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悲惨伝



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【この小説が収録されている参考書籍】
悲惨伝 (講談社ノベルス ニJ- 31)
悲惨伝 (講談社文庫)

悲惨伝の評価: 3.62/5点 レビュー 21件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
12>>
No.21:
(5pt)

ありがとうございます

ありがとうございます。
楽しいです。
これからも楽しみにしています。
悲惨伝 (講談社ノベルス ニJ- 31)Amazon書評・レビュー:悲惨伝 (講談社ノベルス ニJ- 31)より
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No.20:
(4pt)

キレイで気持ちいい状態。

状態が良く、梱包も丁寧でした
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No.19:
(3pt)

なかったことにできないものか。

悲鳴伝が名作だっただけに、その後のシリーズを読むのが辛い。

とにかく、長い。いや、長いのは良いのだけれども無駄に長い。
主人公もだんだんとつかみどころがなくなってくるし、
これからこのシリーズを読む方には

『悲鳴伝でやめとけ』

と声を大にして伝えたい。

できうることなら、自分の記憶の中からも
続編を消し去りたい。
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No.18:
(5pt)

謎が少しずつ動き出す

今まで謎だった部分が少しずつ、線となっていきます。 とはいえまだまだ謎は残りますし、新たな謎や出来事が起きては消えていきます。 正攻法には進まない、さすが西尾維新先生といった感じです。 先を読まなければ気になって仕方ありません。
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No.17:
(4pt)

あまりにも冗長だが、会話劇などが面白いから、長編でも結構読める。

例によってグッダグダで、
しかもバトルがまさかまさかの0回なので強烈にダレたが、
それでも面白かった不思議な小説。

しかし500P以上の分厚い本なのに直ぐ読めてしまうのは、やっぱりそこは所詮、”ラノベ”だな。

物語の展開を早くして、もうちょっと中身のある話を書いて欲しい。西尾に言うのもなんだが。
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No.16:
(3pt)

展開がマンネリ化しているが、ここから巻き返すのか?

前作は小学校とうどん屋で話が終わってしまうというコンパクトさでしたが、今回は四国を縦横に動きます。
さらに、新キャラが登場して賑やかな展開になるのですが、ただ、いささか地の文が長い。
西尾維新特有のくだくだしい描写は結構好きなので読んでますが、話しの展開がマンネリ化しているのはいただけない。
端的に言えば、主人公が行動する、魔法少女に出会う、戦うか同盟関係になる、ピンチに陥る、のくり返しです。
これだと、最終的にはボスキャラ的な魔法少女と戦って四国を脱出して終わり、という結末しかない。
もちろん、主人公が死んでしまっては話にならないのでそうなるというだけで、あまり面白いとも言えない。
もともと、西尾作品は主人公とヒロインで人間関係がほとんど完結してしまう。だから、四国の全住民が死んで消えているというシチュエーションはかえって自然に感じる。だから読んでいて素直に西尾節に入り込める。
でも、このシリーズの本筋は人間対地球だったはず。第一、地球はどうなったんだ、ということ。
この四国編自体がサイドストーリーなんだから、もう少し話が進んでくれてもいいと思うのだ。サイドストーリーに何巻費やすのやら、いい加減、何とかならないのかなと思う。
正直に言うと、この悲惨伝は図書館で借りて読んでます。お金を使うのがもったいない、というか一回しか読みそうにない話だから買う気にならなかった。
伏線がきいているのかいないのか今一つわからないし、情報量が少ないので時系列に整理する気にもならない。事前に伏線らしい語りが入って以降の文が引き締められるのは良いのですが、それも度重なると興ざめになる。それでも語り口はいつもの名調子の西尾節で楽しいので読んでますが、でもだからと言ってもう一度読み返す気にならない。
もっとも、意表をついて四国編自体が地球との戦いの本筋の中心だと後ででもわかってくるのなら、その時、改めて買います。買って内容を分析することにします。
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No.15:
(3pt)

徐々に

主人公は未知の世界である四国に徐々に活動のためのインフラを整備しつつあります.
読みやすい物語ですので流れに乗って読んでしまいますが,現実的に考えるとかなり困難な状況が続いています.
故に御都合主義と感じられるかもしれませんが,それがフィクションということで楽しく読ませていただきました.

