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悪魔の飽食
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【この小説が収録されている参考書籍】
悪魔の飽食の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全83件 41~60 3/5ページ
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「悪魔の飽食」正・続・第3部、「友よ白い花を」「死の器」「新・人間の証明」「悪魔の飽食ノート」「ノーモア悪魔の飽食」と立て続けに読了した。1、当時既に森村氏は「人間の証明」を経て大流行作家になっており、ますます上げ調子だった 2、小説「新・人間の証明」の存在 の2点より、捏造はあり得ないと考える。そんなことをする必要など全くないからだ。滑稽なまでの凄まじさに捏造か迷う・捏造であってくれることを望む人は「ノーモア」を読むことを勧める。当時発表された森村氏の言葉が集められている。 ドキュメントであり、全編抑えた筆致である。それでも正編を読んだ夜は、いいトシこいて怖くて夜トイレに行けなかった。続編は731の資料を引き換えに戦犯追及を逃れる件だが、驚き呆れた。第3部まで来て初めて怒りが込み上げてきた。これを合唱曲にするとは意外だったが、「ノーモア」まで読みきった時納得もいった。ここまで物凄いと読者はその思いを音楽を以って応えるしかないからだ。 | ||||
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初版から随分と時間をおいて読むことになったこの本。 石井四郎は、ヨーロッパ各国への忍びの旅で収集した データに基づいて細菌毒性の研究に手を染め、暴走していった。 「データをとる行為は、その対象を変えるのみならず データをとる者自身を変える」P.F.D. どんな罵詈雑言を石井四郎に浴びせるよりも「憐れなり」と 言うべきではないか? 自身が「何をしているのか」に思い至らず、ただひたすらに データをとり続ける狂気の記録。 似たような状況は、いつかまた再び、起きる。 それを防ぐ術があるとすれば? 「こんなやり方、しなくても!」では防げない。 やはり 「何のデータをとるか」が問題で「とってはいけないデータがある」 と考えなければならない。 | ||||
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商品自体値段の割りに綺麗でした。 内容はカッパノベルズ版「悪魔の飽食」からの取材の過程を書き記した物からパートナーとの対談やアメリカでの公文書入手等の経緯が書いてあります。 | ||||
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森村氏は匿名で批判することは卑怯で無責任と述べている まさにそのとうりだと思う 彼はリスクと責任を負って この本を書いてる 嘘や捏造と言ってる人はネットからの引用ばかりで別に自分の目で確かめたわけではない 大概は世間に相手にされてない輩ばかりだ 同じ日本人として恥ずかしく思う | ||||
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日中戦争にて日本帝国軍が実行した細菌作戦、丸太(実験材料とされた人間)、侵略軍部の実態が暴かれている。 日中戦争の史実として貴重である。 | ||||
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悪魔の飽食の続編です。731部隊についての検証です。アメリカ側の取り調べ報告書 サンダースレポートやトムプソンレポートを中心に検証となっています。ただ、中々確たる事実にたどりつけない様子も露呈しているように思います。引き続き、真実の歴史の追及を続けて欲しくなる内容だと思います。読んでいて、物足りなさは感じますが、731部隊について、もっと勉強したくなる内容になっています。細菌爆弾の模式図などが掲載されていて、興味深いです。 | ||||
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中学生の頃に国語の先生が授業を丸々潰して朗読して下さった本です。 実験内容や結果が荒唐無稽で抱腹絶倒大爆笑してしまったのを覚えています。 そういった意味では面白い本ですが、特に金を出してまで読む本でもない気もします。 余談ではありますが、もし私と同じ様にこの本を授業中に教師が読む様なことがあったら 笑ってはいけません泣きましょう。 これだけで、内申が大きく変わってきますので内申重視の地区に住んでる受験生の人は注意して下さい。 そういった意味でこの本は内容よりも、その存在に意味がある大変危険な本なので 取り扱いには重々注意して下さい。 本当に良い人生の勉強になりました。 同じ様なしくじりをして私の様にならない様に皆さんも気を付けて下さい | ||||
