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ぐるりよざ殺人事件 セーラー服と黙示録
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ぐるりよざ殺人事件 セーラー服と黙示録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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前作より時系列は遡り、新二年生になった三人の春季合宿が舞台の本作。 嘘がつけない等の十戒(ルール)に縛られた異常な世界、 鬱墓村での見立て殺人事件に挑む。 謎は非常に緻密で、また幾層にもなっている。 who、why、howの観点で縦横無尽に痕跡を関連付け、さらに各自独立した視点で 紐解いていく真相究明プロセスは面白かった。どんでん返しや意外なオチではなく、 推理プロセスが面白いのは前作同様。 ただ、圧巻のボリュームのうち、異常な世界観の説明とそれと関連するカトリック的な説明に そのほとんどがさかれていて、物事の展開ペースが遅く、途中だれて読み飛ばしてしまった。 特殊設定に生きる村人、それが成立する背景等、どんなに精緻に描こうとも 絶対にリアルではありえないのだから、リアリティを無視し、そういうものとして扱い、 その分を他のところにまわしてくれたほうが、楽しく読めたと思う。 | ||||
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