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キアズマ
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キアズマの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 21~40 2/3ページ
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ストーリーや主人公の内面の描写で読ませるところは相変わらずさすがですね。 しかし、トップのプロ選手の話ではなくて自分たちに近いところの世界に下りてくると、リアルでないところが気になるようになりますね。 自転車は確かに子どものころから英才教育受けたのでなく、比較的遅咲きでもいい線までいけるスポーツだと思うけれど、フォームからはじめてやはりちゃんと指導者なしで早くなれるものではないし。 (その点、高千穂遥のヒルクライマーの方がまだリアル) | ||||
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ミステリー仕立てでない 青春小説なので気楽に読める 自転車ロードレース特有の知識も 世の中のロードレースへの理解が深まったのか、初心者への説明的なものが減って 必要な場合も主人公の学びという形なのでイラつかない | ||||
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今度は大学の自転車部。正樹はひょんなことで因縁をつけられ、期間限定の自転車部員になってしまう。 関西弁でガラの悪い櫻井はこの部のエースだ。正樹と櫻井は、競い合うように力をつけていく。 もう、読むのにぐんぐんぐんぐん加速度がついて止まらない。男子学生たちは寡黙だ。そして行動で表現する。 正樹も櫻井も、まるで過去の何かを振り落とそうとするように、全身全霊で走り抜けていく。 | ||||
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サクリファイスで感動し 続きを読みたかったのですが、入手に手間取り 半年たってからエデン、サヴァイブ、キアズマの三冊を連続で拝読 コピペ的な描写もあるのですが、より洗練されてきているリフレイン 私は キアズマ エデン サクリファイスの順で楽しめました。 続編を早く拝読したいです。 | ||||
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いつも面白いなぁ。 僕は自転車はサイクリングするだけだけど、レースを見たくなります。 | ||||
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今回は大学の弱小自転車部 主人公はふとしたキッカケで、自転車部に入ることになり、1年でやめるつもりがのめりこんで、かつメキメキと頭角を現してくる。 過去の苦い思い出や、自転車レースならではのいろいろ(落車の巻き添えになったり、先輩に飛び出さないように言われて納得いかなかったりね)は、他の本と同じようにあります。 が、今回プロではないので、似ているようなエピソードでも新鮮に読めました。 だいたい、同じスポーツの話を書いていたら、似たようなエピソードがでてくるのはショウガナイしねー | ||||
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自転車ロードレースを題材にした"サクリファイス"の第4弾! 新光大の新入生岸田正樹は、自転車部の部長村上を原チャリの接触事故で大怪我をさせてしまう… "俺の代わりに1年間自転車部に入ってくれ"と村上から言われた正樹、彼のロードレースへの挑戦が始まる! 面白いねえ~( ̄▽ ̄)=3 | ||||
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自転車小説としては、抜群に面白いです。 ただし、 前作までが大どんでん返し+感動=号泣パターンだったので そこからすると、期待値が上がってしまっているので 「うんうん」という感じでした。 | ||||
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表紙の写真、大学生だろうか。 やはりプロとは違い、身体ができておらず若々しい感じがする。 本作には3作目までの主人公、白石誓は登場せず、ヤンキー風大学生、櫻井元紀と、内省大学生、岸田正樹の二人の物語。 今回も死の影が漂う作品だが、相変わらず読みやすい文章で、ツルツルと最後まで一気に読める。 著者は大阪出身だけに、櫻井の大阪弁も無理がなく、ヤンキー風な性格もよく書けており、 主人公正樹の「俺」文体もそうだが、読者を学生時代に誘う。 関西出身の私は、しばし大学時代にタイムスリップした気分でとても楽しめた。 二人の今後と、今までの登場人物が今後もどうからんでいくのか、今後も目が離せないシリーズだ。 白石がでてこないので最初は心配したが、面白さに変わりはありません。 おすすめです。 | ||||
