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島はぼくらと
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島はぼくらとの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 41~49 3/3ページ
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希望の商品が、いい状態で届きました。ありがとうございました。 | ||||
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全般的には爽やかな青春物なのだけれど、途中で村長たちが見せる本音の部分とかは、『水底フェスタ』でも出てきた村社会の隠れた怖さに通じるものがあり、辻村深月らしいグサッと突きつける要素も健在。ありきたりにならないあたりは流石。 | ||||
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新と源樹、衣花、朱里は瀬戸内海の島、冴島から本土の高校に通う仲良し4人組。 島には中学校までしかないから、高校生になるとフェリーで本土まで毎日通う。 わずか30分ではあってもフェリーに乗れば、外から島を見ることができる。 彼らの眼は、島にいる大人とは違うようだ。 外の社会に触れることで、海に隔てられた「島」がはっきり意識されるのだろうか。 いくら漁で島から出ても、東京に行っても、島社会に組み込まれている大人たちは、 実は、外から島を見てはいない。 そんな大人たちと高校生との対比が、面白く感じた。 人口減少のジリ貧から復活を狙う村長は、外からの移住者を積極的に受け入れている。 新しく来た人間と島の人間との間を取り持ち、村おこしをプロデュースする コミュニティデザイナーもいる。 古くからのしがらみと人それぞれの事情が絡み合い、停滞することなく物語が展開して、 飽きない。 | ||||
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辻村さんの人間を深く鋭く掘ってみせるダークな面が好きなので、 そういう意味では少し物足りなさも感じてしまったけれど、 読み終わったらこの話はこれでいいんだろうなあと思えた。 源樹が母子手帳を開くシーンが好き。 シングルマザーの話とか、至るところに辻村さんが母親になったからこそ書けたんだろうなと思わせる部分があってほっこりした。 おなじみのリンクも心憎い! | ||||
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小さな島の煩わしい人間関係や 島の実情、など丁寧に描かれています。 特に村長がテレビ取材でみせた本性などは 現実味があって、でもその後のなぁなぁ感も現実味があります。 辻村作品には基本、性悪人間は登場しないので 読んだ後は爽やかになります。 島の学生4人が少女漫画の様な仲良しなのが ちょっと、乙女チックかな〜 初めに出てくるエセ脚本家の話は最後にちょっと回収されます。 新君はじめ、みんなお人好し過ぎると思いましたが。 自分の作品を盗作されても怒りもしないとは・・・ 後々有名な脚本家と知り合い、その辺りは人づてに 業界に知れ渡って、天罰が下って欲しいけど・・・ 東京に行く下りはチョット偶然が重なりすぎて 都合良すぎるかな〜と、でも天罰を期待して 良しとします(笑) 最後、島に残った少女の決断に、私は清々しさを 感じました。 現状に不満を言うのではなく、自ら一歩を踏み出す 若者に希望を感じます。 その他素敵な若者が登場します。 私は蕗子さんの過去が一番印象に残ってます。 | ||||
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また新しくせつなさ爆弾満載の作品がこの世に放たれました。なんて優しくやわらかな気持ちのなれるのでしょう。 | ||||
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今回の話は1つの島を舞台にそこに住む人たちを描いたお話です。 表紙に描かれている4人をメインにして物語は進んでいきます。 特別何か変わったことが起こるわけじゃない。 島にあると言われる「幻の脚本」、Iターンで島にきた未婚の母や1人の青年。 ちょっとした出来事はあっても、淡々と物語が進んでいきます。 小さな島だからこそあるの人の温かさ、醜さ。島を背負う大人たちの覚悟。 4人の高校生のそれぞれが内に秘めた思い。 1つ1つ丁寧に描かれています。 読み終わったて「あー、読んでよかった」って思える作品でした。 そして今回は「スロウハイツの神様」のあの人も登場したのが何より嬉しい(笑 | ||||
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高校生のやるせなさと情熱が上手く描かれたドラマチックな作品。辻村さんの作品らしく、他の作品とのリンクもあってファンにはたまらない1冊です。 | ||||
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鍵のない夢を見るは犯罪はあるけれど謎解きはなく若い女性らしさだけで読ませた印象でした。 東野圭吾も北村薫も6回目での受賞だったのでまだ早いだろうと思っていたのに直木賞を受賞 してしまって驚きましたがあれ以来1年ぶりの新刊はまた高校生たちの物語です。 子持ちになったけれど加納朋子のようにPTAを題材にする方向には進まないでほしいです。 | ||||
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