■スポンサードリンク
キアズマ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
キアズマの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東幹久が主人公の本だと思って購入してしまいました。 表紙が何か違うな?と思ったら、ロードバイクの本でした。 白い歯がニカッとなるような内容です。 これを機にピナレロを買おうと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ四作目の扱いとなるようですが,プロたちの物語だった過去作とは異なり, 大学の自転車部が舞台で,人や話も続いていないため,ここから読んでも大丈夫です. とはいえ,レースシーンは短めの文章を連ね,疾走感と緊張感を煽り立てる演出が良く, シーンを含め,起伏や駆け引きは少なめながら,こちらはこれまで通りに引き込まれます. ただ,物語は主人公とその先輩,ともに辛い過去を抱えた二人を中心に回るのですが, 主人公の問題については,その『重し』でもある友人との関係にどうにも理解ができず, 相手のいわゆる『構ってちゃん』のような振る舞いも,正直なところ,不快感を覚えます. また,苦しみへの『答え』を走る中で見つけ,殻を破るラストは悪くありませんが, きっかけとなる死に対する先輩の言葉が,こちらはこちらで掘り下げが足りないため, 今さらというのか,「そんなことで?」という思いが先に立ち,強くは響いてきません. タイトルについても,聞き慣れない言葉もありって物語との繋がりが最後までわからず, 巻頭には辞書から引用した言葉の意味,『解説』では一つの解釈が語られていましたが, 彼らに入り込むことができなかったため,理解はしつつも,しっくりとは来ませんでした. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これまでの自転車モノに比べると雑というか詰めが甘いと思う。 発表の仕方が影響しているのかもしれないが、編集者もちゃんと仕事してると思えない。 Fujiの話など表現としてもおかしいし、自転車の専門家も含めてレビューは絶対に必要。 似たようなエピソードや言い回しも多いし、このシリーズはそろそろ限界ではないかと感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
よく、男性作家の作品に出てくる女性の登場人物について、女性読者が 「こんな女いない」 と評するのを聞いたりするが、 本書の場合は、その逆かな? 「こんな会話にはならないよ」 なんて感じる部分が、たくさんあった。 これは、まあ、他の幾多の女性作家さんでも良くあることなので、 近藤さんに限ったことではないか… ただ、やっぱり自転車競技に関してはアウトサイドにいて、なかなか中に入り込めない、 もしくは知識のある友人なり、協力者なりがいない悲しさだと思うのだけれど、 例えば自転車のパーツやウェアの呼び方だとか、 レース前の朝食の風景だとか、 レース出走時の仲間のサポートの仕方だとか、 落車やケガの仕方だとか、 ディティールの部分で、 「こういう感じではないよな」 という違和感がついて廻るのは、いかんともしがたい。 まして、 「長距離選手は作られる」と言われる通り、ロード選手は心肺能力・毛細血管の発達など、 トータルの能力を長期間のトレーニングで伸ばしていくもので、全くのニューカマーが突然才能を開花させるものではない。 とか、 3、4人での練習でも、初心者は車間を詰めて一緒に走るのは怖いもの。 まして、ロードレースの集団走行はまた別次元の難しさがあり、ビデオを見たくらいで会得できるほど簡単ではなく、 最初は怖いのと勝手がわからないのとで、まともに走れるようになるには相当な経験が必要。 さらに、 プロを目指す選手が、そんな競技部もない大学にいる必然性が、全くない。 などなど、文句を付けはじめたらきりがない… それは、 逆にインサイド側に立っている作家、 例えば、米津一成氏の『 追い風ライダー』などは、小説としてはそれなりだと思うけれど(失礼)、 なんだか感情移入できて、 「そうそう、そうなんだよね〜」 と感慨に浸れるのと、対局にあるような気がする。 ただ、本作では近藤さんが どこかで言っておられた、 「取材相手に対するリスペクト」(だったかな?) のようなものは感じられた。 逆に、 「心理面で仕掛けていく」(のような意味のことをおっしゃっていたような。うろ覚えですみません) という部分では弱く、特に『サクリファイス』のようなカタルシスは、ない。 実は、僕がこうしてレビューを書くようになったのは『サクリファイス』を読んだ後の、 どうしようもない怒り・失望が直接のきっかけになっている。 それから、小学生の時以来の読書の大波がきて、さまざまな良書に巡り会うことができた。 そういう意味で近藤さんは、僕にとって(逆説的かもしれないが)ある意味恩人でもあるのだろうが、 正直なところ、もう、著作を買うのはやめようと思って、本作は図書館で借りた。 でも読んでみて、もう少し追いかけてみようかという気持ちが芽生えつつある。 次作は買ってみようかなと。 個人的には(勝手な願望ではあるが)、この人に女子マラソンとか長距離とか、 女性だからこそ切り込める、スポーツを舞台とした作品を書いてもらいたい、 そんなことを思う。 それは当方の勝手な妄想に過ぎないが、 いずれにせよ次作には、 「リスペクト」と「カタルシス」が同居した快作を期待している。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんな程度でも小説家になれるんだなと思った。 なので今小説のネタ考えています。 でもついついマンガ原作かラノペ風になってしまうが(^^; | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!