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批判してるひとは現実と日本がかつてやって来た負の歴史に目を向けなくない卑怯者たち。今だからこそ読むべき。でたらめだ赤旗だいってる人たちは逃げてるだけ | ||||
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731部隊の実態を書いたノンフィクションです。第3部では、被害者の証言をまとめたとなっていますが、ややインパクト不足な気がします。続編で、写真誤用問題が持ち上がったためか、その顛末が書いてあったりしますが、そのためかやや筆も鈍っている感じもします。第1巻のような強い迫力は感じず、やや拍子抜けのする印象は受けます。1巻以上の内容はないような気がします。完結編というには、尻つぼみ感があります。 | ||||
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日本軍の細菌戦研究部隊である731部隊の存在を描いたノンフィクションです。これは、日本の医学者たちも酷いことをしたもんだなと思って、読みました。しかし、アマゾンの書評などを見ると、これは、虚構ですとの評価もかなり多くあり、一読者としては、かなり混乱してしまいます。731部隊については、もう少し色々な本を読んで、勉強したいと思いました。 | ||||
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悪魔の飽食は、731部隊の残酷性に堪えられず、最後まで読めなかった。 | ||||
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日本人みんな読みなよ。 戦争になった時大和民族って奴がどれほど残酷な鬼畜になるか。 また繰り返すの? | ||||
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石井部隊の機密性は厳密にされていたしアメリカだって当然無難なことしか公にしないのでネトウヨのアホどもが「証拠がないから」と開き直りの情報工作するのは滑稽です。 しかし帝銀事件で警察が石井部隊のOBを真っ先に追跡した事実やオウムが石井部隊の模倣した事実、医学部教授や医学トップ連中が石井部隊のOBで占められているのは医学に関わる者なら否定出来ない事実だということからしてネトウヨがただの防疫部隊だったという必死なデマ流しなどが馬鹿の極みでしかないのは丸わかりでしょ爆笑 くだらない歪曲や捏造工作するくらいなら侵略戦争だから当然だと変な開き直りしている輩のほうが余程マシ。 写真の誤植等は南京虐殺と同じでその徹底的な機密性が守られていた事実からして被害者側から証拠写真など出すことが困難な事情があるので理解できるだろうが | ||||
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特定政党のプロパガンダ、証拠がないから事実ではないと悪評のオンパレードなのは原発の本と同じ。すなわち紛れもない事実。 当時から厳重にその機密性で隠匿されてきた部隊だし医学部教授や医学トップ連中が石井部隊OBでひしめいているし、帝銀事件からオウムに至るまでネトウヨのアホどもがいかに情報工作しようが日本という国の負の部分であるし事実である | ||||
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言いようのない絶望感・・ 本書は731部隊員の証言に基づいて人体実験を描いたノンフィクション作品です。 実験内容があまりにも残酷すぎて、一般公開できないような、驚愕の残虐行為の全貌が 明らかになっています。 被験者の多くは、塗炭の苦しみの中、生きたまま解剖されました。 どのようなホラー小説も、本書の前では色あせてしまうでしょう。 軍国主義、レイシズムは、優秀なお医者さんや看護婦を このような狂気の実験に加担させてしまったということです。 日本人なら絶対に読んでおくべき本でしょう。 | ||||
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作者の絶えざる努力で最初刊行された1刷本に比べて、修正・加筆箇所が見られる。731部隊の実相に肉薄するレポートである。 | ||||
