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キアズマ



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【この小説が収録されている参考書籍】
キアズマ

キアズマの評価: 4.44/5点 レビュー 50件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(3pt)

東幹久?

東幹久が主人公の本だと思って購入してしまいました。
表紙が何か違うな?と思ったら、ロードバイクの本でした。
白い歯がニカッとなるような内容です。
これを機にピナレロを買おうと思います。
キアズマAmazon書評・レビュー:キアズマより
4103052546
No.4:
(3pt)

彼らの苦しみを理解出来るかが分かれ目

シリーズ四作目の扱いとなるようですが,プロたちの物語だった過去作とは異なり,
大学の自転車部が舞台で,人や話も続いていないため,ここから読んでも大丈夫です.
とはいえ,レースシーンは短めの文章を連ね,疾走感と緊張感を煽り立てる演出が良く,
シーンを含め,起伏や駆け引きは少なめながら,こちらはこれまで通りに引き込まれます.

ただ,物語は主人公とその先輩,ともに辛い過去を抱えた二人を中心に回るのですが,
主人公の問題については,その『重し』でもある友人との関係にどうにも理解ができず,
相手のいわゆる『構ってちゃん』のような振る舞いも,正直なところ,不快感を覚えます.

また,苦しみへの『答え』を走る中で見つけ,殻を破るラストは悪くありませんが,
きっかけとなる死に対する先輩の言葉が,こちらはこちらで掘り下げが足りないため,
今さらというのか,「そんなことで?」という思いが先に立ち,強くは響いてきません.

タイトルについても,聞き慣れない言葉もありって物語との繋がりが最後までわからず,
巻頭には辞書から引用した言葉の意味,『解説』では一つの解釈が語られていましたが,
彼らに入り込むことができなかったため,理解はしつつも,しっくりとは来ませんでした.
キアズマAmazon書評・レビュー:キアズマより
4103052546
No.3:
(3pt)

ちょっと残念

これまでの自転車モノに比べると雑というか詰めが甘いと思う。
発表の仕方が影響しているのかもしれないが、編集者もちゃんと仕事してると思えない。
Fujiの話など表現としてもおかしいし、自転車の専門家も含めてレビューは絶対に必要。
似たようなエピソードや言い回しも多いし、このシリーズはそろそろ限界ではないかと感じた。
キアズマAmazon書評・レビュー:キアズマより
4103052546
No.2:
(3pt)

アウトサイダーの悲しさ

よく、男性作家の作品に出てくる女性の登場人物について、女性読者が
「こんな女いない」
と評するのを聞いたりするが、
本書の場合は、その逆かな?
「こんな会話にはならないよ」
なんて感じる部分が、たくさんあった。
これは、まあ、他の幾多の女性作家さんでも良くあることなので、
近藤さんに限ったことではないか…

ただ、やっぱり自転車競技に関してはアウトサイドにいて、なかなか中に入り込めない、
もしくは知識のある友人なり、協力者なりがいない悲しさだと思うのだけれど、
例えば自転車のパーツやウェアの呼び方だとか、
レース前の朝食の風景だとか、
レース出走時の仲間のサポートの仕方だとか、
落車やケガの仕方だとか、
ディティールの部分で、
「こういう感じではないよな」
という違和感がついて廻るのは、いかんともしがたい。
まして、
「長距離選手は作られる」と言われる通り、ロード選手は心肺能力・毛細血管の発達など、
トータルの能力を長期間のトレーニングで伸ばしていくもので、全くのニューカマーが突然才能を開花させるものではない。
とか、
3、4人での練習でも、初心者は車間を詰めて一緒に走るのは怖いもの。
まして、ロードレースの集団走行はまた別次元の難しさがあり、ビデオを見たくらいで会得できるほど簡単ではなく、
最初は怖いのと勝手がわからないのとで、まともに走れるようになるには相当な経験が必要。
さらに、
プロを目指す選手が、そんな競技部もない大学にいる必然性が、全くない。
などなど、文句を付けはじめたらきりがない…

それは、
逆にインサイド側に立っている作家、
例えば、米津一成氏の『 追い風ライダー』などは、小説としてはそれなりだと思うけれど(失礼)、
なんだか感情移入できて、
「そうそう、そうなんだよね〜」
と感慨に浸れるのと、対局にあるような気がする。

ただ、本作では近藤さんが どこかで言っておられた、
「取材相手に対するリスペクト」(だったかな?)
のようなものは感じられた。
逆に、
「心理面で仕掛けていく」(のような意味のことをおっしゃっていたような。うろ覚えですみません)
という部分では弱く、特に『サクリファイス』のようなカタルシスは、ない。

実は、僕がこうしてレビューを書くようになったのは『サクリファイス』を読んだ後の、
どうしようもない怒り・失望が直接のきっかけになっている。
それから、小学生の時以来の読書の大波がきて、さまざまな良書に巡り会うことができた。
そういう意味で近藤さんは、僕にとって(逆説的かもしれないが)ある意味恩人でもあるのだろうが、
正直なところ、もう、著作を買うのはやめようと思って、本作は図書館で借りた。
でも読んでみて、もう少し追いかけてみようかという気持ちが芽生えつつある。
次作は買ってみようかなと。
個人的には(勝手な願望ではあるが)、この人に女子マラソンとか長距離とか、
女性だからこそ切り込める、スポーツを舞台とした作品を書いてもらいたい、
そんなことを思う。
それは当方の勝手な妄想に過ぎないが、
いずれにせよ次作には、
「リスペクト」と「カタルシス」が同居した快作を期待している。
キアズマAmazon書評・レビュー:キアズマより
4103052546
No.1:
(3pt)

FUJIは国産じゃないんですけど。。。

こんな程度でも小説家になれるんだなと思った。

なので今小説のネタ考えています。
でもついついマンガ原作かラノペ風になってしまうが(^^;

キアズマAmazon書評・レビュー:キアズマより
4103052546

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