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クラーケン



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クラーケンの評価: 3.21/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(4pt)

これぞローファンタジー

内容にもちらっと触れられている通り現代+魔術なので
これぞ正しくローファンタジーのお手本じゃないでしょうか?
これで分かりにくければTRPGの現代シナリオ物と言ってもいい。
批判的な感想の大半は「ローファンタジーと分かってりゃ読まなかったよ」のジャンル不一致でしょう。
分かって読む文には中々の良作だと思います。
クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)より
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No.13:
(2pt)

なんで最近のSFはこうなんだろう

チャイナ・ミエヴィルやその他発音しにくい海外作家の小説がもてはやされており、個人的には少々不満である。名前に不満があるのではなく、
作風に不満がある。読みにくかったり難解だったりくどかったりで好みに合わない。この様な作品に限って専門家(作家や評論家など)を対象と
したアンケートでは上位を占めている。このままではハヤカワ文庫SFの将来は不安である。
クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)より
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No.12:
(1pt)

私向きの本ではなかった。

買って損をしたと思った本は初めてです。同じようなことの繰り返しで長ったらしいし、どの部分も興味を見出せません。
クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)より
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No.11:
(5pt)

よくわからないところが面白い

これは面白いなぁ。「なぁ、わかるだろう?」と言われても何のことだか良くわかんないところが、面白いなぁ。なぁ、わかるだろう?
クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119104
No.10:
(5pt)

面白かった

こういうわけの分からないオカルトものは大好きです。バスラグよっかこっちをシリーズ化してほしいくらい。コリングスウッド主人公で。
クラーケン(下) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(下) (ハヤカワ文庫SF)より
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No.9:
(4pt)

大王イカ

主人公は、ロンドン自然史博物館で勤務している。
ある日、勤務先の博物館内の目玉展示品である
ダイオウイカの標本が水槽ごと消失するという事件に巻き込まれる。
そのことが理由で、殺し屋に狙われ、拉致される寸前に助けられる。
助けたのは元同僚で、
ダイオウイカを神と崇める宗教団体のメンバーだった。
主人公は、自身でも気づかない事実が明らかになっていく・・・・。

著者は、ヒューゴー賞、英国幻想文学賞受賞作家。

少し、読みにくい翻訳本ですが、面白かったです。

英語版では評価がとても高いです。
クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)より
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No.8:
(2pt)

烏賊物語、ハリーポッター風味

博物館から、大勢の見学者の目の前で忽然と消失したダイオウイカの標本をめぐって、主人公はロンドンをとりまく大きな陰謀に巻き込まれてゆく…。
あまりにも普通小説なはじまり方(現代の博物館)から、突然人間が折り紙になり、刺青が喋り出すゴシックファンタジーワールドに。
イカの消失トリックについて真面目に考えていると、あとでがっくりくるかもしれません。(実はかなり考えました)
なんとなくですが、ハリー・ポッターの世界が都市部に浸潤してきたらこんな感じかなと思いました。
ジャンルミックスというよりも、ファンタジー小説だと思います。
唐突にスタートレックネタが登場してびっくりしました。小ネタではなく、結構重要なカギになっているのも…。
しかし、ストーリーが冗長で読みにくかったです。
クラーケン(下) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(下) (ハヤカワ文庫SF)より
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No.7:
(4pt)

「終わりよければすべて良し」という言葉に尽きるような

ようやく読み終えました。長かった...というより思ったより時間がかかりました。
理由は単純で、読んでいるときは面白いと思っているのに、なんとなく「乗れ」ない。いわゆるページターナーの要素がなく、少し読んでは他のことをやってしまう...という繰り返しだったので。

「ペルディード・ストリート・ステーション」も同じような読み方で時間をかけてしまったのですが、ミエヴィルの作品--少なくとも彼のロンドン--はビジュアルイメージがわかりにくいからだと思うのです。日本人だからという部分もあるかもしれませんが、この街の温度感、湿度感が伝わってこないので、どうものめり込めない。「ペルディード・ストリート・ステーション」は多様な知的生物の描写があったのでまだしも、本作はこれが読み辛さの要因でした。

その状況が一変したのは残り100ページを切るくらいになってから。紙に書かれた文字がストーリーを動かす中心になると、なぜか逆にビジュアルイメージもクリアになり、話が有機的に動いてきて非常に面白くなりました。その後はそれまでとうってかわって途中でやめられなくなり、一気に読了。実に面白かったという読後感が残りました。

ミエヴィルのことなので、さほどの大団円ではないものの「終わりよければすべてよし」という言葉はこういう時に使うのかな、と実感する作品でした。途中で投げ出さないことをお薦めします。
クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)より
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No.6:
(3pt)

現代SFって、難しいなぁ。

古都ロンドンの裏側を描いているんだけど、久方ぶりの現代SFになかなか読みすすめられなかった。短い節に分けてくれているので、次の節、次の節と読んでいったが、駅伝みたいだった。しかし、登場人物が多いのに何故か、頭に残ってくる。不思議な感覚を覚えた。
クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119104
No.5:
(4pt)