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先ず、細菌兵器の人体実験には、現在、大きな誤解がある。 そして、中国政府も、これで日本政府・日本人を、一方的に、責めるだけである。 しかし、重要な事は、なぜこのようなことをやってしまったのかの原因を知ることにある。 満洲のハルビンの遠い郊外に、731部隊を設置し、<死刑にされる筈の者>が、送り込まれた。 具体的には、反日義勇軍兵士、スパイ、極悪死刑囚、反日分子、・・・ どうせ最後は殺害される・死刑なのだから、日本兵を救うために、彼らに人体実験を行った。 現在でも、<脳死ならば、死体だから>、まだ生きている心臓や肝臓や・・・を取り出して、他人に利用している。 相手が死んでいるから、これが許される。 だから、 この死刑確定者は、まだ生きているのに、<人格は奪われマルタ・丸太>と呼ばれ、名前ではなく、<番号で、物として>扱った。 このことによって、部隊の軍人だけではなく、医者や研究員や動物飼育員・・・、全ての人の良心が麻痺してしまった。 実験者は栄養良く健康な体にしてから、ペストなどに感染させ、 更に、そこから、血清等を与えて治療回復方法を研究した。 これは、日本兵がペストなどに罹った場合に治す目的であった。 勿論、この病気から治ったら、別の病気に感染させ、一生、731部隊から出て行くことが出来なかった。 輸血において、代わりに食塩水で、どこまで、いろいろな事ができるのか・・・ 凍傷で、どこまでなら、死なないで済むのか、いろいろな事ができるのか・・・ 全て、最終的には日本兵を救う目的のためであった。 反日死刑確定の囚人を人体実験することで、他方、日本兵が救われる、という構造・関係である。 正しい、大きな、大義名分もあった。 だから、決して<悪魔><冷血漢>などが行った仕業ではない。 普通の人間が、知らず知らずに、引きずり込まれていったのである。 石井部隊長も、普通の人で、家族や部下に対しては、良い人であった。 この事実を知らないと、同じ間違いを、繰り返すだけである。 なお、 戦後に、<この時の細菌戦兵器を使用したデータを基にして>東大に博士論文として提出されたものが発見され、 中国大陸・中心部で、細菌兵器使用による戦争犯罪の証拠となっている。 | ||||
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未だこういった事実は日本国内ではあまり知られておらず、このように過去の事実を一生懸命に伝えようとしている方たちに敬意を表します。 何より日本の若者がこういった真実の情報を接することができ、世界の人たちと向き合ってほしい。 | ||||
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大変な記録です。多くの日本人が読まなければならないならない書だと思う。 | ||||
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まず言っておこう。この著作は間違いなく、日本人の良心より生まれた、日本文学史上、屈指の名著である。 レヴューにおける不自然な「星一つ」への大賛同を見ても明白なように、 未だ日本において、卑しくも執拗に暗躍する、不当な反共「逆」謀略、軍国主義日本へのまさに「悪魔的」回帰願望が、 どのように醜く蠢動しようとも、作家森村氏がこの名著を表すことによって示した普遍的な倫理的精神は、 人間理性の希望として、永遠にその輝きを失わないだろう。 序文を一読すれば、氏が作家として、いかに客観的に(不偏不党も含めて)、 そして真摯に731部隊という「悪魔」の存在に向き合ったのか、 明々白々という以外に言葉がない。 無論、この本が、ノンフィクションとして一切の批判を免れているなどと言うつもりはない。 しかし、少なくともこのレヴューにおける多数の「似非批判」に、 妥当性、正当性のかけらもないのは、この書をきちんと通読すれば、 コモンセンスとして理解できるはずである。 一種の倫理的な知恵遅れと、愚かな信条的バイアスに基づく中傷に対し、 氏は序文に言う。「同じことを中国が日本で行ったら、黙っていられるのか?」と。 そしてこの著作の倫理的意義から見れば、ほとんど重箱の隅をつつくが如き、 一部の誤謬をも、氏は誠実に誤謬として認め、訂正し、陳謝さえしているのだ。 この一点を見ても、いかに森村氏が作家として、この作品に自信を抱いているのかが分かるだろう。 繰り返す。一部の似非国家主義者、皇国史観者、反共主義者、それらへの付和雷同者に、 騙されてはいけない。それらの精神の「細菌戦」に汚染され、屈する前に、まず本書を通読して欲しい。 この本は、日本人、いや全人類に対して、人間が人間に何をなしうるのか、 いかに「悪魔」になりうるのかを突きつける、良心の書であり、歴史的な告発の書なのだ。 それは、福島の原発問題などに通底する「悪」をえぐり出しているとも言え、 3.11以降の現代に生きる我々にも、決して遠い過去の所業のルポルタージュに終わるものではなく、 また歴史認識にのみ関わるものでもないのだ。 この一書をもって、森村氏は日本文学における不滅の巨星となったと言っても過言ではない。 必読の一冊である。 | ||||
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