(短編集)

家族八景

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評判

家族八景の評価:

4.33/5点 レビュー 110件。 C ランク

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平均点4.33pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全199件 61〜80 4/10ページ
No.139
(5pt)

今なお全く色褪せぬ、テレパスと言う超能力者の悲哀を描いた先駆的な名作

30年ぶりくらいに再読したが、全く色褪せぬ面白さで、一気に読了。筒井康隆の天才ぶりを再確認した。どこにでもいそうな家族の心の闇を抉り出す容赦なさは今でも十分に通用する、と言うよりむしろ今読んだ方がしっくり来た。私自身の人生経験故か、確かにこういう人間っているよなあ、と痛感するのである。七瀬がテレパシーで感知してしまう人の心理描写が冴えており、小さな亀裂が徐々に広がって破滅へと向かう様が生々しい。オムニバス短編集だが一作毎に迫力を増し、最後に生きたまま火葬されてしまった女性の呪詛を浴びたのは七瀬が家政婦をやめるきっかけになったと思われるが、若くして凄まじい経験をさせられた七瀬の今後が案じられる。
 ともあれ、テレパスと言う超能力者の悲哀を描いた先駆的な名作。もう2作も再読してみたい。
家族八景 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (新潮文庫)より
4101171017
No.138
(5pt)

今なお全く色褪せぬ、テレパスと言う超能力者の悲哀を描いた先駆的な名作

30年ぶりくらいに再読したが、全く色褪せぬ面白さで、一気に読了。筒井康隆の天才ぶりを再確認した。どこにでもいそうな家族の心の闇を抉り出す容赦なさは今でも十分に通用する、と言うよりむしろ今読んだ方がしっくり来た。私自身の人生経験故か、確かにこういう人間っているよなあ、と痛感するのである。七瀬がテレパシーで感知してしまう人の心理描写が冴えており、小さな亀裂が徐々に広がって破滅へと向かう様が生々しい。オムニバス短編集だが一作毎に迫力を増し、最後に生きたまま火葬されてしまった女性の呪詛を浴びたのは七瀬が家政婦をやめるきっかけになったと思われるが、若くして凄まじい経験をさせられた七瀬の今後が案じられる。
 ともあれ、テレパスと言う超能力者の悲哀を描いた先駆的な名作。もう2作も再読してみたい。
家族八景 (1972年) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (1972年)より
B000J95SD6
No.137
(5pt)

街に出るのが少し怖くなります

この作品の大きな意義は直接的な心理描写が綴らていることであり、しかしながらその思考回路には違和感を覚えずにいられないことです。
果たして自分はこれだけ論理的な回路を持ち合わせているだろうかと考えた時、
いやいや頭の中はそんな明快な言語では動いていないさ、と疑問を抱きます。

フィクションと割り切れば、まあそんなもんなんかなと思えます。
問題は筒井氏の描写力がリアルなおかげで、現実と照らし合わせてしまうところ。
街に出ても、常に自分の思考を注意していないといけないような感覚に陥ってしまいます。
家族八景 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (新潮文庫)より
4101171017
No.136
(5pt)

街に出るのが少し怖くなります

この作品の大きな意義は直接的な心理描写が綴らていることであり、しかしながらその思考回路には違和感を覚えずにいられないことです。
果たして自分はこれだけ論理的な回路を持ち合わせているだろうかと考えた時、
いやいや頭の中はそんな明快な言語では動いていないさ、と疑問を抱きます。

フィクションと割り切れば、まあそんなもんなんかなと思えます。
問題は筒井氏の描写力がリアルなおかげで、現実と照らし合わせてしまうところ。
街に出ても、常に自分の思考を注意していないといけないような感覚に陥ってしまいます。
家族八景 (1972年) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (1972年)より
B000J95SD6
No.135
(5pt)

心理描写が秀逸

人の心が読める主人公、七瀬が家政婦となっていろんな家庭で働く物語。心の中ではみんな欲望丸出しであったり、怨みつらみの負の感情が半端無かったり、人間の醜悪な部分が描写されている。登場人物が全員極悪人だから、というわけではなく、誰しも備えている心の醜い部分なのだ。
そこらへんの心理描写が非常に秀逸であり、作者は人間心理をよくわかってらっしゃるな、と思った。
個人的には後半から主人公七瀬に感情移入して、楽しみながら読めた。
このシリーズは3部作の1作目ということなので、2作目も読んでいきたいと思う。
家族八景 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (新潮文庫)より
4101171017
No.134
(5pt)

心理描写が秀逸

人の心が読める主人公、七瀬が家政婦となっていろんな家庭で働く物語。心の中ではみんな欲望丸出しであったり、怨みつらみの負の感情が半端無かったり、人間の醜悪な部分が描写されている。登場人物が全員極悪人だから、というわけではなく、誰しも備えている心の醜い部分なのだ。
そこらへんの心理描写が非常に秀逸であり、作者は人間心理をよくわかってらっしゃるな、と思った。
個人的には後半から主人公七瀬に感情移入して、楽しみながら読めた。
このシリーズは3部作の1作目ということなので、2作目も読んでいきたいと思う。
家族八景 (1972年) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (1972年)より
B000J95SD6
No.133
(5pt)

昔読んだような・・・。

古い日本語の言い回しが新鮮です。ボキャブラリーの多さがいいです。昔の作家ならではです!昔って言うほど、昔ではないですが・・・。すごくよかったです。若い時に読んだような・・・。
家族八景 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (新潮文庫)より
4101171017
No.132
(5pt)

