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首都感染
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首都感染の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全173件 81~100 5/9ページ
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新型ウィルスのpandemicが起きたらどうなるか? 識者達のシナリオは10年も前からあったのかと今回の事態が起き、この本を読んで改めて驚いた。 この小説は半分はフィクションだとしても多くの人に読んで欲しい。政府側、医療従事者の苦悩がわかり、一人一人がどう行動すべきか考えさせられる。 また重い話をこれだけテンポよく、一般人にもわかりやすくかつ面白く読ませてくれる作者の力量も素晴らしいと思う。 | ||||
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今、本当に起こっていること、それ以上のことが小説に書かれていて驚きました。 また、今置かれている自分の状況を、客観的に見ることができ、改めて考えさせられました。 | ||||
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まるで令和2年を予言したような話です。政治がきちっとすれば感染を最小限に抑えることができたのかもしれないと思いました。実際はいつまでもズルズルと海外の飛行機を受け入れて感染が広がったのにマスコミも大して非難しませんでしたよね。立派な政治家は本の中にしかいないのかもしれません。 | ||||
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今の状況に重ねて読むととても面白く読めます。特に序盤の感染初期対応と水際対策のあたりまではかなり良く描けています。 しかし.... 主人公の身分設定(実父がまさかの●で、元義父が●、元妻が●の職員で、娘は●で●●、友人が●を開発...)が漫画的すぎて、その結果、島耕作以上の御都合主義が展開されます。小説でこれではちょっと読んでいて恥ずかしくなります。 またラブストーリーの終盤の主人公の聡明さやストイックさを帳消しにする行動など、終盤はあまり機知に富んだ展開ではありませんでした。 | ||||
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外出自粛の時に読みました。しっかりとリサーチして執筆されているから、現実味を感じ、今の政府との対応を比較しながら、思考しながら楽しく読ませて頂きました。 | ||||
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パンデミックには初期段階での封じ込め、政府の大英断の大事さが良く分かりますが、 運よく?実行力があるメンツが揃ってたのは所詮フィクションですかね。 大がかりなことをして、人員が回るのかとか、感染しないのかとか疑問も残ります。 内容的には読みやすいし、面白かったです。 都内在住の人には特におすすめ。 | ||||
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スピード感とテンポの良い展開で、あっという間に読めます。ただし、終盤の急展開が、個人的には違和感あり、星一つ減らしました。 何はともあれ、あまりにも、現状と酷似している内容で、作者のことが、予言者に見えてきました。 | ||||
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現実とフィクションの世界の交差。 パンデミック対策、中国と日本、 全体主義と民主主義。 緊急事態宣言は、今月いっぱい延長のよう。 小説では「首都封鎖」、都内へ入ることも出ることも出来ない。 武装した兵士と警官が守る。 5日間の潜伏期間、罹病率30%、致死率は60%。 家族一人の罹病で、確実に一家全員死亡。 それでも、地方に住む家族が心配で、 脱出しようとして、銃殺される。 現実は致死率10%、しかし、潜伏期間2週間。 「自分は平気だ」、まき散らす2週間! ウイルスは絶えず進化、「変異」という。 コウモリからコウモリ、コウモリからヒト、 そして、ヒトからヒト、 さらに弱毒性から強毒性へと。 ヒトの死によって、休止する。 | ||||
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娘から面白い評判だと聞いて本屋に注文したが欠品のため電子ブックで一気に読んだ。 発行時は5年以上前だが今のコロナ状況に類似 そのもので震えながら読み切った。著者の先見性と専門性の知識の深さ広さに脱帽。今の国家のリーダーズにこのような深い知識と決断力統率力が必要だと痛感、残念ながら 今の日本の国家には明らかに欠けていることが確信した。とても良い本だった | ||||
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講談社文庫 高嶋哲夫著『首都感染』のレビュー。 現実世界の2020年5月3日時点での新型コロナウイルスの累積陽性者数は以下の通り(厚労省)。 日本:14,839人 世界全体:338万人余り 同ウイルスによる累積死亡者数は以下の通り(同)。 日本: 492人 世界全体: 24万人余り この小説世界における強毒性H5N1新型インフルエンザウイルスによる感染者は、世界人口71憶人のうちの80%にあたる56億8千万人、死亡者は感染者の22%にあたる12億5千万人である(日本での死者は58万人)。 まず、この圧倒的な感染力と死亡者数があって、この小説は成り立っている。 この数値と海外の惨状を見せつけられた日本国民は、政府や知事の要請を無視してパチンコ屋に並ぶこともないし、のんきに花見やキャンプやサーフィンに行くこともないし、学校はどうするだの休業補償だので細かい文句を言わない。したがって、感染被害を東京だけにとどめるために突然強行された“都心封鎖”がなされても大きな暴動は起こらない。 次に、主人公が現職の総理大臣の息子であり、かつ元WHO職員の内科医だということ(さらに言えば、その元妻もWHO職員であり現職の厚生労働大臣の娘である)も、いかにも小説的な設定といえる。 パンデミック小説の結末には、“ワクチンや特効薬の開発によってめでたし・めでたし”という型があり、本作もその型に入っていることに文句はない。 