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(短編集)
魔法少女育成計画
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魔法少女育成計画の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
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レビューで拝見したとおり、凄惨の一言です。いまさら愛と夢の魔法少女、なんていいだす人はいないと思いますが(特に大きなお友達のみなさん)、それにしてもシビアです。その分、なまぬるいラノベに食傷気味のかたにはお勧めかもしれません。ストーリーはしっかりしているし、大人数のキャラを見事にとりまわして物語を紡いでゆく作者の手腕に拍手です。続編もありますので、そちらも併せて見られるとよいかと思います。外はまだまだ寒いですし、コタツの中で、胸を熱くさせてくれる少女たちのお話に臨んでみられてはいかがでしょうか。 | ||||
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この作品の何がすごいって、テンポがいいのに濃厚なんですよね。 きちんと押さえるべきところを押さえているというか、無駄がないです。 表紙、挿絵もかわいらしく、作品の雰囲気づくりに一役買っています。 さて本作品は、16人の魔法少女によるバトルロイヤル――つまり殺し合いを扱った作品です。 なので、登場人物がバンバン死んでしまう、そういった反社会的内容がメインとなります。ので、そういうのが好きでない人にはオススメできません。しかし、(外見が)かわいい女の子たちが殺し合いをする――ということに背徳的な興奮を覚える方には強くオススメしたい。 あっけなく命を散らしていく魔法少女たちですが、一人一人を密に描写しているため、それぞれに見せ場があり捨てキャラがほとんどいません。(唯一見せ場のないまま死んだ魔法少女は、短編集『魔法少女育成計画epsodes』にてビックリするくらい活躍しています)。 また魔法少女たちは1人につき1つの能力を持っているのですが、最強クラスの能力を持った魔法少女があっけなく散ったり、逆にこれはww弱いwwと思った魔法少女が実は強かったり、またゲームのルールを利用し厄介な相手を離脱させる策略もあったり、で予想を裏切る展開の数々に僕はすっかり魅了されました。 本当なら☆5をつけたいところなんですが、反社会的内容もあるので☆4です。 | ||||
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「魔法少女育成計画」シリーズの第一作。 極端に乱れた文もなく、基本的に安定した文体。 にも関わらずその展開やキャラクターは大胆で魅力を感じます。 作品全体ではダークな印象ですが作中では『友情』や『信念』なんていう 真っすぐなイメージを受ける正統派的な話も(一部)繰り広げられており そんな所も非常にいい感じです。 もしかしたらそこに浅さを感じてしまう人も居るかもしれませんが ライトノベルという読み物としてはもう最上なんでないかと思いました。 | ||||
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イラストもあってとても読みやすかったです ほかの種類も買ってみたいです。 | ||||
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総勢16人の魔法少女によるバトルロワイヤル。 1人1人のキャラクターがしっかり立っているため、登場人物は多いが読んでいて混乱は起きない。 彼女らが持つ特性、性格、能力、相性、アイテム等を考慮に入れて、無慈悲な殺し合いをパズルを組み立てるように書ききる手腕は見事。 魔法少女の「変身」という概念を利用して、変身前と変身後の姿のギャップを効果的に見せている点も面白い。 まどかマギカ以降ちらほらと散見されるアンチ魔法少女モノの中でも頭一つ飛び抜けているであろう力作。 | ||||
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デビュー作とは到底思えない完成度。 冗長にもならず一冊でコンパクトに終わっているにも関わらず、 前後編の単行本を読み切った様な内容密度でした。 設定、要素はありがちと言えばありがちですが、 それをここまで調理出来ていれば文句が有ろう筈もなく 見事に独自の物語を生み出していました。お見事。 とは言え、辛口な事を言えばキャラクターの掘り下げは足りません。 国産バトルロイヤル物の先駆けとなったBRの厚みを考えれば、 文庫本1冊で表現出来る範囲のキャラクター付けは十分されていたと思いますが、 登場人物の数が数なので、どうしても感情移入は薄くなります。 とは言え筆力は十分、読み応えも有ります。 ライトノベルなバトルロイヤル物が読みたいのであれば、是非どうぞ。 | ||||
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ラノベの表紙というと背景が白だったり、明るさを強調するのが多い中、黒という異彩さ。 どうやら魔法少女という超常的な物にバトロワの要素を組み入れた様な感じです。 そう聞くとグロいの苦手と思う人でも割とすんなり読める内容なのでそこは心配ありません。 キャラも可愛く、贔屓のキャラには死んで欲しくないなと思いドキドキしながら夢中で読みました。 後の「魔法少女育成計画 restart」に比べて、一冊にまとめた事もあってかキャラの深みが物足りなく感じるかもしれませんが、 それでも読みやすく面白いので興味持った方はこちらを先に読んだ方がより楽しめると思います。 最後に特に贔屓にしてたカラミティ・メアリの正体にはビックリしました。 いや、まさかそんな作者さんあんまりですよ(笑) | ||||
