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ペテロの葬列
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ペテロの葬列の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 21~40 2/4ページ
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男の側から納得いかないとかそんなわけないでしょう。こんな魅力のない男に引く手あまたの大金持ちのお嬢さんが惚れるとかいい加減にしてもらいたいですね。「誰か」の時からこの設定は納得できないと思っていましたが今回もなんかつまんない話だな~これで終わりか?と思っていたら最後に大ネタ。杉村ザマーとスッキリしました。続編が有りそうなので次はみじめにどん底な杉村が読みたいです。ファンの方ごめんなさい。 | ||||
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宮部みゆきなら一定以上の作品を書くだろうと思って読みましたが期待はずれでした。文章はいつものように巧みにうまいので、下巻も含めて最後まで読めましたが、今後もうこの作者の作品は購入する事は止めようと思いました。(といっても、新作を見かけるとついつい買ってしまうこともありますが) 宮部みゆきさんっていつも上から目線の文書をお書きになるなって思っていました。今回は、登場人物が世間に対して上から目線の見方をしているのではなく、作者自身が主人公や登場人物 また読者に対して非常に上から目線に書かれていると感じる作品で、作品の内容とは関係なくとても読後感が悪いです。 | ||||
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拳銃を持った、丁寧な口調の老人が企てたバスジャック。乗客の一人に、杉村三郎がいた。呆気なく解決したと思われたその事件は、しかし、日本社会のそして人間の心に潜む巨大な闇への入り口にすぎなかった。連続ドラマ化もされた、『誰か』『名もなき毒』に続く杉村シリーズ第3作 | ||||
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シリーズ中最悪の読後感。ドラマなんぞ観る気にもなれない。徒手空拳で妻子を守っている夫に対してあまりにも不誠実な妻。 しかもその言い訳のいい加減さ。自分自身は全く傷つかずに人を裏切る。 「誰か」「名も無き毒」のシリーズの最終話がこれですか。主人公はこれから何を信じて生きるのでしょうかね。 | ||||
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主軸となる内容なんかどうでも良くなるくらい、最後の40頁ぐらいが最悪 作者が女性だからだろうが、さすがに男をバカにし過ぎ。 どいつもこいつもアタマおかしいという、前作までの人物像が全て崩壊する結末。 まぁ、巨大企業の頂点付近に居る人のアタマの中なんて知りようがないですが、知らないでおいた方が良いと思える。 | ||||
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後半が冗長で、ラストが最悪でした。 初めのバスジャック事件の描写は引き込まれました。これから何が起こるのかなとわくわくしたのですが、そこから特に何も興味深い進展はなく、数百ページを使って事件の謎とき(?、謎なんてあったのかな)は終わり。ラストに衝撃的に胸糞なことが起こって、読むのではなかったと思いました。 初めだけは良かったので星は2つ。 | ||||
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文章に行間もなければ、悪い意味で息継ぐ暇もない。 情報過多、人物消化不良で胸焼けがする。 子ども中心の作品だと、ファンタジーに守られて誤魔化しがきくんだけど、 この作品の場合、作品のリアリティを無理矢理補ってたそのファンタジー(主人公の立場)をなくしたら単なる愚作になるのは明白。 まあ、キャラクターで売ってた小説がキャラクター小説を否定したら、後には何も残らんでしょうよ。 ある意味、このシリーズの葬式に参列でもしたのかという気分になる作品。 おそらく、このシリーズの読者はペテロよろしく、読後にこう答えるのでしょう。 「このシリーズなんて、私は知らない」 | ||||
