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バチカン奇跡調査官 終末の聖母



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【この小説が収録されている参考書籍】
バチカン奇跡調査官    終末の聖母 (角川ホラー文庫)

バチカン奇跡調査官 終末の聖母の評価: 3.83/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(5pt)

母の愛

どういう風に決着をつけるのかと思ったが想像以上に纏めてきた。凄く面白かった。
バチカン奇跡調査官    終末の聖母 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:バチカン奇跡調査官 終末の聖母 (角川ホラー文庫)より
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No.7:
(5pt)

ありがとうございました。

綺麗な本を送っていただき、誠にありがとうございました。また機会ありましたらよろしくお願いいたします。
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No.6:
(5pt)

最高!

読み応え充分。相変わらずの二人と相変わらずの科学と奇跡。思いもよらない角度から神話や奇跡へ切り込んでいくこのシリーズは、まだまだ終わってほしくない。
疲れるけど、この疲労感はまたひとつ私の中に仮想の知識が増えた結果だと思うと興奮します。

あー、楽しかった!
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4041010500
No.5:
(4pt)

今後に期待!

『バチカン奇跡調査官』という文言と、書店で平積みになっているのに惹かれて第一作(黒の学院)を購入したのがシリーズを読み始めたきっかけです。
第一作を読んだ感想は、「期待はずれ」。テーマが壮大そうな割に、「なんだこれ?」と言いたい結末で、他の方のレビューにもありますがキリスト教の基本的な知識にも欠けている様ですし、次を読もうかどうしようか・・・と思ったのですが、なんとな〜く次作以降も読み続けてきました。その後も面白いことは面白いのですが、やっぱり「ちょっと残念な感じ」という作品が続いていました。が!本作はかなり面白いです!
おそらくかなりリサーチして勉強されたのだと思いますが、メソアメリカ文明についてなど、かなり詳しく描かれています。
こういう歴史や実在のものを扱う小説は、事実に基づいてどこまでが事実でどこからがフィクションかわからないくらい突っ込んで書いてあるのが面白いと思うのです。そして本作は、まさに「これ本当かも!?」と思わせます。(さすがに奇跡の種明かし(?)はまさかね〜、と思いますけど。)
シリーズもここまですすめば、キリスト教についての基礎的なこともさすがに勉強されていると思うのですが、本作でやっと主人公たちも司祭(臨時かもしれませんけど)に叙任されて、神父という呼称と合うようになりました。(本来神父さんというのはカトリックの司祭のことです)あと、修道会と教会もどうも混乱しておられるような気がするのですが・・・どうでしょう?
でもテーマはいつも面白いと思いますし、だんだん良くなって来ているのでさらに今後に期待したいと思います。
以前の作品を読んで「イマイチだ」と思われた方も、本作を読んでみられたらいいと思います。
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No.4:
(5pt)

面白かった。

お気に入りのシリーズな事もあり、一気に読めました。
早く続編も読みたくて仕方が有りません。
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No.3:
(5pt)

奥が深い

歴史を綿密に調べそこからの話の振り方もたまらない。どんだけ下調べしてるんだろう?
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No.2:
(4pt)

ウンチク多し

今回は人間の生物としての起源について化学的ウンチクが多かったです。私はそういうのが好きなので面白かったのですが、娘は難しい〜と大分飛ばし読みしたみたいです。どこまで本当なんだろう、可能性があるんだろう、と興味がそそられましたが、ローレンの行方に進歩なしでした
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No.1:
(5pt)

シリーズ中1、2の傑作に数えたい大作。

※若干『あらすじを含みます』ので、未読の方はご注意ください。

バチカンでは、法王が突然退位し、コンクラーベが始まった。
カサレル枢機卿の名代としてメキシコに飛んだロベルトと平賀は、目的地であるグアダルーペ寺院の式典で、奇跡と見まごう事象に遭遇する。
式典の目的は、高名な芸術家より寄贈された彫刻作品のお披露目であったが、この巨大な十字架が突如宙に浮いてしまったのだ。

早速バチカンに報告した二人は、奇跡判定の調査を開始するが、ローレンの代わりに平賀の助手をつとめるのは、謎に満ちた学者:チャンドラ・シン。
彼はバチカンでは珍しい異教徒。(多分、表紙イラストは彼です)
妙な噂があったり、ローレン(バチカンに収監?されていた道徳心が著しく欠如した天才)を追う組織の一員である可能性もあり、少々危険でやりにくい。
カサレル枢機卿は次期法王の有力候補者であるが、グアダルーペ寺院のゴンザレス司祭と縁者であることから、陰謀の疑いもあり、緊張した捜査が進んでいく。

今回は文庫書き下ろしです。
短編集の後、なかなかでなかった本シリーズですが、今回は4-507頁と、長編でした。
メキシコで起こった奇妙な事象の裏付けを、中南米の古代文明から宇宙にまで目を向けた壮大なスケールで解明していきます。
先の法王ベネジクト16世の退位時を匂わせる筋書き、実際によく知られている世界の不思議等を絡めており、リアリティのあるスリリングな筋書き。
また、ケツァルコアトルの伝承や、メキシコ先住民の文化を軸としており、失われた文化と秘教を探りながら生命の起源にまで及び進む、綿密かつ非常に長い軸展開に圧倒されます。
ちなみに、土地の神々や登場人物の名前はややこやしいです。辛抱して読みましょうw
化学系のうんちくは適度に難しく、流し読みすると面白さが半減しますが、ロベルトがいい感じに聞き役に徹して(噛み砕いて)くれています。
特に、数の概念、星の周期や星(特に地球)の構成物質、中南米の失われた古代文明、生物の細胞の仕組みなどにある程度の興味があると、すんなり読める内容だと思いました。
本作はたくさんの科学的裏付けを盛り込みつつ話が進んでいきますので、謎が単なる不思議では片付けられていません。
もちろん、創作である以上、推量部分もありますが、オカルト的な分野が苦手な人でも比較的楽しく読めるのではないでしょうか。
(事実、私は苦手なほうですが、楽しめました)
キリスト教における、創世記はもとより、神の存在を平賀のような天才化学者が信仰する理由も、ややゴリ押ししつつ、最後、形になっています。

なお、今回はめずらしく、『麗しい悪役』が出てこなかったことが残念です。
まさかチャンドラ博士が化けてるってことはないですよね。いつも最後に出てくるのがお決まりなのでw

そして、メールの主が判明した時、、、ちょっとした衝撃が走ります。
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4041010500

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