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ニッポン泥棒
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【この小説が収録されている参考書籍】
ニッポン泥棒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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残念ながら、思いっきり期待外れの本でした。 帯に書いてあった未来予測可能なコンピュータソフトというSFものではありがちだけれども、私の好きそうな設定に引かれて買ったのですが、SF的な要素はほとんどありませんでした。 大沢氏の得意とするハードボイルド分野の変形のような話でした。私自身、氏の鮫シリーズは嫌いではなく、氏のハードボイルド小説は面白いと思いますが、この本はそのハードボイルド路線からも外れていて、その方向から見てもつまらない内容です。 加えて、恐らく氏が持っている持論として「バブル経済の崩壊以降の社会において、日本人は未来への希望を失ってしまい、日本経済・社会は行き先を見失ってしまった。非常に悲しく、また恐ろしい」というような意見を持っているらしいのですが、この意見が本当に話のいたるところに出てきて、十数回くらいこの主張を主人公が述べているような気がしました。そして、それが正直、うっとうしいのです。主張の中身が正しいか、どうかはとりあえず問いませんし、こういう意見を一度や二度本の中でしたとしても、私はさほど気にしなかったと思います。しかし、そういうテーマでノンフィクションでも書いていたとしても、十数度も同じ主張が一冊の本の中に繰り返されていたとしたら、うっとうしく感じられると思います。まして、それがエンターテイメントとしての小説の中で、こうも繰り返されると、うんざりしてしまいました。 | ||||
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ハローワークに通う事が、唯一の日課の元商社マン 尾津が、知らない間に、未来予測シュミレーションソフト「ヒミコ」の解凍の鍵にされたことにより、さまざまな諜報機関の争奪戦に巻き込まれる。尾津と、もう一人の鍵にされたかおるとの関係もそうだが、登場人物が、皆なあやふやなまま終わってしまった感じがします。ソフトの「ヒミコ」もそうですが。 読み終わった時にタイトルが、オーバーに思えてきた。 | ||||
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okntk3氏には申し訳ないことを書くかもしれませんが… 以前からの大沢ファンとしては、趣味ではないというか、なんというか… やたらと主人公絡みの、天下国家に関わる会話が多く、 「らしくないなぁ」と。 鮫シリーズや佐久間公シリーズの 「大沢らしさ」が今回は、感じられないと思うのです。 実は、他のファンの方は問題なく読めていて IQの低い、私のほうにこそ問題があるのかもしれませんね。 大沢氏も、50才という年令を近くにして、単なるハードボイルド思考から 脱却していこうとしているのかもしれません。 でもなぁ、なんか違うんですよねぇ。 現在、小説宝石で連載が始まった「新宿鮫」の単行本化に期待です。 | ||||
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