最後、一挙に追い込んでくる感覚はよかった。

上巻を読んで、正直、『クラーケン』という題名と帯だけで購入したことを後悔しかけたが、下巻の途中から、一気にスピード感が増して、ゴールインすることが出来、達成感には、満足した。この作家の他の作品を読みたいかと尋ねられたら、多分、読もうとはしないだろうなぁ。
クラーケン(下) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(下) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119112
No.4:
(1pt)

あ〜、疲れた。

一応最後まで読みましたが、久しぶりに読みきるのに疲れた本に出会いました(長さではなく内容的に)。

原作がどうなのか分りませんが、この翻訳はちょっと.....
翻訳者自身、内容を把握していないような、原文をただ日本語に直したとしか思えないような感じ。

あ〜、疲れた。
クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)より
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No.3:
(4pt)

ミステリだと思ったら、ブッとんだファンタジー

博物館に展示されたダイオウイカの標本が、忽然と姿を消した。主人公はビリー。ダイオウイカの標本を作製したキュレーターである。
盗んだのは誰で、いったいどんな方法で盗んだのか、犯人の目的は何なのか。

出だしからミステリなのかと思いきや早い段階で裏切られる。
秘密結社のサインが出てきたり、警察官の尋問があったり等、『ダヴィンチ・コード』みたいな世界をイメージしながら読み進めていくと、急にファンタジーになる。リアルなロンドンから、異世界に読者(と主人公のビリーも)は投げ出されてしまう。ハリーポッターになった気分。
(ミハル・アイヴァスの『もうひとつの街』に世界観に、『ペルディード・ストリート・ステーション 』のグロさを足したところかな?)

つまり。現実のロンドンに重なるように、グロテスクなもう一つのロンドンがレイヤーのように重なっている。
魔法が使える人、使えない人。秘密結社に入っている人、その存在に気がつかない人。という風に。
霊感がある人とない人で、世界の見方が変わってくる感じなのだろうか。

<海>とか、<タトゥー>とか、<ゴスとサビー>(ゴスとサビーは、読みながら、『ジョジョの奇妙な冒険』オインゴ・ボインゴをイメージしてました)
日本の折り紙技術が進化して、魔法的な包装が出来ること。スタートレックが好きな人へのサービス、動物の遣い魔が出てくる。

現実のアイテムとファンタジーが重なるのが、面白い。
クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)より
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No.2:
(5pt)

敷居の下がったベルディード・ストリート・ステーション

ロンドン自然史博物館に軟体生物の標本・保存を主に仕事にしているビリー・ハロウ、博物館の目玉であるダイオウイカの標本が水槽ごと消失するという不可思議事件に巻き込まれる。何やら隠している警察、得体の知れない殺し屋に追い回され、友人は殺され、途方に暮れて拉致される寸前、元同僚に助けられる。その元同僚は、ダイオウイカを神と崇める宗教団体のメンバー。ロンドン中の裏家業(?)の面々がこぞってダイオウイカの行方と秘密を隠し持っている(とされる)ビリーの行方を追う。当のビリーには、自分でも気づいていない、ダイオウイカを巡る重大な秘密を持っていた・・・

 最初は不可能犯罪を巡るミステリーっぽい始まりですが、第1章終わり辺りでファンファンクロスがでてきて、これがSF小説だと言うことを思い出しました。かなりファンタジーっぽいですけど、異世界ロンドンという別世界の構築という意味では、SFでも正しいのでしょう。
 日暮氏の翻訳は直訳気味で相変わらず相性が悪い。会話の流れを含めて、言葉の通りは滑らかではないです。読みにくいと言えば相当読みにくい。
 基本的な流れは、ベルディード・ストリート・ステーションと同じです。巻き込まれ系の主人公、得体の知らない、常軌を逸した、各々に異なる動機と利害関係のある面々に追っかけ回される、最後は複数巴の大乱戦。起承転結らしきものはあっても、ストンというオチはない。ただ、コリングズウッドのキャラもありますが、かなり明るい展開ではあります。
 なんか評価を下げられないのは、その普通ではない発想、楽しすぎるガジェット、一筋縄ではいかないキャラの面々の魅力です。
 ここまで奇妙にぶっとんでいる世界に読書により入り込む経験というのはなかなかできません。なんか楽しいんですよ。読んでて。
 登場人物が多いので、キャラクターさえ整理できれば、それほど読み進むのに苦労はしないと思います(でもハヤカワは頑としてSF文庫に登場人物紹介を入れないんだよなあ。スペオペなど一部例外を除き)。
 広くオススメはしませんが、僕は楽しみました。
クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119104
No.1:
(1pt)

ハヤカワ文庫なのに…何故?

何故,こんな益体もない文の羅列にすぎない小説になってしまったのでしょうか。
原作がこのような文体なのでしょうか,翻訳した際にこのようになってしまったのでしょうか。
ハヤカワという名を信じて,前者だと思いたいのです。あえてこのような形で出版したからには何かの意図があるのでしょうか。内容以前に,読む行為自体に疲労したのは久しぶりです。
こういったスタイルを好む方もいらっしゃるかもしれませんが,少なくとも私は他人には薦めません。
クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:クラーケン(上) (ハヤカワ文庫SF)より
4150119104

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