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リミット
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リミットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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五十嵐さんの作品は今回二作目。ミステリーの奇抜さはないが、現実世界のよりリアルを表現した作品のように感じる。読者はこうだったら面白いなぁと期待する展開に敢えて持っていかない、何故ならそれはリアルではないから。一作目は期待展開にいかないストーリーに消化不良を感じたが、本作で作者のリアリティーに触れて真に迫る気迫が感じられた。 | ||||
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五十嵐貴久さんの作品はどれも結構好きなのですが… これは今のところダントツのワースト1です。 全然進展もないまま、ダラダラと長すぎて退屈だった。あのバタバタしたまま、「カリスマ」「天才」と呼ばれるお笑い芸人の奥田の2時間フリートークには「どうなるんだろう!」とワクワクしたのに…。 なんの魅力もセンスも感じないトーク。 ただの毒舌な関西のオッさんという印象。 何度も、何度も、同じセリフでページを消費させている感じ。本の厚さ半分で良かったのではないかと思った。 そもそも、あんなメールが届いたからといってみんな騒ぎすぎでは?? 殺人や、爆破予告ならまだしも。 あの程度でいちいち過剰に反応していたら、テレビもラジオも成り立たないでしょ。 放送の内容はもちろん、強制ではないにしろ未成年者を夜中に呼び出すのも問題があるのでは? なんか美談みたいになっていたけど。 最後になにかあるのかと期待したが、それもご都合主義なありきたりなラスト。 内容スカスカ、ダラダラで、なんか読み終わったあと変な疲れ方をした。 | ||||
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展開に苛々した訳でははない。 とにかく「安岡」に苛々した。 どう考えてもこいつの出来る事は「責任とって職場辞めるだけ」なのに、「自分より失う物が大きい」奥田や佐伯にリスクだけ負わせて、しかも局の上には「奥田は自分の考えでやってるんだ」と転嫁。 自分は携帯買い替え位の事すら面倒だとぼやく。 奥田の方は精一杯安岡を庇ってるのに。 安岡というキャラは「苦悩するだけ」で、それで自分のノルマ果たしてると思い込んでる感じ。 そこにイラつき通り越してムカついた。 | ||||
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ラジオ深夜番組に届いた自殺予告メール、「番組終了時に死にます」DJや周りの人間は悪戯と決めつけるが、担当ディレクターは過去に息子を自殺で亡くした経験から「これは、悪戯ではない」と説得するもラジオ局役員含めて相手にせず。 放送で呼びかけ、リスナーを集めての捜索、発見と続きます。 ラジオっていいなー、昔に深夜放送を聞いていた頃を思い出しました。 | ||||
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酷いなぁ。 なんなんだこの現実味のなさは… こんなメールをまに受けるマスメディアはないし、 つながりにくくなっている電話が繋がる訳はないし、 本人を探し出せるわけはないし… あまりにもご都合主義の作品ですなぁ。 他の人も書いてましたが、DJ周りの展開は同じことの繰り返し… こんな作品を商業ベースに載せてはいけないと思うのですが… ホントは0点! | ||||
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だめだ〜半分まで読んで挫折!中身なさ過ぎ。 モラルか倫理観か知らないが、それの繰り返し。ただの会話劇。 | ||||
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これまでの著作に比べて数段落ちる。 前半は同じことの繰り返しで展開がなく、読むのが苦痛。 主人公の思い込み、行動についていけない。 読み手にリアルと思わせるものがない。 主人公もお話も前のめりに転んでしまった感じ。 | ||||
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必要があって読んだのだが、展開が焦れったく、同じようなメッセージの繰り返しばかり。 ラストもそれほど意外性のあるものではなく、レイザーラモンRGのネタ、「〇〇あるある早く言いたい〜♪」を聞いているような感覚しか残らなかった。 訴えたいことも、ヒューマニズムなのか何なのか伝わってこず、ただラジオ番組の裏側を垣間みたという感じ。 同作者の『リカ』などはゾッとするような緊張感があり秀逸だったが。 ちょっと拍子抜けという印象。 | ||||
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面白いストーリーで、一気に読んでしまいました。 ただ、あんなに民間人のいうことをきいてしまう刑事は 考えられません。なぜ、いうことをきいてしまうのか その刑事のバックボーンの付加があればと思いました。 | ||||
