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本の町の殺人
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本の町の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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原題は『Murder Is Binding』.08年にアメリカで発表され,今も続くシリーズの一作目です. ただ,『本の町』という響きに,うんちくや謎を期待しているとガッカリとしてしまうかも…? まず,書店が軒を連ねると語られる割には,登場するお店があまりに少なくて雰囲気に乏しく, 事件の鍵を握るとある一冊にしても,正直なところ,宝石や骨董品でも代わりのききそうな内容. また,事件や犯人をというよりは,事件に巻き込まれて奔走する主人公を描いた物語の印象で, 会話が多く,読みやすい方だとは思いますが,主人公姉妹の惚れた腫れたといった話が目につき, 翻訳作品によくある『クセ』への違和感も含め,このあたりは好き嫌いが分かれてしまいそうです. 終盤,急転するサスペンス調の展開には,少しばかりドキドキさせられる部分もありましたが, 中途半端なままで終わった姉妹の確執など,ミステリ以外の物語の方でも物足りなさが残ります. このほか,巻末の『訳者あとがき』も,事務的というのか淡々としていて,こちらも少し残念です. | ||||
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