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ネット上やほかの方が書かれているように魔法少女版甲賀忍法帖という認識でよいと思う。 思いがけない重要そうなキャラクターを殺す思い切りはよいと思った。 ただ、文章力はやや物足りないものがあり、キャラの内面描写は掘り下げが足りないし、魔法を使った戦闘シーンも少し稚拙な部分があると思う。 しかし、それを差し引いてもライトノベルには珍しい挑戦作だと思う。値段分の価値はあり。 第二弾として前日談の刊行が予定されているとのことなので期待して待つ。 | ||||
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ネットの某書評サイトで紹介されていたので購入。 ライトノベルも魔法少女物も普段は読まない自分から見ると、山田風太郎の忍法帖シリーズを思わせる作品です。 ただ、二番煎じというつもりはありません。 夢と理想で一杯の魔法少女たちの闘争、という点が忍法帖よりもえぐさを際立たせていると思います。 あと、魔法少女たちの人助けについての描写(自転車を直したり廃棄物を片付けたり)も面白いと思いました。確かに、現実の人助けでドラマチックなものは少ないと思います。 仏教の開祖シャカムニ仏は、仏教教団を導くために食事のときくちゃくちゃ音をさせないことや、ディルドーの作成所持禁止などの戒律を何百も作りましたが、この魔法少女の人助けも同じような「超人の哀愁」を含んでいると言えるでしょう。 ただ、内容が薄く少々物足りない気がしました(よく言えば、軽快に進むということですが)。 ですので星四つとしました。 | ||||
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ストーリー展開がとても上手な作品です。キャラの特徴、魔法がはっきりしている為に スラスラと頭に入ってきます。 まどかマギカの設定にぼくらのに出てくるコエムシみたいなキャラなど、二番煎じっぽい上で 決して違和感を抱かせない物語です。 キャラクターたちの追い込み方もまた、逸品です。 読むときはイラスト部のキャラ設定を見てみて、 誰が生き残るかを予想してみるともっと楽しめますよ!! | ||||
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ネットの書評を見かけて、冷やかし半分で購入しました。 2011年の某アニメ以降、血みどろの魔法少女物が多数作られるのではないかと言われている中で、 二番煎じと言われかねないタイトルをあえて出版した作者と出版社の実力は、 予想を上回る出来栄えでした。 特殊能力が1人1つに限定されている中で、 組み合わせ次第で誰が勝ち残ってもおかしくない群像劇と異能バトル、 紙一重の判断と運不運で決した勝敗、 敵が残した武器やアイテムを回収して使用するなど、 バトル物として非常に良い内容です。 周囲の人間に正体がばれてはいけないという制約を利用しての闇討ち、 キャンディ(魔法少女の評価ポイント)の点数を操作して自分達のチームリーダーを真っ先に脱落させる反逆行為など、 頭脳戦も見事です。 登場人物についても、狂っているキャラも含めて、しっかり描かれています。 また、ゲーム用に設定したキャラの姿に変身するため、現実での容姿,年齢,性別と一致していない点も見事。 唯一の男性である、男子中学生の「変身すれば完全に女だ」と顔を真っ赤にしながらの発言に爆笑しました。 「変身端末の画面がハート形で大変見にくい」、 「助けられた人間から見ると、(そこそこの容姿でも)補正がかかって凄い美少女に見える」 など魔法少女物に対するドライな文章もあって見事です。 | ||||
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ラノベのイラストと内容がこれほど一致するのも珍しい。すべてが頭一つ抜きん出た小説だと思ってもらいたい。 昨今のラノベは、グロ描写や、善悪の転換、細かい設定ばかり追い求め、キャラクターがテンプレート化してたのだが、たとえ後半に出てきて少ししか活躍しなかったキャラクターでも思い入れをさせるこのラノベは、素晴らしいにつきる。 群像劇としても、展開、意外性、結末とよくまとまっているし、魔法少女の設定に関しても無理はない。ないといえば「萌」要素がないぐらいか。 この作品から、またラノベが違うステージにいくのかもしれない。変化を感じさせる作品、読後に感じたのはその一言 | ||||
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一度読み終わったライトノベルをもう一度読もうと思ったのは初めて。それぐらい濃い。 一度目はダークなサスペンス。二度目は切ない心理ドラマ。 キャラがつかみにくい、ストーリーが追いにくい、という欠点はありますが、二度目を読ませるチカラが間違いなくあります。 でも、できれば、16人もいる魔法少女たちのキャラをもっと活かすために、1冊ではなくて数冊のシリーズとして書いて欲しかったです。 | ||||
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