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自転車ロードレースを題材にした小説です。「サクリファイス」「エデン」「サヴァイヴ」と著者は自転車ロードレースを題材にした小説を書いており、本書は4作目になります。 前3作との違いは、主に2つ。 まず主人公が大学生で、大学のロードレースが舞台になっていることです。前3作はプロのロードレースの世界を舞台に、人間模様が書かれていました。今回は大学のロードレースが具体的にどんなことをしているのかが詳細に描かれています。 もうひとつはミステリー要素がほとんどないということです。特に「サクリファイス」はロードレース小説でありかつミステリー小説でもありましたが、本作はロードレースと人間模様を描くことが中心になってきています。「サクリファイス」を読んだときのような興奮はないのですが、その分丁寧に描かれている人物をじっくり味わいました。 | ||||
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近藤 史恵さんの小説はすべて読みましたがこの本も大変面白かったです。 | ||||
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これまでの自転車モノに比べると雑というか詰めが甘いと思う。 発表の仕方が影響しているのかもしれないが、編集者もちゃんと仕事してると思えない。 Fujiの話など表現としてもおかしいし、自転車の専門家も含めてレビューは絶対に必要。 似たようなエピソードや言い回しも多いし、このシリーズはそろそろ限界ではないかと感じた。 | ||||
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よく、男性作家の作品に出てくる女性の登場人物について、女性読者が 「こんな女いない」 と評するのを聞いたりするが、 本書の場合は、その逆かな? 「こんな会話にはならないよ」 なんて感じる部分が、たくさんあった。 これは、まあ、他の幾多の女性作家さんでも良くあることなので、 近藤さんに限ったことではないか… ただ、やっぱり自転車競技に関してはアウトサイドにいて、なかなか中に入り込めない、 もしくは知識のある友人なり、協力者なりがいない悲しさだと思うのだけれど、 例えば自転車のパーツやウェアの呼び方だとか、 レース前の朝食の風景だとか、 レース出走時の仲間のサポートの仕方だとか、 落車やケガの仕方だとか、 ディティールの部分で、 「こういう感じではないよな」 という違和感がついて廻るのは、いかんともしがたい。 まして、 「長距離選手は作られる」と言われる通り、ロード選手は心肺能力・毛細血管の発達など、 トータルの能力を長期間のトレーニングで伸ばしていくもので、全くのニューカマーが突然才能を開花させるものではない。 とか、 3、4人での練習でも、初心者は車間を詰めて一緒に走るのは怖いもの。 まして、ロードレースの集団走行はまた別次元の難しさがあり、ビデオを見たくらいで会得できるほど簡単ではなく、 最初は怖いのと勝手がわからないのとで、まともに走れるようになるには相当な経験が必要。 さらに、 プロを目指す選手が、そんな競技部もない大学にいる必然性が、全くない。 などなど、文句を付けはじめたらきりがない… それは、 逆にインサイド側に立っている作家、 例えば、米津一成氏の『 追い風ライダー』などは、小説としてはそれなりだと思うけれど(失礼)、 なんだか感情移入できて、 「そうそう、そうなんだよね〜」 と感慨に浸れるのと、対局にあるような気がする。 ただ、本作では近藤さんが どこかで言っておられた、 「取材相手に対するリスペクト」(だったかな?) のようなものは感じられた。 逆に、 「心理面で仕掛けていく」(のような意味のことをおっしゃっていたような。うろ覚えですみません) という部分では弱く、特に『サクリファイス』のようなカタルシスは、ない。 実は、僕がこうしてレビューを書くようになったのは『サクリファイス』を読んだ後の、 どうしようもない怒り・失望が直接のきっかけになっている。 それから、小学生の時以来の読書の大波がきて、さまざまな良書に巡り会うことができた。 そういう意味で近藤さんは、僕にとって(逆説的かもしれないが)ある意味恩人でもあるのだろうが、 正直なところ、もう、著作を買うのはやめようと思って、本作は図書館で借りた。 でも読んでみて、もう少し追いかけてみようかという気持ちが芽生えつつある。 次作は買ってみようかなと。 個人的には(勝手な願望ではあるが)、この人に女子マラソンとか長距離とか、 女性だからこそ切り込める、スポーツを舞台とした作品を書いてもらいたい、 そんなことを思う。 それは当方の勝手な妄想に過ぎないが、 いずれにせよ次作には、 「リスペクト」と「カタルシス」が同居した快作を期待している。 | ||||
