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死神の浮力
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死神の浮力の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 41~60 3/6ページ
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ナンセンスと練り上げられた伏線の回収が混在して楽しめます。なんでやねんってところがまぁまぁありますが、積極的に楽しめます。 | ||||
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前作は5年前に読んだので、あまり記憶にありませんでしたが 千葉さんの面白キャラは読み進めるにつき思い出し、懐かしさを覚えました。 伊坂氏はやっぱり変人のキャラを書くのがとてもうまいですね。 内容自体は前作が圧倒的に面白かったです。今回は前作と違い長編故に盛り上がりどころに欠けた気がしました。 しかし、伊坂作品は勧善懲悪なストーリーで読後感がいつもすっきりしている気がします。 最期の「名前なんでしたっけ?」の煽りはすばらしい。 思わず笑ってしまいました。 エピローグで、奥さんが千葉さんに気づく場面などもっと見たいシーンがありましたが 伊坂ワールドが展開されていて、とても満足のいく作品でした。 | ||||
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前作の死神の精度を読んで、続編が出るとは…嬉しい限り! 映画版の金城武さんが素敵であっという間に物語の世界に引き込まれる様に読みました。 伊坂さんの作品は不思議な世界に連れて行ってくれるのでいつも楽しみです。 | ||||
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この作家さんの作品を初めて読みました。映画は見た事があったのですが、本は初めて。千葉さんと人間との言葉のやり取りが絶妙で好きです。お話もいいですね。胸に迫る思いが言葉の力で重くなり過ぎずに通過します。 他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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観察者の側面が強かった前作と違って、本作では人間にグイグイ干渉して、最後はターミネーター顔負けの活躍をしてます。 かなり世界観が変わった印象があるので、前作の雰囲気が好きな人にはちょっと抵抗あるかもしれません。 自分は千葉さんの新たな側面がみれて単純に楽しかったです。 | ||||
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娘を殺害された山野辺夫妻は犯人と思われる男に命をかけて復讐することを計画していた。そんな中、人間の死の可否を判断する死神の千葉が山野辺夫妻の元にやってきて、一緒に犯人を追い詰めていく。 良心がなく他人を傷つけても心を痛めることがない本城、同じく良心がないが余計なことはできるだけせず死神としての仕事をしっかり全うしようとする千葉、その二人の間に板ばさみになった山野辺夫妻の、それぞれの駆け引きが楽しめた。 相変わらず、人間に興味がないものの、復讐の感情しかなかった山野辺夫妻が千葉の唐突で浮世離れした言動に心を動かされていく様子は爽快だった。 また、死に対してしっかり向き合う内容になっており、家庭を一切顧みず自由に生きて最後は病院で死を迎えた山野辺夫の父との会話が印象的だった。 あまりに身勝手で良心のかけらもない本城が山野辺夫妻に執着する理由が知りたかった。 あと、参勤交代に関する記述が多かったから、どこかで現代の参勤交代みたいなイベントを目論んで25人に一人のサイコパスである本城に一泡ふかせる展開があると期待していたのだが、最後は少々物足りなかった。 それでも、死神を巻き込んだ壮大な復讐は読み応えがあり、読後感もよかった。 さらなる続編も楽しみに待ちたい。 | ||||
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死は怖いけど怖くないという死生観が主人公の父親との回想で描かれている部分に共感を覚えた。私も父が亡くなった際に、父が向こうにいるなら怖くないなと思ったものだ。 しかし主人公夫妻が遭遇した残忍な事件。殺人で子を失うことの悲しみが重くのしかかってくる。その死はやはり怖く悲しい。悲しいが千葉の存在がなぜか悲しみと恐怖を和らげてくれる。 可か見送りか、それとも還元キャンペーンかドキドキしたが、最後に千葉が言った言葉で納得。 それにしても伊坂さんは原点回帰したのかなぁと思ったのだけど、やっぱりこういうのが好きです。 | ||||
