Zの悲劇

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評判

Zの悲劇の評価:

3.88/5点 レビュー 50件。 C ランク

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平均点3.88pt

Amazonレビュー一覧

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全66件 61〜66 4/4ページ
No.6
(4pt)

四部作の中では別格?

「X」、「Y」に比べてどちらかというと地味な印象の免れないこの作品ですが、決して駄作というわけではありません。それどころか、四部作の中でも私的には推理は一番見事だったと思います。
 ならどうしてこうも評価が目立たないのかというと、やはり第一に前の二作に比べて地味な筋立てだったからです。政界や刑務所などを舞台にしているだけに、もともと真面目だったクイーンの作風がより重苦しく感じられたのです。第二に、ペイシェンスの登場。彼女の登場は人によって賛否両論あるでしょうが、やはり往来のクイーンの作品とは違ったイメージをもたせます。第三は、これがもともと国名シリーズのネタだったからでしょう。これこそ全ての原因で、第一、第二の原因が生まれたのでしょう。
 ですから、これは四部作ということをあまり意識せずに読んだほうがいいと思います。推理小説としては恋愛風味があろうと、非の打ち所のない出来だと思いますし、国名シリーズに比べれば派手な内容なのですから。
Zの悲劇 (1959年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Zの悲劇 (1959年) (創元推理文庫)より
B000JAS2BU
No.5
(4pt)

四部作の中では別格?

「X」、「Y」に比べてどちらかというと地味な印象の免れないこの作品ですが、決して駄作というわけではありません。それどころか、四部作の中でも私的には推理は一番見事だったと思います。
 ならどうしてこうも評価が目立たないのかというと、やはり第一に前の二作に比べて地味な筋立てだったからです。政界や刑務所などを舞台にしているだけに、もともと真面目だったクイーンの作風がより重苦しく感じられたのです。第二に、ペイシェンスの登場。彼女の登場は人によって賛否両論あるでしょうが、やはり往来のクイーンの作品とは違ったイメージをもたせます。第三は、これがもともと国名シリーズのネタだったからでしょう。これこそ全ての原因で、第一、第二の原因が生まれたのでしょう。 ですから、これは四部作ということをあまり意識せずに読んだほうがいいと思います。推理小説としては恋愛風味があろうと、非の打ち所のない出来だと思いますし、国名シリーズに比べれば派手な内容なのですから。
Zの悲劇 (ポプラ社文庫―ミステリーボックス) Amazon書評・レビュー: Zの悲劇 (ポプラ社文庫―ミステリーボックス)より
459108230X
No.4
(4pt)

四部作の中では別格?

 「X」、「Y」に比べてどちらかというと地味な印象の免れないこの作品ですが、決して駄作というわけではありません。それどころか、四部作の中でも私的には推理は一番見事だったと思います。 ならどうしてこうも評価が目立たないのかというと、やはり第一に前の二作に比べて地味な筋立てだったからです。政界や刑務所などを舞台にしているだけに、もともと真面目だったクイーンの作風がより重苦しく感じられたのです。第二に、ペイシェンスの登場。彼女の登場は人によって賛否両論あるでしょうが、やはり往来のクイーンの作品とは違ったイメージをもたせます。第三は、これがもともと国名シリーズのネタだったからでしょう。これこそ全ての原因で、第一、第二の原因が生まれたのでしょう。 ですから、これは四部作ということをあまり意識せずに読んだほうがいいと思います。推理小説としては恋愛風味があろうと、非の打ち所のない出来だと思いますし、国名シリーズに比べれば派手な内容なのですから。
Zの悲劇 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Zの悲劇 (創元推理文庫)より
4488104037
No.3
(4pt)

ペーシェンスの登場

本作『Z』で重要な登場人物サム警部の娘ペーシェンスが追加される。その明晰な推理力は実は次作『レーン最後の事件』への重要な複線なのだがここではコメントは差し控えよう。(●^o^●)
名作の誉れ高い『X』・『Y』に比べ余り騒がれない『Z』だが、プロット以外に読者に色々考えさせる側面を併せ持っていると思う。
1つは徹底かつ詳細な死刑執行の描写である。
研究熱心な作者両名であるからして、死刑執行の場面を間違いなく見学に行ったに相違ないと思わせる描写力である。特筆できる。
もう1つはペーシェンスを題材とした女性の恋愛感情の描写の追加だ。このファクターはここまでのエラリー・クイーンの作品にはかつて登場したことが無いものだ。まるでミステリーを卒業し、恋愛小説の分野にデビューする気なのではと思わせるまでの描写力である。
次作『レーン最後の事件』では、この女性心理描写はより一層作品の中枢になっていく。複線に複線を重ねるクイーンの用意周到な『技』を感じる一冊だ。
Zの悲劇 (1959年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Zの悲劇 (1959年) (創元推理文庫)より
B000JAS2BU
No.2
(4pt)

ペーシェンスの登場

本作『Z』で重要な登場人物サム警部の娘ペーシェンスが追加される。その明晰な推理力は実は次作『レーン最後の事件』への重要な複線なのだがここではコメントは差し控えよう。(●^o^●)
名作の誉れ高い『X』・『Y』に比べ余り騒がれない『Z』だが、プロット以外に読者に色々考えさせる側面を併せ持っていると思う。1つは徹底かつ詳細な死刑執行の描写である。
研究熱心な作者両名であるからして、死刑執行の場面を間違いなく見学に行ったに相違ないと思わせる描写力である。特筆できる。もう1つはペーシェンスを題材とした女性の恋愛感情の描写の追加だ。このファクターはここまでのエラリー・クイーンの作品にはかつて登場したことが無いものだ。まるでミステリーを卒業し、恋愛小説の分野にデビューする気なのではと思わせるまでの描写力である。次作『レーン最後の事件』では、この女性心理描写はより一層作品の中枢になっていく。複線に複線を重ねるクイーンの用意周到な『技』を感じる一冊だ。
Zの悲劇 (ポプラ社文庫―ミステリーボックス) Amazon書評・レビュー: Zの悲劇 (ポプラ社文庫―ミステリーボックス)より
459108230X
No.1
(4pt)

ペーシェンスの登場

本作『Z』で重要な登場人物サム警部の娘ペーシェンスが追加される。その明晰な推理力は実は次作『レーン最後の事件』への重要な複線なのだがここではコメントは差し控えよう。(●^o^●)名作の誉れ高い『X』・『Y』に比べ余り騒がれない『Z』だが、プロット以外に読者に色々考えさせる側面を併せ持っていると思う。1つは徹底かつ詳細な死刑執行の描写である。研究熱心な作者両名であるからして、死刑執行の場面を間違いなく見学に行ったに相違ないと思わせる描写力である。特筆できる。もう1つはペーシェンスを題材とした女性の恋愛感情の描写の追加だ。このファクターはここまでのエラリー・クイーンの作品にはかつて登場したことが無いものだ。まるでミステリーを卒業し、恋愛小説の分野にデビューする気なのではと思わせるまでの描写力である。次作『レーン最後の事件』では、この女性心理描写はより一層作品の中枢になっていく。複線に複線を重ねるクイーンの用意周到な『技』を感じる一冊だ。
Zの悲劇 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Zの悲劇 (創元推理文庫)より
4488104037