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サクリファイスシリーズ第4弾。今回も期待を裏切らないおもしろさでした。 | ||||
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学生時代の同級生で武道系体育会の友人は言った。「先輩は『人格者』か『非人格者』のたった2通り。」その論に従うと、この小説に登場するのは、いろいろ屈折したり、一筋縄ではいかないもののすべての先輩は実は『人格者』だと思う。基本的には「イイ人」しか出てこない小説の中で爽やかに風を切りながら疾走するロードレーサーのストイックな青春活劇。 さらりと読み切ることができる反面、若い頃の悩みなんて、実はなんともお気楽なものである気がしてしまうのは、たぶん自分が歳を取ったからなのかも知れない・・・。 | ||||
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こんな程度でも小説家になれるんだなと思った。 なので今小説のネタ考えています。 でもついついマンガ原作かラノペ風になってしまうが(^^; | ||||
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サクリファイスからキアズマまで。私はこれでロードレースを勉強しました。 | ||||
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自転車レース(同好会)に巻き込まれた19歳の青年の話。ヤンキー赤◯、村上、隅田、堀田。自分のスタンス。自分の居場所。過去。人との関わり。挫折。その先。て、言う話。 | ||||
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近藤史恵さんによる自転車レースものの新作です。 「サクリファイス (新潮文庫)」「サヴァイヴ」「エデン (新潮文庫)」と、主人公が白石誓の物語が続きましたが、今回は新たな主人公(大学新入生の岸田正樹)が出てきます。白石誓を中心に時系列で推移していた物語が、幅を広げ新たな展開を見せたという感じでしょうか。 いつもながら、近藤史恵さんの人物描写はすばらしく、一人ひとりが存在感を持って描かれています。また、自転車競技における、心理、かけひき、天候、湿度・肌合い、風の感覚など、まるで自分が自転車競技を体験しているような臨場感を感じる、すばらしい筆運びです。 物語については、櫻井(主人公岸田の先輩、ライバル)の関西弁がアクセントを与えているのが印象的で物語にリズムを与えているものの、岸田も櫻井も心の奥に陰影があるため、やや重い空気をもって物語は進んでいきます。 何を書いてもネタバレになてしまうので、何も書けませんが、新たな主人公ということもあって、私は、シリーズ初作「サクリファイス」の悲劇的な結末が頭から離れず、ライバルである櫻井との関係や櫻井の行く末も含めて、「どうなるんだろう」と感じながら、とても興味をもって本書を読み進めました。 本書は、(前3作とは直接の話のつながりがないため)この1冊だけでも十分に楽しめます。とてもよく書かれた上質の小説であり、一読の価値があります。一方、この作品は、この作品だけで一応の完結となっているものの、「全体の中の1パート」という感じも否めません。 良くできた作品ですが、この作品だけを最初に読むのは得策ではなく、このシリーズを読んだことのない人にとっては、記念碑的名作「サクリファイス」をまず最初に読むことをお薦めします。 | ||||
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近藤史恵さんの自転車シリーズ4作目。 それぞれに抱えた過去との葛藤、ジレンマ、それとの向き合い方。 みんな闘ってる。 みんな悩んでる。 でも一緒のようで一緒じやない。 百人いれば百通りの物語。 そして交わることのない線と、交わるべくして交わる線。 受け継いでいくもの、背負うものの重み。 この物語のなかにつまった美しくて残酷な人間ドラマ。 また少し人間が好きになった | ||||
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