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何が悪いって、悪意を自覚してない「あなたのため」ですよね。 いやーーびっくり。菜穂子さんってこんな人格だったんですね。 ラストがあまりにも衝撃すぎ。 今までのお話全てが伏線だったのか。 それとも、このラストが伏線なのか? 宮部さん まさかこの菜穂子さん書きたくて杉村三郎シリーズ書いてたの? う~~ん。計算で書いてたに一票! そうであったも、後味悪い小説は嫌いなので、星2つで。。。。 | ||||
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三郎さんの仕事や家族など周りの環境、「こういうハードボイルドがあるのか!」と驚き、とても好きな作品でしたが、今回でこれまでの全てを壊しました。これでこのシリーズが終わるのであればとても後味が悪く、新たな展開になるのであればこれまでのシリーズは全く意味を成さず。もし新たなシリーズでやるのであれば、主役は中途半端なハードボイルドの三郎さんではなく、芯の強さを身につけたあの女性の方がしっくりきます。 それにしても結局この作品では何をしたかったのだろう??読まなきゃ良かった。。。。。 | ||||
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サイテーな気分ですね、ありふれた謎解きの後、わざわざ取って付けた様な、まさに蛇足と言うべき脈絡の無い結末。 杉村シリーズはタダでさえつまらないけど、宮部ブランドで読んできた挙げ句、この裏切りの結末。 著者の意図が分かりません。 思わず本を叩きつけたくなりました。 永遠の名作「模倣犯」の宮部は何処に行った? | ||||
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どこまでもどこまでも理不尽な目に遭っても、 同僚からも毒を吐きつけられても、決して自分を見失わない、 小さなことに幸せと希望を見出して一歩前へ進む。 なんか『健気』を地で行く感じだけど、『いないでしょ、そんな人』 虚構の中にリアリティーゼロ。 宮部作品に描かれる女性は、わがままで理不尽で、それでいて 許されて…自己防衛の屁理屈並べて、主人公を非難する・・・ バカばかりな気がします。 その傾向は、今、より強くなってきている気がする。 事件の謎解きまではよかったけれど、ほんと後味わるっ。 | ||||
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他の方が書かれているように途中まで引き込まれたのですが、最後がまるで某くだらない不倫ドラマみたいで、がっかりしました。 宮部さんどうしちゃったのと悲しい気持ちです。 宮部みゆきさんほどやさしさを描くのがうまい作家は稀だと思います。 『クロスファイア』が好きなので例に挙げてしまいますが、 犯人に犯行を繰り返させたくないという知人男性の一見ひたむきな優しさは、自己満足な偽善として辛辣にえぐり出されたり、 その一方で、 ほんの脇役の家政婦が、雇い主の婦人によくしてもらったことを恩に着て人知れず一生の幸運を棒にふる、そのやさしさをたった一文でしかしきっちり描き取られる。 やさし「げ」なだけのまがい物と、本当のやさしさを厳しく優しく見極める選球眼に、さすが宮部みゆき!と膝を打つファンは私などが言うまでもなく山のようにいらっしゃると思います。 事情があるから、と言って他人を傷つけている事実に蓋をしてコーティングして見せる「げ」な物語もありますが、それはやはり宮部作品には似合わないと思います。そういう書き方をするには、これまでの宮部作品はあまりに知的だし、宮部さんは本当の意味で優しさを見誤る作家でないと読者は知ってしまっているから。 宮部さんの潔癖さが、そういう清潔さこそが、宮部みゆきの恐るべき壮大な物語の正確無比な正邪のはかりの底にあることをずっと好ましく思ってきました。 同性から見ても奈帆子は愚かすぎて胸が悪くなりました。 ラストだけではなくて、主人公の義父の義妹が、義父の愛人の娘をよく思わないのはある意味当然のことだと思うのですが、「見高な女性」と描写されたり、なんとなく「初期の宮部さんならこんな書き方したかな」と他作品と比べて違和感がチラホラ残りました。 主人公をお金に頓着しないある程度のリッチさ、かつ、ボンボン育ちの非常識でなくするためにこんな複雑な設定にされたのかもしれませんが、もっと他の設定でもよかったんじゃないのかな、と生意気にも思いました。 | ||||