私自身四国には縁がないので,観光名所,四国八十八ヶ所巡りなども興味を喚起させられる材料になりました.
ちょっと八九寺のエピソードなんかきたいしちゃいました.
四国ってスイカのエリアなんだっけ?
なんて感じです.

物語は,終盤に大きく進行します.
緊張を孕んだまま次巻に突入.
さぁ,続きを読むことにしよう.
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No.14:
(5pt)

OK

全く問題ありませんでした。 大変に良い買い物だったと思っています。
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No.13:
(4pt)

難解ないいまわし

西尾維新の文章は回りくどく難解な表現が多い。冗長な文章と言えばいいのか。
でも内容自体が面白いので買ってしまうんだよなぁ。
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No.12:
(5pt)

面白いが、悲鳴伝ほどではない。実質的に魔法少女・空々空!

悲鳴伝シリーズの印象が
巻を進むごとに?(はてな)になってきた。

まあ、面白いことは面白いし
良いフレーズもちょいちょい出てくるので
他の本に比べれば、十分に素晴らしいんだけど。

もう実質的に、本のタイトルが「魔法少女 空々空」でいいくらいですね。

悲鳴伝のような、化学兵器に対して、普通の肉体で、その性格だけでどう戦うのか
というストーリーとは
全然違いますね。

あとがきにもあったように、
四国は、悲痛伝で終わらせて欲しかった。

まさかまさかの、非業伝まで四国って!

非業伝までの全5冊のうち、4冊が四国って!

しかも主軸は魔法少女なわけですよね、、なんだかなぁ。。

まあ、十分に面白いんですけどね。

悲惨伝、ますますテレビ・アニメ化向きの内容になってきて、
出てくるキャラが女の子ばっかりで、
小さい女の子まで出てきて、
無難になってきちゃったなぁ
言葉遊びも、悲惨伝でさらに増えてきましたねぇ。つい笑っちゃうところもありました。

これじゃ化物語だよ!
と感じます。

空々君のキャラがブレたら、読むのをそこで終了すると思います。

ちなみに化物語は、忍野メメに違和感を感じた巻で、読むこと・映像を見ることを終了しました。

悲鳴伝をはじめて読んだ時は、感動して、期待してたんだけどなぁ。
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No.11:
(3pt)

残念でならない

西尾のファンだから星は3にしましたが、ファンでなければ1か2かもしれません。
 戯言シリーズの時のような文章もなく、キャラクターも魅力は薄く、展開も胸躍るものがありません。
 確かに、どうなるんだろうとまだ解らないところはありますが、それは逆に話しがめちゃくちゃのご都合主義だから予想がつかないだけなのかもしれない。(蘇生能力など、伏線らしい伏線もないのに突然出てきたりと)
 めだかボックス辺りから西尾の作品が劣化してきたと思います。
 いくらなんでも忙しすぎて推敲したり、ネタを考えたりする時間がなくなってきているんじゃないでしょうか。
 活躍されるのは嬉しいのですが、物語シリーズみたいなのよりも、当時からのファンとしては戯言シリーズの話をやって頂きたいです。

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No.10:
(3pt)

流し読みとはこのことか

前作の非痛伝読んで、このシリーズ読むの辞めようかと思ったけど…
本作は面白いと思うところも多かった、かな。
科学と魔法の直接対決が楽しみになってきた。
とはいえ、あいかわらずムダに長い。
ストーリー云々よりも本を厚くすることが目的なのか?このシリーズ。
毎度毎度やりとりが回りくどいから
読んでいてもなかなか展開が頭に入ってこないです。

科学と魔法どっちが強いのか、人類は地球を克服できるのか。
気になる題材ではあるけれども。
魔法少女を書くならりすかを完結させてください。西尾先生。
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No.9:
(3pt)

やっと死なないで、と思わせるキャラがでてきたそれも二人

プールをクソ広げた分、無駄字で埋めることが本命になるのは
もう仕方ないです
あとは魅力あるキャラが出るかどうかですが
やっとですね
よかった(遅いよ!)
はっきりいって第一話ではこのクソ野朗がとおもいましたが
後半、新キャラ二人にやられてしまいました
とくに鬱陶しいほうが好きですが