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たぶん読んだ人のほとんどが、番組内での奥田の意見のように「生きようが死のうが知ったこっちゃない」と思うだろうと思う。 または、「そんなに簡単に死ぬなんて言うな」「道はいくつでもあるだろう」という人もいるだろう。 その意見は最もだと思う。 「自殺なんて最低の逃げだ」、少し前の自分なら必ずこう言って、自殺メールを送った人物を非難していたと思う。 だが、読み終わった段階では、そんなこと少しも思ってないし、送信者にも感情移入してしまうほどだ。 私は、知り合いに自殺を実行して失敗した人物を知っている。 その人物を見舞ったとき、なぜそんなことをしたのか聞いたことがある。 詳しくは書かないが、その理由は自殺メールを送信した人物のそれと非常に酷似している。 だから今の自分は、彼や送信者を責めることができない。 ただ、彼や送信者に言いたいことがある。 それは、「死なないでくれ!!」と思っている人は必ずいる、ということだ。 その知り合いも「もう死ぬしかないと思った。誰も自分のことなんて見ていないと思っていた」と言っていた。 しかし、たくさんの人の心を痛めたのだということを後で聞いたそうだ。 自殺を考える人にはそんな余裕はないのかもしれないが、ちょっとでいい、一瞬でもいいので顔を上げて周りの人の顔を見てほしい。 そんなに多くの人を見る必要はない。 手に届く範囲の、両手が届くくらいの距離にいる人だけでいい。 そして、聞いて見てほしい。 自分がもし自殺をしたらどう思うかを。 自殺を一瞬でも考えたことがある人にはもちろん、周りにそのように思っている人がいる気配を感じた人には読んでほしい。 きっと、手助けをしてくれるだろうと思う。 | ||||
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お笑い芸人の奥田は、ラジオの深夜放送の番組でカリスマ的な存在だった。その番組、 「オールナイト・ジャパン」に自殺予告のメールが届く。放送終了後に、誰かが自殺する! 限られた時間の中で、彼らは差出人を見つけ出し、自殺をとめることができるのか!? 限られた時間の中、ラジオではメールの差出人への呼びかけが続く。「何とか自殺を 思いとどまらせたい。」奥田やディレクターの安岡たちの必死な行動は実を結ぶのか? こういう状況を読むならば、やはりそれなりの緊迫感がほしかった。必死な思いが読み 手側にきちんと伝わってこない。それに、”カリスマ”と呼ばれる奥田のトーク内容も、 まったく魅力を感じなかった。「これで、何万人ものリスナーを惹きつける魅力があるのか?」と、 かなり疑問に感じた。もう少し話す内容を考えるべきではなかったのか。同じことの繰り 返しばかりの薄っぺらい話は、うんざりするばかりだ。ラストの展開も都合がよすぎてわざと らしく、読後感もよくなかった。タイトルを見て期待して読んだのだが、ちょっとがっかりした 作品だった。 | ||||
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ストーリーの設定としては面白く、特に後半にかけては盛り上がり、高揚感もありました。(ネタばれなので詳しくはかきませんが。。)ただ、前半の奥田のトークですが、カリスマ、暴言トークのパーソナリティして描かれているにも関わらず、トークが退屈で同じことばかり繰り返しているし、辟易してしまいました。個人リスナーの反応が時々描かれていますが、あの奥田のトークに反応して興奮しているのが、「うそだろ」と違和感があって・・・ 読後感は悪くありませんが、奥田のトークをもっとマシにして欲しかった。 それと全体的に・・ですが、自殺予告に、あんなにラジオ局も警察も真摯に対応するもんなのでしょうか??ちょっと信じられない。 | ||||
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ラジオ局宛に届いた「番組終了後に死ぬ」という自殺予告メール。本物かどうかの確証もなくラジオ局としても下手に取り扱うことができない問題に対して、どのような対応を行うのか。 詳細を書くとネタバレになるので控えるが、ラジオが始まったあとのパーソナリティ奥田の一貫した態度がよかった。ラジオ番組の話もおもしろくて、どのように展開していくのか、最後まで楽しめた。最後の終わり方は都合が良すぎた気がしたが、それでも十分に楽しめる作品だったと思う。 | ||||
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私は深夜ラジオ世代なので、思わず買ってしまいました。 他の方もイメージを書かれていますが、私は、主人公の奥田がダウンタウンの松本さんのイメージで 自分の中で完全に出来上がってしまっていました。 ストーリーは、奥深くないです。 でも、深夜ラジオ思い出しながら読むと、なんか当時の気分になりつつ読めるエンターテイメントです。 | ||||
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本書の内容について、どう考えるか?私はあり!です。わざとらしい展開のようにも思うふしはあります。しかしみんなで事実確認のできない命題に対して、行動を起こして行くこと、これは何事においても必要なことであり、結果はどうであれ、応援したいです。 | ||||
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ページの割には中身が薄い気がします。 前半から終盤にかけて、基本的に同じセリフ・同じシーンの繰り返しです。 前作の「ダッシュ」でもそうでしたが、最近の著者はこういったページ稼ぎが目立ち、薄っぺらな印象を受けます。 「リカ」「交渉人」「1985の奇跡」でファンになりました。あの頃のような秀作の復活を期待しています。 | ||||
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五十嵐さんの作品は本当に読みやすく、あっという間に読了。 奥田雅志さんはダウンタウンの松ちゃんのイメージでしょうか? 関西弁のしゃべり言葉がとてもリアルでしたが、五十嵐さんは東京のご出身なのですね。 でも、「ラジオリスナーの自殺予告」というテーマでは、島田荘司さんの短編「糸ノコとジグザグ」が 非常に簡潔で読後感も爽やかだったという記憶が強くて、本作は冗長な印象を受けてしまいました。 | ||||
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