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本の町の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
本の町の殺人 (創元推理文庫)

本の町の殺人の評価: 3.00/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

ひとは見かけによらない

Lorna Barrettの『Murder is Binding』(2008年)の翻訳。
 <ブックタウン・ミステリ>シリーズの幕開けである。
 イギリスのヘイ・オン・ワイを思わせる「古本の町」が舞台。ただ、蘊蓄系というのではない。複雑に入り組んだ人間関係を物語の根幹に据えた、骨太のミステリだ。誰もが怪しげで、最初は信頼できそうに見えたひとたちも、いつの間にか疑わしくなっていくという、ミステリのお手本のような書きぶり。
 ただ、真相の割れるのが早すぎるのでは……?
本の町の殺人 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:本の町の殺人 (創元推理文庫)より
4488213057
No.2:
(3pt)

お手に取っても重くない内容。

ブックタウンミステリ・シリーズとされるシリーズ物の第1弾。
裏表紙にも書かれているが、ライトミステリ物で込み入った内容にはなっていない。
他のレビューにも書かれているが、本の町の古書店のお話しだからと書籍のウンチクなどは期待してはいけない。ライト本といわれるビブリア古書堂シリーズの方がよっぽどその手の内容が濃いぐらい。こちらはあくまで、本の町の古書店店主の女性が事件に巻き込まれるストーリーである。いちおう本が絡みはするが、本の内容などとは関係がない。

よくある素人探偵が大活躍するような話しではなく、殺人の第一容疑者とされた主人公が、何とか自らの潔白を証明しようと奔走する内容で、冴える推理とかひらめく感などは発揮しない。このあたりが実にリアルだ。この主人公はミステリ小説の専門店を開いており、自らも多くのミステリを読んできた。普通ならその知識をもって事件解決に向かうのだが、実際はそんなことは無理ですよっという展開だ。幾らかの知識は披露するが、上手くいかず苦悩する。
この小説は謎解きを求めている人には向かない。どちらかというと、アメリカンドラマ的人間模様が好きな人向きだ。不仲であった姉との不器用な雪解けや、町の住人とのやりとりが描かれる。書店経営も若干。マイペースな姉との掛け合いはアメリカンらしく小気味良い。それにしても書店に猫というのはいつ頃定番になったんだろう。好きだが。
本の町の殺人 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:本の町の殺人 (創元推理文庫)より
4488213057
No.1:
(3pt)

古書薀蓄は全然ありません

ミステリ専門の古書店の店主が主人公ということで、ダニングの古本屋探偵クリフシリーズのような作品かと思って購入しましたが、大分違います。

ミステリ古書の薀蓄を期待したのですが、全然ありません。

主人公トリシアと姉のアンジェラとの、平穏ではなかった関係から醸し出されるやりとりなど、小説としては面白く読めますが、古書好きがわくわくするミステリというわけではありません
本の町の殺人 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:本の町の殺人 (創元推理文庫)より
4488213057

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