主人公のもともとの面白さにもやっと回帰してくれたようで
まー
いいじゃないですか
これはゆるゆるで
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No.8:
(3pt)

回・り・く・ど・い

西尾維新の作品は全作読んでいますが、悲〇伝シリーズはずば抜けて回りくどい。一冊二ネタ位しかなった刀語シリーズ並の苛つきを覚悟してかなり斜め読みしました。主人公の空々空のパーソナリティーも話を追う毎に稀薄になり、1作めの悲鳴伝からだんだんと冗長で退屈な切り口になっていきます。作者に縛りが無い分、りすかの焼直しとしても間延びしすぎですね。シリーズとしては評価できませんが1作目の悲鳴伝だけは面白いです。 今シリーズを読み始めていない人は1作目で辞めた方が無難でしょう。メインテーマを見失った連載ものはだらだらするだけの漫画を読んでいるようで辞めどきが難しいんです。
悲惨伝 (講談社ノベルス ニJ- 31)Amazon書評・レビュー:悲惨伝 (講談社ノベルス ニJ- 31)より
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No.7:
(4pt)

素直に面白いと思います。

まあ、西尾さんの小説は短期間に数多く出ていて、キャラが結構被っていたり、「悲鳴伝」と「ネコソギラジカル」で重要人物が死ぬシーンが全く同じ展開だったりでちょっとがっかりでしたが、これは普通に面白かったです。

元々相当数のページ数を使うことを前提に書かれた本と銘打っているので、最初から急展開を期待してはいけないと思います。スケール感は前作や前々作と比べて、多少小さくなっているのですが、魔法少女の魔法やその設定が非常に上手にできていて、楽しめます。

あまり人が死なない(人もいないけど)というのも読んでてストレスが少なかったです。

☆5には届かないけど、西尾さんらしさが良く出ています。
多少展開が遅いといっても化物語系でたまにあるロリ系やどうでもよい話題を膨らませるようなのはないので、長い小説でも飽きません。

なんというか、空空少年という異端者がもっと異端として研ぎ澄まされていくのか、あるいは人間的になっていくのか、そのせめぎ合いを楽しめる感じかな。

シリーズ最後の「非業伝」で「空空空」くんが「非業の死」を遂げるのはどういう意味か、楽しく考えさらせます。
少年=「空空空」くんでないことも十分考えられるけど
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No.6:
(4pt)

冗長だけど退屈ではない

最近の西尾維新は地の文に三人称の語りを採用しいていることが多く、この<伝説シリーズ>でも
作者=神の視点から時系列を先取りした文章(「このあと○○は××になる」)が多用されている。
必然的に説明的な文章も多くなるので私はあまり好きではないのだけれど、今作ではそれを利用した仕掛け
が施してあって新鮮味を感じた(こういうのも叙述トリックというのか?)。

テーマ的なことについて言うと、1作目の『悲鳴伝』では「中国語の部屋」や「哲学的ゾンビ」の議論に代表される
心の哲学(人間に心があるとなぜ言えるのか)がベースになっていたが、
前作と今作では認知意味論(言葉の意味は言葉だけでは決められない)に踏み込んでいるように思う。
これは古くからの西尾維新読者にとってはお馴染みのモチーフで、<戯言シリーズ>のいーちゃんがそうであったように、
心が壊れているからこそ全ての言葉が戯言と化し、言葉が壊れることで世界も壊れて見える、という連続した問題なのだ。
認知構造が派手にぶっ壊れた地濃は、この世界の異常性を体現したキャラだと思う。

一方、500ページもありながら、ストーリーはあまり進まない。あとがきの作者の言によれば、
四国編は前作で完結する予定だったのが、伸びに伸びて1冊につき1県ということになったらしい。
このままでは地球撲滅軍よりも絶対平和リーグの方が活躍してしまうかもしれない。やはり時代は魔法少女か?

