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ニッポン泥棒
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【この小説が収録されている参考書籍】
ニッポン泥棒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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ありえないけど、おもしろい。あったら怖いマンションです。ぜひ、続きの1か月が読みたいです。 | ||||
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話の本筋だけでなく、主人公たちの台詞が良い。 今まで読んだ大沢在昌作品でピカイチである。下巻でどういう展開になるのか大いに期待できる情感だった。 | ||||
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大沢さんの単発物に興味が湧き、内容からこれが面白そうだと思い購入 まあ、大沢さんの作品ですから、あまり「はずれ」ということはないんですけど この『ニッポン泥棒』<上>はたいへん面白かった 物語は、実にささいな中年男の日常の描写から始まり、続いて、じわじわ迫りくるように事件が発生する この書き方のうまさはやはり、大沢在昌の真骨頂といったところだろう 読者もそれに引きずられ、長く、ページを繰る手を止められない 男と女、インターネット、そして日本 平成ももうすぐ終わろうとしている現代に、充分通じるメッセージがこの本にはある | ||||
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京都のホームでこの本を購入しました。新宿鮫とかは飽きていたけれど そのシリーズではないし、なんせキオスクではあまり本の選択ができない。 しかし、すぐに物語の世界にはまってしまい、新横浜で下りるところを乗り越してしまいました。東京駅から遠回りで帰宅する事さえ、本と一緒だったので苦にならなかった。 そのくらい、本に没頭できた、娯楽小説 | ||||
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恥ずかしながら、大沢在昌を、「きちんと」読むのははじめてである。 氏のデビュー当時から、名前や作風は知ってはいたが、読もうという本がなく、 鮫シリーズにしても、「いまさら大沢でもあるまい」と避けて通ってきた。 「きちんと」というのは、ザ・ジョーカーに収められている短編はいくつか読んだことがあるからだ。 余談であるが、私には、そういう作家が少なからずいる。 太宰治、三島由紀夫など。 さて、本書であるが、大沢作品としては変化球であることを認めたうえでも、 面白い。 続きが気になってやめられない、とまらない状態である。 文体も読みやすく、一気読みしてしまった。 これから、下巻に向かうが、どう読ませてくれるのか楽しみである。 最後になったが、387ページに、男と女にの恋愛についての名言があるので、 お読みになる方は、それもお楽しみに。 | ||||
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上巻に続き、下巻も一気読み。 大沢ファンにとっては、邪道と写るかもしれないこの作品であるが、 私にはとっても楽しいものであった。 大沢氏の変化球と知っての上で、本作品は岡嶋二人的だなぁというのが正直な感想。 作品の疾走感というか躍動感がそう思わせるのか。 いまさらながら、大沢在昌にはまりそうな気がしている。 | ||||
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話が急展開で面白いです 。シミュレーションソフトの世界を変えてしまう程の機能は、思いもよらないものでした ! 果たして誰が味方で誰が敵なのかドキドキの上巻です。年配男性の主人公がすばらしい判断力とタフなネゴシエーションで、とてもカッコいいです。 | ||||
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敵?があの人物とそんな関係だったとは驚きました。敵味方もこのような状態になってるとは。上巻に続き、ドキドキします。最後は落ち着いた感じでまとまっています。 | ||||
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今までの筆者の作品とは一線を画す作品。よって、同等の読了感を求めると、 かなり肩すかしをくらう。が、コンピューターを使ったエンターティメントとして 読めば、なかなかの力作。「よくここまでフィクションを作れたものだ」と驚いた。 ただ、もっと短い方が、よりスリリングになったと感じる。ちょっと長すぎたかも。 | ||||
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厖大な個人情報を基に,「誰かが,もし突然死んだら世の中どうなる」というシュミレーションソフトをめぐる争奪戦。これに巻き込まれた主人公が,熟年離婚,会社は倒産して求職中という元商社マン。 新聞に連載されたのが平成15〜16年と少し前,つまり今より景気の先読みが暗澹としていた頃の世相を反映してか,日本社会に対する辛口の視点が鋭い。国家・社会に裏切られた二つの世代(第2次大戦の敗戦及びバブル崩壊)に翻弄された一般市民の,巨大組織に対する矜持が小気味いい。 このソフトの概要,システム構成がやや分かり辛いものの,さすがに大沢在昌,ストーリーテリングの巧みさでグイグイ読ませる。 | ||||
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世界を変える、と言われるソフトを巡る争いを描きます。主人公は、ソフトの封印をとく鍵とされた初老の男。争いに巻き込まれた男は、もう一人の鍵となる女性や仲間達とともに、争奪を狙ういろいろな組織と戦いながら、ソフトの謎を追いかけます。どんなソフトかの謎、ソフトの封印方法の謎、ソフトを狙ういろいろな組織や人物の謎、それが序々に明かされていきます。主人公達の運命は・・・。 ボリュームもあり読みごたえ十分です。ストーリーもスピーディーで、引き込まれるものでした。また、初老の男の人生が物語りの合間合間に、垣間見えます。脇役も、味方・敵とも「すごうで」の「くせもの」ぞろい。彼ら一人一人の人生(過去)も丁寧に描かれていて、楽しめるものでした。 | ||||
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ヒミコと呼ばれるハッカーが作ったソフトをめぐる影の争奪戦。物語は、脅威のソフトを欲しがる世界が相手、ニッポン泥棒の題からは少し離れた感がありますが、ソフトを手に入れる為、パーソナリィティーと言う新しい概念で作成された新しいセキュリィティーを破る必要があり、どんどん話しは進んで行きます。主人公の尾津君男は、60過ぎの元商社マン。コンピュータを全く使えない設定。 海外勤務で体を張ったタフな営業を行ってきていた。 年齢があまりに違いすぎるので、60過ぎの人がわからない。 でも、戦後世代が相当がんばって今の日本があり、又、今の閉塞した感のある日本の責任も負わなければならない世代。 物語は、脅威のソフトを欲しがる世界が相手となり、ニッポン泥棒の題からは少し離れた感がありますが、主人公の話に日本を考えさせられる。本の内容は、エンターテーメント小説と分類されているみたいですが主人公、又、周りが話す言葉には、大変な重み(深み)があるように受け取りました。 ”富というのは、自分より裕福な相手から得られた財産では決して形成されない。より貧困な人間から収奪してこそ作られる。この世で一番儲かっている商売は金貸し”等々、なんとか詐欺が流行る現代の日本、最近新聞で中国とアメリカの元切り上げ問題が話題となっている中国景気と日本の戦後景気...結構、酷評されているみたいですが、オレは結構面白かった。 確かに、新宿鮫とは違うかも... | ||||
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大沢ファンとしては、少し読むのに苦労した作品です。展開がスローだからかもしれませんし、ドラマチックな展開が少なかったからかもしれません。その割には、枚数が多かったので、少し疲れました。主人公が自分の人生観を語る場面はいつものことですが、今回は感情移入できるキャラがいなかったのも、疲れた原因です。主人公が年齢よりはるかに若く感じたのは、大沢先生の感覚か、私の60歳くらいの方に対する偏見か?大ファンとしては次回作に期待。 もう少し年齢の若いキャラでお願いします。 | ||||
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最初、設定に無理があるかなと思いつつ、読み進めるうちに、どんどん引き込まれます。主人公のおじさんがかっこいい。 | ||||
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