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ハートの刺青
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ハートの刺青の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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当時の出会い系は文通にて。しかも便箋7枚もの長文。本人の必死さが見えて痛々しい。しかしこの犯人は何故刺青をするのか謎のまま。余計なことをすると痛い目に会うという教訓なのでしょう。口がきけない、耳が聞こえないが故のテディの美しさ愛らしさは強烈な印象を残す。解説も素晴らしい。 | ||||
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いわゆる思春期の頃に読んで、その後の人生に絶大なる影響を与えたであろう本。架空の街の警察署(87分署)を舞台とした物語で、本作ではスティーヴ・キャレラ刑事とその妻テディの夫婦愛、またそれと並行して連続殺人事件の捜査が描かれています。事件は、(手の)親指と人差し指の間にハートの刺青がある、女性とおぼしき腐乱死体が発見されるところから始まります。刺青の中には文字が彫ってあるが、それは一体何を意味するのか?刺青以外にはこれといった手がかりがなく、捜査は刺青師への聞き込みが中心に…。テディが肝腎なところで事件に絡んできて、終盤では極めてスリリングな展開になります。肝が据わっており、身体的ハンディをものともせず、頭脳の回転の速さで勝負するテディは本当にイカす!!キャレラでなくてもメロメロになること請け合いです。ラストシーンもかなり粋な感じといえましょう。 それにしても、この本のおかげで生来の猜疑心に拍車がかかり、中華料理を見ると必ず某シーンを思い出す始末。実にインパクトの強い本でした。87分署シリーズで一番のお気に入りです、怖いけど。いつの時代も「出会い系」は恐ろしいってことですね。 | ||||
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