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キッドナップ・ツアー
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キッドナップ・ツアーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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きっと幸せとはこういうものなんだと思います。 愉快な誘拐劇でした☆ | ||||
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続きが気になって読むのが止まらない、と言う様なスリル、ドキドキ、ワクワク感はありませんでした。 どちらかと言うと、ゆったりのんびりしたい気分にピッタリ。私には正直少しだけ退屈でした。 誘拐犯に最終的に感情移入する(この小説では誘拐犯は実の父親ですが)と言う内容も目新しい物ではないし、最後までお父さんの目的もわからず。 同じ誘拐物では荻原浩さんの『誘拐ラプソディー』が好きです。 とは言うもの、やっぱり私は角田光代さん、凄い好きです。人の心の描き方がリアル。 | ||||
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取引の条件は、単純に「離婚」でしょう。 これが書いていないので、多くの人にはわけのわからない話になってしまったのではないでしょうか? 「嫁が離婚に同意しないので、子供を誘拐した」という結構エゲつない話なのに、勘違いして感動しましたとか言っている読者を見て、作者は何を思っているのでしょうか? この物語同様、きっと心に闇を抱えた人間なのでしょうね。 作者の経歴を読んで納得はしました。 | ||||
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きっと楽しくて、きっといい加減で、きっと正しくて、きっと情けないお父さん。 誘拐され続ける娘は自分が子どもであるあたり前のことを旅の中で取り戻していく。 そして取り戻したときにはオトナの都合で、その世界から切り離されていく。 娘の視点だけで描かれた作品は決して言葉巧みなものではない。 むしろ作中の娘そのもので、言葉がでないもどかしさそのものが作品にも随所に現れており、決してそう快感や満足感が読後に満たされることはないだろう。 しかし、ゆるやかに描かれる物語の「予定不調和」こそがこの作品の本質なのだろう。 ひととひとがつながることは決して心地よさだけが得られるのではないのである。 | ||||
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別居中の父親が小学5年生の娘を誘拐して旅をする話。誘拐と言っても、毎日妻には電話していて、そのたびに要求を呑めば娘を家に返すと言っているようだが、なかなか進展せずに、娘は娘で非日常的な毎日を楽しみ始める。 最後は金がなくなったのもあって、娘をうちに返すのだが、動機が全くわからないし、父親が人間臭いのはいいけど、まあ社会に適応できてない人で、あまり感情移入もできない。読後感は「結局なんだったんですか」という感じ。 | ||||
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たとえ、肉親とはいえ「誘拐」なのに、ハラハラドキドキは皆無。 ベタ凪の世界が、のっぺりとある。頭を空っぽにして、ボーっと読む本。 ぼんやりと、バラバラの関係性のない、モノやデキゴトが、浮かんでは消えていく。 先に、巻末の解説を読んで、興味がわいたら、お読みください。 そうでないと、この世界観には浸れないかも・・・。 | ||||
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実の父に誘拐された娘と、父の不思議な逃避行。 感情の起伏が激しく、早熟・生意気で手に負えない娘は、 父を散々てこずらせる。 最初は不満いっぱいの娘だが、逃避行が長くなるにつれて 順応し始め、逆に帰るのを恐れるようになっていく・・・。 現代社会の有り余る物資が子供の本来持つ純粋さ・単純さを 失わせているんだという気がした。 storyは淡々と進むが、親は子供に与えなければいけないものは 何かというのを考えさせられる。 | ||||
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主人公ハルの両親は二ヶ月前離婚 そんな時、夏休みハルをお父さんが誘拐した子供にとって、それも女の子にとって父親は 世間的に見栄えする男の人であって欲しい カッコ良くてあって欲しいのに、ハルのお父さんは カッコ悪いところ一杯で、お金も無くて ハルを惨めな気持ちにさせるでも、旅行の中でハルはお父さんと楽しい時間が増えてゆくしかし、別れの時が近付いた時 両親の都合を理由に駄々をこねるハル そしてお父さんは・・・・子供にとって理不尽な両親の離婚は 両親にとっても最初から望んだことじゃない お互いが相手を好きになり結婚した そんな当たり前の気持ちを離婚によって忘れてしまう別れは辛いけど、二人には楽しい時間があった心ゆくまでその楽しい時間を堪能することが大切なこと 自分にとって思い通りにいかない時があっても 何かのせいにして逃げない別れて暮らすことになった父親の娘への愛情 傍で見守ることが出来なくなったとき 娘の眼から見る父との時間に 懐かしい気持ちとやさしい気持ちになれる本 | ||||
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