まあ、なんだかんだで私はこのシリーズが好きだ。
そして、これだけの分量の本を予告通り刊行してくれたことに感謝する。
次作の『悲報伝』は9月とのことだが、今からとても待ち遠しい。
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No.5:
(1pt)

相変わらずの露骨な字数稼ぎ

何かにつけてフォローを入れて字数を稼ぎ。
アホの子との要領を得ないやり取りで字数を稼ぎ。
選択肢を挙げて、一つ一つそれを説明して字数を稼ぎ。
一つを語るのに三つも四つも、遠回りをしての露骨な字数稼ぎには呆れて疲れるばかり。
500ページ縛りでもあるのか、中身はページ数にはまるで及ばない。
悲痛伝だけで終わらせるはずが、四つに分けるんだからそりゃ引き延ばしが必要にもなるというもの。
実はパラシュートを背負ってました、実は蘇生能力がありました、と都合のよいあれこれ。
ボケキャラや幼女などワンパターンのキャラ展開にも飽き飽き。
ラスボスを匂わせてはいるけれど、どうせだらだら引っ張って駆け足でまとめるんでしょう。
今後も期待はできない。
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No.4:
(5pt)

四国編

伝説シリーズ3作目、四国徳島編です。

若干冗長だった前作に比べ大分文章が読みやすくなっており、四国を取り巻く状況、組織について謎が一気に開示され始めます。
新キャラクターも非常にインパクトがあり伝説シリーズではなかなか見られなかった作者得意の掛け合い漫才も見られ、それ自体も物語シリーズに負けず劣らず面白いかと。
主人公空々君の相変わらずの奇策、斜め上の思考、悪運も冴えわたっており、分量の割に一気に読めました。

そしてなによりこの巻で状況が入り乱れ、先が全く読めない展開に。

空々君個人が目の前の危機を乗り越えていくのは勿論なんですが、個人個人の目的各組織の目的ゲームの黒幕の目的、さらに迫るタイムリミットと話が群像劇めいてきているのもポイントです。
悲報伝が今から楽しみです。
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No.3:
(3pt)

流れに起伏が増え,先への広がりも

シリーズ三作目.やはり(?),二巻から五巻の四冊で四国四県を回っていくらしく,
前巻の香川県に続いてこの巻では徳島県が舞台に,そして最後には高知県へ向かいます.

その『徳島編』ですが,主人公に同行者が居ることもあり,全編に渡り会話が多めで,
主人公の単独行動が中心だった前巻に比べ,流れに起伏が増えたような印象を受けます.
また,中には明るめのやり取りもあり,読みやすさという点でもだいぶよくなっています.

ただ,はじまりこそスムーズなものの,次の第2話では説明やおさらいでテンポが鈍り,
このほか,何かあるたびに地の文が挟まれたり,余分に感じる描写が多いのは変わらず.
ボリューム込みでこういうスタイルなのだとしても,読んでいてやはり疲れてしまいます.

とはいえ,やや既視感はありますが,少女たちとのピントのずれた会話はコミカルで,
新たな敵の登場とちょっとした頭脳戦,終盤での驚きとそこからの二転三転はなかなか.

物語の方も,重要そうな人物の登場をはじめ,主人公と行動をともにする人が増えたり,
この世界の背景や黒幕,あちらこちらで入り組む思惑に,そして何より『新兵器』のこと,
時間の流れはわずかでしたが,それ以上に動きがあり,先への広がりも見えてきたようです.
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No.2:
(3pt)

ぶどう饅頭いちごみるく味

悲鳴から始まり、悲痛な別れを繰り返す、悲惨な少年の英雄譚<伝説シリーズ>、その第3弾です。

内容としては、悲痛伝の続編であり、また悲報伝・非業伝へと続いていくらしい「四国編」の2冊目となります。

物語の謎がいくつか明らかにはなりますが、お話はほとんど進展しません。いくら西尾維新といえど、500ページを超える巨篇でここまでの引き伸ばしをするのか!と半ば飽きれ気味です。
( あとがきによると「四国編」は悲痛伝だけの予定であったということなので、いろいろと読者の知り得ぬ大人の事情があり、とすればこの引き伸ばしも致し方ないのかなと思うところではありますが。)

とはいえ、引き伸ばしに全く面白味がないわけではなく、特に、新キャラの内の1人「ジャイアントインパクト」と呼ばれる魔法少女と主人公の掛け合いにはよく笑わせられ、<物語シリーズ>における暦と八九寺を思い起こしました。

9月発売予定の第4弾、そして12月発売予定の第5弾と、西尾氏にとっては平常運転のハードスケジュールですが、中身の伴ったものが無事に予定通り発売されることを祈ります。
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