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前作に引き続き飄々とした死神「千葉」のキャラクターが際立っていますね。 死ぬことが時間軸の最後にくる「人間」と、絶対的な終わりがない時間軸を持つ「死神」と視点のコントラストが非常に印象的です。 人はいつか死ぬ、でもそれが突き付けられた状況になると心に「執着」が生まれてしまうんですよね。 そして死んでしまった愛しいものに対しても、生きていたら・・・を考えてしまうことで、そこに「執着」が生まれる。 その「執着」を弄ぶサイコパス人間と、弄ばれた人間の復讐劇に千葉が絡むことで生まれる違った視点でのストーリー展開が本作の真骨頂かなと感じました。 追うもの、追われるもの、弄ぶもの、弄ばれるもの、執着するもの、しないもの、色々な対立軸が絡み合うスピード感のあるサスペンスチックな展開。 前作に比べると少し文量は多いですが、イッキ読み必至のオススメ小説です!これぞ、伊坂ワールド! | ||||
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伊坂さんらしさは、やはり昔よりは出ていないけれども。 前作からの続きとしては良かったのではないか。キャラクターが良いですね。 | ||||
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帯の「死神VSサイコパス」の煽り文に惹かれて。伊坂さんの作品は全部チェックしていますが、勧善懲悪ものが少ないので今回の結末はどうなるか・・・と思っていましたが、意外なオチでした。「千葉」のズレたキャラクターが愛おしく、全編緊張感あふれる展開でしたが思わずくすっと笑って力が抜けてしまいます。 | ||||
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前作「死神の精度」に続き、死神『千葉』と、その担当する人間『山野辺』との7日間を描いた長編書下ろし小説。 誘拐され殺された山野辺の娘・菜摘の喪に服し、生きる希望を失いつつある山野辺夫妻。 犯人は逮捕されたものの、裁判で逆転無罪の判決が下る。 自宅にはマスコミの記者が集まり、山野辺の様子を絶えず伺う。 いつまでこうした生活が続くのか。 するとそこに、自転車(ママチャリ)で登場する見慣れない人影が。 保育園の同級生だという『千葉』を自宅に招き入れる山野辺。 ここから死神を巻き込んだ犯人への復讐劇が始まる。 今作も、『千葉』の世間ずれした言動と、人間観を大いに楽しむことができました。 | ||||
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良かったです。とてもいい状態でした。素早い対応またお願いします。 | ||||
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初めに断っておきますが、私はこの前作「死神の精度」を読んでいません。なので、このレビューは純粋に「死神の浮力」のみを読んだ感想です。 前作との比較や内容の精査は行っていないことをあらかじめご了承ください。 その上でこの小説は面白いと感じました。 前作を読んでいないので、初めは若干内容を理解するのに苦労しましたが、読んでいけば理解出来ました。 伊坂幸太郎らしくない作品とも言えますが、あえてそこはこだわらず、純粋に内容は評価できると思います。 特に最後のくだりにはスッキリしました。まさかあいつがあんなことになるとは…。 この本は私の中では、今まで読んできた中でかなり上位に入ってきます。 ぜひ前作も読んでみたいと思いました。 | ||||
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死亡予定の人間と接触し,1週間でその可否を判定する死神・千葉. 今回のターゲットは,しかし,別の人間を殺害する計画を立てていて, その相手にも別の死神が接触していた. 死神・千葉のキャラクターが相変わらずいい味を出している. 前作では脇役に徹して傍観者として死んでいく人間を見ていた死神が, 本作ではむしろ協力している形になっていて, 千葉の生真面目さと,ピントのずれたやりとりが面白い. 一方,最近の伊坂作品にはサイコパス/ソシオパスがよく登場するが, 確かによく書けているが,読んでいて少々気分が悪くなる記述も多い. 復讐対象を完全な悪として描いたほうがストーリーがシンプルになるという計算なのかもしれないが, 少々やり過ぎ感も否めない. | ||||
