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(短編集)
議員探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ
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議員探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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失言を繰り返すお騒がせ二世議員が実は…ということで,最後に大仕事をやってのけ, それまでの話が少しずつ拾われていき,一つに収束する盛り上がりは悪くないのですが, 世を忍ぶ姿である『バカモード』が受け付けず,その変わりぶりに乗り切れませんでした. また,相手を追い込む証拠にしても,あの人物の元でそれが可能か?という違和感や, 後出しに感じるものがあり,主人公が見つけてきたものも独自の解釈で謎解きではなく, 秘書を信じた主人公の判断も,信頼というより都合の良さの方が透けて見えてしまいます. このほか,『ユーモア・ミステリ』と謳い,振り回される秘書はユーモラスに映るも, ミステリの部分については,つじつまは合いながらも強引さや謎自体の弱さが気になり, 主人公の真意をぼかし続ける展開に惹かれるどころか,さらにモヤモヤが重ねられるよう. 政治と正義,そして政治家の仕事とはと,なかなか重いテーマを投げ掛ける幕引きも, 主人公はいつも(?)のお気楽な姿に戻り,らしいと言えばらしいのかもしれませんが, 父である先代の真情を汲んだと語る彼には,ぜひそこに触れてほしかったように思います. | ||||
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帯には「謎とユーモアあふれた」とうたってありますが、私には、ユーモアというより悪ふざけとしか感じられませんでした。 著者のデビュー作の「キョウカンカク」はなかなかおもしろかったという記憶があります。 この作者は、ユーモアミステリより、シリアスなもののほうが向いているような気がします。 それから、探偵役の漆原翔太郎ですが、このキャラクタが好きになれません。 そして、他の読者が、この人を気に入りそうだとは、あまり思えません。(私の偏見かもしれませんが) 好き嫌いでミステリを評価することに、異を唱えるかたも多いでしょうが、ひとつの意見として書きました。 | ||||
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