ビール職人の秘密と推理
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ビールで有名なワシントン州レブンワースを舞台にした「ビール職人」シリーズの第3作。選挙戦中に候補者が殺される事件が起き、クラフト・ビール職人が本業の片手間に次々に挙げられる容疑者候補の中から真犯人を探す、フーダニット・ミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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生い立ちに曰くありげな主人公がビール作りに励みながらの謎解き。ビール作りの記述に力点を置く余り、肝心の謎解きが単純過ぎる嫌いあリ。 | ||||
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「アメリカのドイツ村」レブンワースで起こる殺人事件シリーズ第3弾です。人口は2,000人ほどの割には立て続けに第一作から本作まで殺人が3件起こります。当然ながら「限られた地域」の「顔見知りの犯行」ですので犯人捜しや新鮮なトリックなどには期待できませんが、クラフトビールの材料、醸造方法そして味の描写にはこの作者ならではの深みを感じます。 事件解決は早いのですがプライベートな「出生の秘密」「離婚問題」は遅々として進まないところをもご愛敬です。安定のシリーズとして第4作以降にも大期待です。 | ||||
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クラフトビール好きなので、当然のように読み続けているこのシリーズ。ミステリとしては第1作から一貫して弱く、特に殺人の動機が強力と思えないので、この作家は人間性というものを簡単に他人を殺してしまうと考えているのか、とすら思えるのですが。 ビールに関しては、おそらくは作家自身の知識がかなりアップデートしたのではと推測される程度に言及が詳細になってきています。私のようにビール関連の関心で読んでいる人間には、ようやく興味が持てるようになってきた、という感じです。 また、シリーズとしての人間関係の進展にも面白みが出ています。 過去2作ではエキセントリックすぎてコミカルだった人物たちが、それ以外の人間らしさを見せるようになっており--ただ、主人公にまつわる謎については、ちょっと大袈裟に描かれすぎていはしまいかと鼻白む部分もあります。 とりあえずシリーズが続いている間は大きな期待を持たずに、ライトな暇つぶしとして読み続けるのかな、と思っています。 | ||||
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