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時間かかりましたが、読了しました。 この作品を評価するにあたって、一番問題になるのは菜穂子の不倫でしょうね。 それまでのパートは多少、冗長さを感じさせるものの中々読ませる内容でした。 そこで、終わってたら☆4つ以上は確定でしたが。 サブプロットが完全にメインプロットを食ってしまいました笑 衝撃を全部、ラストの菜穂子の不倫にもってかれましたね。そう感じる方は少なくないと思います。 レビューを見ていると、『男性は』、『女性は』という記述を見受けますが、よく読むと男性でも菜穂子に理解を示している方もいますし、女性でも許せない!って方もいるようです。単純に性別の問題で割り切ることは出来ないと思います。 私自身は『そりゃねーわ』と思った方です。 しかし、菜穂子の主張も理解は出来ます。 では、何が問題か? 手段です。 自立して、お互いを解放すること。主張としては問題ありません。 しかし、何故それが不倫という行動をとったのか? 鬱屈した想いはあったんでしょうが、このやり方だと夫や娘はもちろんですが、不倫相手の橋本も傷付けてしまいますし、現にそうなりました。一見、相手を想っているかのような口ぶりですが、その実、自分の事しか考えていなかったのではないでしょうか? 必要であったのは離婚覚悟の話し合いでした。不倫の前にね。 もし、不倫はなく、上記の主張による話し合いであったなら、寂しくはあれど、多くの方は納得しただろうと思います。 それは菜穂子の覚悟ですから。 しかし、不倫は別問題。菜穂子は勝手に想い詰めて行動に走りました。 こんなことになる前にこの夫婦は話し合えなかったのか? 話し合えなかったのでしょうね。残念。 菜穂子自身も父親も、自論は語りますが、傷付けられた人に対して想いやる様子はありません。 私は本当に似ているのはこの親子であると感じました。 と、読み終わってみれば、本来の内容よりもサブプロットの不倫の方がっていうか、ほぼそれしか頭に残りませんでした。 やっぱりそれではまずいと思うのですが、どうなんでしょう、先生? 杉村は、この後私立探偵になっているそうです。 菜穂子や娘とも連絡は取り合ってはいるようですが、どうなるやら。 杉村には本当の意味で理解してくれるパートナー(女性)と幸せになってほしいです。 菜穂子との復縁とかは見たくないなむしろ、杉村が再婚することになったらどんなリアクションするか見てみたいですけど。 私立探偵『杉村三郎』に期待します! | ||||
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謎解き終了までは、まあ、良かったと思いますよ。菜穂子と、橋本の関係をにおわせる伏線なんか、うまいなと思いました。でも、ラストはひどすぎる! 結局、菜穂子は、どこまでもわがままで、自分勝手で、それを正当化するお嬢様。今田氏も、ただの甘い父親。それに振り回された杉村。フィクションとはいえ、とても気分悪いです。 | ||||
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ネタバレしますよ 三部作、読みました 皆さん、最後の最後でやられますよ ヤバイ方に… まあ小説の架空の人物なんでねぇ〜 奥さん脳内お花畑? 杉村は超ド級のM男? 娘も理解?→これが一番理解不能 会長も結局外腹娘に甘いだけ 橋本…只々アホだろ? まーどうなのかな? 宮部信者と昼ドラ奥様には受けるのかな? 他の人はどう思ったかわかりませんが、普通にムカつきましたよ 小説なのに | ||||
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三部作の三作め。 ハリウッド映画さながらの展開で、息次ぐ間もなく展開する。そう、まさに最近のハリウッド映画。良くも悪くも。 まだまだこんな事では終わらないだろうなと思わされつつ、読み進め、最後の展開に唖然。これまで築き上げてきた三部作の世界を崩壊させ尽くして終わる。 悪意に騙され、翻弄され続けた作中人物達のみならず、この作品は読者をも最後に悪意を持って翻弄してみせる。 三部作全部、金を出して読んだ自分を騙したと、作者が嘲笑っている。 実に不愉快。不愉快の極み。 宮部氏とは訣別する。 | ||||