昔読んだような・・・。

古い日本語の言い回しが新鮮です。ボキャブラリーの多さがいいです。昔の作家ならではです!昔って言うほど、昔ではないですが・・・。すごくよかったです。若い時に読んだような・・・。
家族八景 (1972年) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (1972年)より
B000J95SD6
No.131
(3pt)

作家と題名

作家名とタイトルで買ってみたが、面白いとまでは言えず読み切りましたが、普段の読破には至らず居眠りを誘い時間がかかってしまた。
家族八景 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (新潮文庫)より
4101171017
No.130
(3pt)

作家と題名

作家名とタイトルで買ってみたが、面白いとまでは言えず読み切りましたが、普段の読破には至らず居眠りを誘い時間がかかってしまた。
家族八景 (1972年) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (1972年)より
B000J95SD6
No.129
(3pt)

いまいち

幸か不幸か生まれながらのテレパシーをもって、目の前の人の心をすべて読みとってしまう可愛いお手伝いさんの七瀬――彼女は転々として移り住む八軒の住人の心にふと忍び寄ってマイホームの虚偽を抉り出す。人間心理の深層に容赦なく光を当て、平凡な日常生活を営む小市民の猥雑な心の裏面を、コミカルな筆致で、ペーソスにまで昇華させた、恐ろしくも哀しい本である。
家族八景 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (新潮文庫)より
4101171017
No.128
(3pt)

いまいち

幸か不幸か生まれながらのテレパシーをもって、目の前の人の心をすべて読みとってしまう可愛いお手伝いさんの七瀬――彼女は転々として移り住む八軒の住人の心にふと忍び寄ってマイホームの虚偽を抉り出す。人間心理の深層に容赦なく光を当て、平凡な日常生活を営む小市民の猥雑な心の裏面を、コミカルな筆致で、ペーソスにまで昇華させた、恐ろしくも哀しい本である。
家族八景 (1972年) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (1972年)より
B000J95SD6
No.127
(5pt)

本を閉じてしまうほどの

脳内になだれ込んでくる思考の描写は圧巻だ。
まるで自分が七瀬になったかのように思わせる。
途中、何度か本を読む手を休めた。
あまりにも生々しい思考をのぞき見る事に耐えられなくなったのだ。
しかし、人の心を覗けるという下衆な好奇心を抑えることはできずにあっという間に8編とも読み終えてしまった。
家族八景 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (新潮文庫)より
4101171017
No.126
(5pt)

本を閉じてしまうほどの

脳内になだれ込んでくる思考の描写は圧巻だ。
まるで自分が七瀬になったかのように思わせる。
途中、何度か本を読む手を休めた。
あまりにも生々しい思考をのぞき見る事に耐えられなくなったのだ。
しかし、人の心を覗けるという下衆な好奇心を抑えることはできずにあっという間に8編とも読み終えてしまった。
家族八景 (1972年) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (1972年)より
B000J95SD6
No.125
(5pt)

全てがシャープで粒よりで、これでもかと人間の嫌なところをえぐりとる

「精神感応能力者(テレパス)家政婦の七瀬、『もうこんな家は嫌だ』、どんな家?」という大喜利の優秀回答集のような。
人の心を読めるというSF要素はあくまで道具立て。
全てがシャープで粒よりで、これでもかと人間の嫌なところをえぐりとる。
家族八景 (1972年) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (1972年)より
B000J95SD6
No.124
(5pt)

全てがシャープで粒よりで、これでもかと人間の嫌なところをえぐりとる

「精神感応能力者(テレパス)家政婦の七瀬、『もうこんな家は嫌だ』、どんな家?」という大喜利の優秀回答集のような。
人の心を読めるというSF要素はあくまで道具立て。
全てがシャープで粒よりで、これでもかと人間の嫌なところをえぐりとる。
家族八景 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (新潮文庫)より
4101171017
No.123
(3pt)

昭和の家族のエネルギー

筒井康隆先生の、有名なテレパス七瀬の第1話。

筒井さんは、家族というものが嫌いだったのかな…エネルギッシュに憎み合う家族たちのいろんな姿が、人の心を読む七瀬の意識を通して描かれます。

最終話の「亡母渇仰」のラストは、七瀬の自己保身で終わるとも読めます…主人公でさえ突き放す作者。

しかし2016年の今、家族の姿って、ここで描かれている八景より、ずっとアッサリしているように思う。

筒井さんによる昭和の家族の剥き出しのエゴが、醜悪なんだけど、どこかノスタルジックで懐かしく感じました。
家族八景 (1972年) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (1972年)より
B000J95SD6
No.122
(3pt)

昭和の家族のエネルギー

筒井康隆先生の、有名なテレパス七瀬の第1話。

筒井さんは、家族というものが嫌いだったのかな…エネルギッシュに憎み合う家族たちのいろんな姿が、人の心を読む七瀬の意識を通して描かれます。

最終話の「亡母渇仰」のラストは、七瀬の自己保身で終わるとも読めます…主人公でさえ突き放す作者。

しかし2016年の今、家族の姿って、ここで描かれている八景より、ずっとアッサリしているように思う。

筒井さんによる昭和の家族の剥き出しのエゴが、醜悪なんだけど、どこかノスタルジックで懐かしく感じました。
家族八景 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (新潮文庫)より
4101171017
No.121
(5pt)

ドラマを見てからですが・・・

本は本で楽しめました。ドラマの独特な雰囲気が好きだったので、がっかりするかと思いましたがさすが筒井康隆です!
家族八景 (1972年) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (1972年)より
B000J95SD6
No.120
(5pt)

ドラマを見てからですが・・・

本は本で楽しめました。ドラマの独特な雰囲気が好きだったので、がっかりするかと思いましたがさすが筒井康隆です!
家族八景 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 家族八景 (新潮文庫)より
4101171017