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少し角に傷が在りましたが、全く問題ない程度でした。 これから読むのが楽しみです! | ||||
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そもそも話が重たい……。 幼い娘を殺され、復讐しようとする夫婦がメインなわけで、 どんだけ千葉を愉快に描こうと、夫婦の心理描写は辛いわけです。 東野圭吾を読んでるような気持ちになりました…。 読んでて気持ちがしんどくなるから東野作品から離れた私としては、 伊坂作品には癒してほしかったなと思うのでこの評価です。 前作のようにオムニバスがつながっていってというつくりではありません。 前半は話があまり進まず、読んでて気持ちがしんどいです。 | ||||
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「死神の精度」に続く「死神」シリーズの(だいぶ間の開いた)第二弾だが、本作は長編である。サイコパスに小学生の娘を誘拐・殺害された夫妻の復讐劇と、夫妻の意図を承知の上のサイコパスの"支配ゲーム"とを描いた本来なら殺伐とした物語を、「死神」の「千葉さん」(懐かしい)を絡める事によって、ユーモア味を滲ませた"生きる事の希望"の物語へと変貌させた最近の作者らしい佳作。「黒地のキャンバスに黒色を塗っても意味がない」という作者の信条が伝わって来る作品で、作者の初期の先鋭的な作品群を好まれる方には物足りなく(楽観的過ぎると)感じられるかも知れないが、個人的には楽しく読めた。 復讐劇を企む夫妻の前にいきなり現れた「千葉さん」を、夫妻が受け入れてしまう冒頭に不自然さがないのは、「千葉さん」が「死神」だからであろう。何しろ、本作のモチーフの1つは、「人間は必ず死ぬ」だからである。「千葉さん」の言動と通常の人間の感覚とのズレが笑いを生むのは当然だが、物語の中に挿入される夫の父親の思い出話、パスカルを初めとする哲学者達の箴言等を本作のテーマと巧みに絡ませている辺りに作者の手腕を感じた。特に、人間の出来る事は「日々を摘む」事だけという言辞が印象に残った。 途中で「浮力」に関する物理学的説明をする辺りも上手い。少子高齢化社会を受けてか、「死神」の判定基準に、従来の「可」、「見送り」の他に「執行延期」を設けるという設定も可笑しいと同時に、やはり上手い。このサイコパスは異常な程に頭が切れ(しかも死を怖れない)、どのようなラストにするのか予測出来なかったが、「浮力」と「執行延期」とがラストでこの様に活きる辺りも作者の冴えを感じた。上述した通りだが、普通に描けば、陰惨で殺伐とした物語となるべき所を、爽やかさと希望を感じさせる物語へと転化させた作者の手腕が光る佳作だと思う。 | ||||
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やりきれないくらい悲しく凄惨な設定ですが、いつまでも余韻の残る、心に沁みる作品でした。伊坂幸太郎さんはアヒルと鴨からオンタイムで全て読んでいますが、自分は本作が最高傑作と思っています。 | ||||
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楽しめます。 違いとしては、死神の精度は死神の千葉を主人公とした短編集。 こちらは長編となっています。 基本的に死神の精度の短編が長編のものへと変わり1つのストーリーが更に濃くなったと思ってくれればよいと思います。 細かい内容は多くの人が書いておられますので割愛します。 一言だけ言うと伊坂幸太郎の作品の良さは読み終わった後のシュールな不思議な感覚ですね。 非常に言葉では説明しづらいですが、読み終わった後、「まだ物語の人達は終わっていないんだなぁ・・・」そう思わせるものがあります。 後は読んでみて体感してみてください笑 | ||||
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死神の千葉は、死ぬ予定の人間に1週間調べ、可か否かを判定するシリーズ第2弾。 やはりこの本は伊坂ワールド全開だわ( ̄▽ ̄;) | ||||
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