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エンディングについては、途中から、そうなっても不思議ではない、と思っていたので、さほどの違和感はありませんでした。 ただもう、ここ何作かに共通していえることなのですが、登場人物たちの実在感がなさすぎます。 宮部みゆきの脳内だけで作り上げられた人物、 「そんな奴いるか!」 と突っ込みたくなる人が次々登場します。 ファンタジーならそれはそれで受け入れられるのですが、現代の社会問題をテーマとして書いている割に、限られた取材内容から、脳内に作り上げた印象を根拠に書いているため、現実から遊離してしまっているようです。世間知らずな作家だなあと、感じます。 最初の肝である、バスジャックの動機も、「そんな動機で、バスジャックといういう手段を選ぶか?」というものです。 とても細かい部分ですが、銀行出身で財務管理のスペシャリストが、エクセル使えないという描写があり、ありえなさに苦笑してしまいました。 登場人物たちが、やたらと長演説をするのも、うっとうしいです。 とはいえ、ストーリーテリングのスキルは確かに高いですし、作者の知悉した世界(下町のふつうの人々)を対象としたものには佳作も多いです。この作品も素通りせずについレビューを書いてしまうのも、そうはいっても、宮部ファンだからかもしれません。 | ||||
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TBSドラマ「ペテロの葬列」がそこそこ楽しめる作品だったので原作である本書を読みました。 読んだ感想はかなり期待はずれでした。 扱っている題材は現代でも大きな問題になっているマルチ商法や詐欺です。題材の選択は非常にタイムリーで当を得ていると思います。 しかしストーリーの展開に起伏がなく、非常に冗長でもどかしく感じます。私は宮部みゆき作品を読むのは初めてですが、この作者の作風であるのか社会の暗部を丁寧に、悪く言えばくどい感じで描写しています。また持って回った文章も気になりました。このような文章は柔らかい文体の美辞麗句という印象を持つ人もいるかもしれませんが、私は冗長でやや分かりにくい印象を持ちました。 本書は680ページ余りの分量がありますが、1/2〜1/3程度に短縮できるのではないかと思います。 TBSは本書のこの冗長なストーリーを、起伏に富んで視聴者を飽きさせないドラマに仕上げています。これはTBSドラマ制作者の手腕を称えたいと思います。 しかし本書でも良い点はありました。 それは今田コンツェルン会長の今多嘉親が娘婿である主人公の杉村三郎に語りかける言葉です。単に義父と娘婿という関係ではなく、人生の先輩から後輩への処世訓という印象でした。今多嘉親の言葉は私にとっても良い人生の警句となりました。 | ||||
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読むのはお止めなさい。貴重な時間の浪費になります。宮部みゆきは好きな作家だが、これだけは、ダメです。婿様三部作の最後(?)となる作品ですが、掉尾を飾れない本です。確かに前二作に比べ、スタートは大河ドラマさながらの壮大さを感じさせます。しかし、主人公達が「謎解き」を始める辺りから、凡庸になり、話を膨らませ過ぎて、方向性を見失います。そして良い表現ではありませんが、「ダッチロール」状態となり、そして、ラストは非常に通俗的な終わり方になっています。果たしてこれだけのページ数(685頁)が必要だったのか?という疑問が残ります。 推定年齢80代後半の、今田会長が「ビビる」なんて言葉を使うのも、不自然です。 TBSドラマをご覧になった方、やはり読むのはお勧めできません。ドラマの方がコンパクトに纏っていますし、あの流れであればラストも見ていて「ああ、洒落ているな」と感じられたと思います。 | ||||
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菜穂子が橋本と浮気して離婚なんて、前2巻の今までの描写とかけ離れすぎていて違和感がありました。 作者が不倫で病んでた時期に最悪のタイミングで重なったのでしょうか。 自己肯定でもしているようなひどい内容でした。 これじゃ作者も一生独身でしょう。 | ||||
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