それを狙った作品である、という可能性もあります。(この手の作品は、ドラえもんと同じく、キャラクターの人間性の発展がないため、続編を作りやすい) ですが、本当に上手い人ならば、あえてそれを狙わずとも、同じ題材で、人間を生き生きと描き続編を作り続けられるのです。 よって、主人公がでしゃばらないことを序盤でいっているのは、編集部の入れ知恵による付け足しではないか、とも思えます。 非常に題材や着眼点、発想がいいだけに、人間表現の欠如は勿体ないと思います。 ですが、「人間」を描くことがシナリオ、小説技法の中心に当たることもあり、大幅に減点をせざるを得ませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
画竜点睛を欠くとはまさにこのことかもしれない。 キョン君の程よい気の抜け方もいい。 ハルヒちゃんの型破りなようでちゃんと理由のある破天荒さも楽しい。 そして何より全く予想外の展開に落ち着いたのも素晴しい。 でも奇怪な物大好きのハルヒちゃんがなぜキョン君を? そこが見えてこない。 サブキャラたちの個性も上手く噛合っていていいが、特殊な背景を持つ子が多すぎる。 背景に裏打ちされた行動としては一貫しているが、あまり人間味を感じられない。 キャラたちの心を感じられないために、今一作品に入り込めない。 その点が充分ならば、他のことが揃っている以上星5つ付けるに値する作品になる。 その点が充分でないために、星2つ付けるにも値しない作品になっている。 あと一歩、しかし落としてはいけない大事な一歩が欠けている"惜しい"作品だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「普通」であることを受け入れたキョンと、 受け入れられないハルヒ、その二人の葛藤を描いた話です。 有希=綾波とか噂されているように、 キャラクターはどこかに転がっているような感じなのですが、 その選び方や、役割分担がとても上手いです。 SOS団のメンバーは、誰一人として欠くことのできないチームとして、 ストーリーを盛り上げています。 しかし、いただけないのは作者の文章力です。 大事なところで文章が足りなかったり、 一つ一つの描写が幼稚に感じられます。 序盤のハルヒがSOS団を作るに至るまで、 終盤のキョンがハルヒを現実世界へ連れ戻すシーン、 どちらも、アニメの方がずっとわかりやすいです。 全体的な流れとしては、 だらだらしていたり、急展開だったりで、 うまく物語りに入りこめません。 キャラクターやストーリーはとても良いのに、 それだけがとても残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品の最初の一文はこうだ。「サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じいさんを信じていたかと言うとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。」児戯である。少しできる小学生ならもっとましな文章が書けるのだから。筋立てにしたって新機軸というほどのものでもない。所謂「文学作品」としてみる限り箸にも棒にもかからないというのはこのことである。ただ、マンガやアニメの存在を前提として、その絵コンテの下書きの習作としてこれを見るなら、まあこんなものかな、とも思える。自立するに足る作品ではないのは確かだ。これを切って捨てるのはたやすいが、寧ろ人類進化のどん詰まりか、幼形成熟(ネオテニー)の時代、こういう児戯がアニメなどを含めた総合芸術の一翼を担う時季がやってきたらしい。咎めだてするにはあたらない、のかもしれない。それにしてもこの文章で大賞?角川さん、源義さんの原点はどこにいったのでしょうか。この本の巻末にも、「角川文庫発刊にあたって」は載っているのだけれども。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『動揺』まで一通り読んだけど、パンチに欠けた印象。 キャラが(特に長門と朝比奈)ありがち。 と言うか、自分は朝比奈のあざとさが嫌いなのだが、それがハルヒより目立ってる様に見えて仕方なかった。 テンポはいいから軽い読み物としてはいいかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本のベストセラーランクに常に名前があり、売れまくっているようでしたので、読んでみました。 文章は上手いです。一人称で非常にリズムが良く、会話のテンポも良い。キャラの味付けは言うほど目新しく凄いとは思いませんでしたが、悪くはない。 ですが、肝心のストーリー、後半の展開にガックリ・・・・ やっぱり、これがライトノベルなのでしょうね。確かに普通の学園モノでは非日常性を追求する事が主流である昨今のライトノベルではなくなってしまいますからね。 しかし、惜しい!普通の学園モノであれば・・・・かなりいい評価できたのですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現代のライトオタク向け小説やたらノリが軽くてその場の勢いで 何でもかんでもしてしまえってスタンスがビシバシ伝わってきます 涼宮ハルヒたった一人にあまりにも大きすぎる能力を 持たせすぎているのもどうかと思うし これに新人賞与えちゃったおかげで勘違いした人がいっぱい出てきそうで怖いです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
真っ先に浮かんできた想いは二つ。 「このゲーム、シナリオ分岐しないんだけど、スクウェアのゲーム?」 「このアニメ、何クールやるんだろ? 飽きないようにするのが大変だなぁ」 そんな感じ。 ネタの盛り込み方&分かりやすい設定はアニメでありがちなもの。 一人称で書かれる文章は、テキストという呼ぶ方が相応しいゲームの代物。 小説に重厚さを求めてるわけじゃないけど、さすがにこれはなぁと思った次第。 このノリに付いて行ける人は一気に読める。 ノリに付いていけない人は途中で苦痛になる。 私はどちらかと言えば、後者。 「スニーカー大賞」大賞受賞作という意味では、かなり肩すかしな小説でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!