けれども、地球上で「奇跡的に」日本だけが感染爆発を東京だけにとどめておいているからといって、主人公の近辺で新型ウイルスのワクチンと抗インフルエンザ薬が相次いで開発されパンデミックが収束に向かう、という設定は都合がよすぎるのではないかとは感じた。 俺は本作を「しょせん小説」と言いたいのではない。 パンデミック(WHOがパンデミック宣言をしたのは2020年3月)の渦中にいる我々は、小説や映画に描きこむには多すぎる様々な“現実”を知ってしまった。 マスクをはじめとした衛生用品の不足やその転売問題、デマにともなう物資の買い占め、渡航制限と外交、オリンピックや高校野球などのイベント中止、教育・休業補償・失業問題、リモートワーク、コロナ離婚、著名人の死、クラスター・PCR検査・実効再生産数といったワード、医療従事者等への差別、WHOや中国への不信感、自粛と経済のバランス、原油価格の暴落、コロナ禍後の自殺者の増加や米中の覇権予想などなどの情報や実体験の真っただ中に我々は置かれている。 その状況で本作を読むと、むしろ政府首脳や、主人公を中心とした医療現場の出来事に絞ってくれた事で、物語としての主張が明快となっていることが分かる。そして恐らく、著者も編集者も、下調べの段階で現実に起きるであろう上記のような事を多数並べた上で、あえて焦点を絞って本作を作り上げたのだと思う。絞るためには、有無を言わせぬ敵(強大なウイルス)が必要だったのである。 本作のキモの一つは、「感染防止の最善策はウイルスを封じ込める事=すなわち感染者の移動の禁止」ということである。現実世界も「三密回避」や「緊急事態宣言」などで要請され、実行を促されている。 もうひとつのキモは「責任」という点だろう。 とりわけ、本作の最高責任者としての内閣総理大臣は判断力・決断力・行動力に優れているし、厚生労働大臣も医療従事者も自衛隊員も責任感にあふれている。 終わりが見えない敵との闘いには、各々が根気と責任感を持って対処しなければならないということを、本作は知らしめてくれる。 人類とウイルスは共存するしかない。 今のパンデミックが収束しても、脅威のウイルスは必ずまた発生する。 人類の多くが今、そう確信している。 だから、「今回の新型コロナは、この小説のウイルスほどひどく無くて良かった」とか「こんな政治家やヒーローは現実にはいない」という事で終わってはいけない。 一方で、今起きている事は現実なのか小説の世界なのか? そんなことも考えてしまう、不思議な読書体験だった。 | ||||
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新型コロナの恐怖が綴られた本書は、予言の書です。ステイホームじゃ対応できない目に見えない恐怖。 久しぶりに一気読破しました。 | ||||
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今まさに新型コロナウイルスが蔓延し、非常事態宣言が出された。まるでこの「首都感染」のストーリーをなぞっているかのよう。いつまで続くかわからず、下火になっても秋から冬にかけて再燃するともいわれている。一刻も早く、この本のような解決をみたいものだ。 | ||||
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新型コロナウイルスの感染拡大時と重なったが、感染症に対してはトップダウンでの素早い・徹底した行動が有効であること、また、医療崩壊を回避するためには、新薬承認手続きさえ超越せざるを得ないとが必要である。 | ||||
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観光立国を目指す日本。 今回のCOVID-19でも、海外からの流入が、特に第2波で問題だと思います。 海外はもちろん、東京に居住する事は、リスクを抱えてるのだと納得して上でないといけないのか。 本書ではサラッと流された、アジア諸国からの海路での流入に対し、どのように対処するのか。 感染症に限らず、朝鮮半島での動乱でも、同様の事が危惧されます。 封鎖解除を狙う輩への対応も。 | ||||
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ステイホーム週間でご多分にもれず、しまっていた本を引っ張り出した。まるで予言のように10年前にこれが書かれていたことは、当時は想像できなませんでした。中国を発生源とした致死率60%の強毒性ウィルスが全世界に蔓延していく展開。小説では決断力のある総理大臣やWHOメディカルオフィサーが水際対策を成功させますが、果たして現実は? | ||||
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10年前の作品です コロナつながりで読みました 都市封鎖とか 感染の防ぎ方とか 勉強になりました | ||||
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首都閉鎖が発表もなく突然行われ、無理に通ろうとした人が警官に発砲される様子や、新ワクチン・新抗ウイルス薬が大した治験もせずに採用されていく様は、致死率60%のウイルスで尚且つすでに海外で多数の無数の死者が出ている状況だからこそ英断となり得ます。致死率が低い新型コロナウイルスをこの小説のウイルスに当てはめるのは良くないと思います。 また、何があっても責任を取ると小説中では言ってますが責任をどうとったのかという描写はまったく出てきてませんし、専門家は収束してよかったではいけません。少なくとも政治的な責任をどうとったかまでは読んでみたかったです。 主人公の最後の方の行動も一見ロマンティックですが、自分から感染して感染力の強く強毒性のウイルスを排出しつつ仕事しており、精神的におかしくなってるのかもしれませんが、それまでの行動が台無しだと思いました。 | ||||
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前半はとっても良かった。後半は少し物足りないような感じがした。 | ||||
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今、新型コロナウィルスでパンデミックを起こしている状況。この小説の様にもっと早く対策がとれていれば。 | ||||
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コロナパンデミックの最中、この状況下で読むとあまりにストーリーが恐ろしく酷似しており、預言書かと思われるほどリアルに感じられる一冊。この小説がかかれたのが10年ほど前とはまさに作者に脱帽。 | ||||
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