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笑うハーレキン
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笑うハーレキンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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個人的に道尾作品で一番好き。 初期の陰鬱とした作風よりもこのくらいが読んでいて楽しい。 そして奈々恵が可愛いのと、最後に東口への好意を語らずとも匂わせるのは憎い。 | ||||
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スクラップ置場でホームレス生活をする家具職人の東口。子供と死別し、妻とは離婚する。経営していた会社は倒産。そしてホームレス。普通の生活をしているのは人にとっては、絵にかいたような転落人生だ。しかしなぜだろう。まったく不幸な話に思えない。どちらかといえば、楽しそうな生活をしているように見える。なぜだろう。そこにいる人たちが本性を隠して仮面を被っているから? 違う。仮面なんて普通の生活をしている人だって被っている。普通の人は幸せか? 違う。では、なぜ楽しい生活をしているように思えるのか。それは、登場人物が仮面を被っていることを自覚しているからかもしれない。普通の人は仮面を否定する。でもここの登場人物は仮面を肯定しないが、必要であることを受け入れている。仮面の姿が本性であるかのように。そう思うと、生きるのが楽になった。今が楽しいと思えるようになった。ハーレキンとは道化師のこと。仮面を被ったハーレキンになって、それでいて笑っていられれば最高である。 | ||||
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初めの50ページで手にとって良かったと思えた。 哲学者か出てくるは格言出てくるはで勉強になる。 疫病神が出てくるが、疫病神と言えば黒川博行の小説だ。後ちょっと違うがデスノートとの死神と設定がにてる。 主人公の東口が毒を飲んで死にかけたとき短編小説かと思った。まだまだ続く良かった。 人は皆、疫病神と名の自分をまとい生き続けているのかもしれない。 きっかけ、何かのきっかけに出会える自分であれば仮面をいくつも手にいれられるのだろう。その一つに素敵な自分に会えればいい。 | ||||
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かなり好きですね。 一気に読めました。 最後の方は心臓がバクバクしました。 | ||||
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かなり良かった。 著者の「向日葵の咲かない夏」や「カラスの親指」のような壮大などんでん返しモノを少し不自然に感じてしまう私としては、本作のトリックの仕込み方は高評価。 なにかのときに著者が「人間を描きたい」と言っているのを見た気がするが、人間を描くミステリーとしては、この作品は1つの到達点なのではないかと思う。 | ||||
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元々新聞連載という事もあり物語が起伏に富んでいて、スラスラと読む事が出来る。 物語の疾走感はすばらしい。 蜘蛛の糸のように張り巡らされた伏線も全てしっかり回収しているし文句なし。 セクシャルの描写も無いので万人受けする作品。 | ||||
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3.11後に新聞連載されていた小説。 その事も関係しているのか、道尾秀介の世界観そのままに、希望を抱く事が出来る結末となっている。 伏線を見逃さず読み進んでも驚きの事実が明らかになる、道尾マジックは健在。 道尾作品ファンは勿論の事、全ての読者好きに読んで欲しい一冊。 | ||||
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ホームレスの男が仲間たちと家具を新調する物語。 読んでいる間は没頭してしまうくらい面白いが、すぐに内容を忘れてしまいそうな作品。 読後に深い余韻は残りません。でも、上質な暇つぶしになりました。 | ||||
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会社と家族を失くした家具職人の東口太一。彼は、川辺で暮らしながら家具の修理で日銭を稼ぎながらホームレス暮らしをしている。ホームレス仲間達ともうまくいっていた。そんな、ある日、弟子入りさせてほしいという謎の女・奈々恵が飛び込んできた。物語の前半は、ホームレスたちとの絆をほのぼのとしたタッチで描かれていたが、謎の女の登場以来、奇妙な災難が頻発するようになり、それらを体験することで次第に自暴自棄=ヤケになってゆく東口の心理がよく描かれている。“ぼんやりとした、黒い影の塊みたいに見えたよ。でも俺はそれを観なかったことにした。あんまり不吉だったからな”。それは、現実の生活空間からは遊離・浮遊して漂っているは、東口以外の者には見えない・・・疫病神のような老人の存在に起因するのである。なんだよ〜いきなり!これはホラーか?否、これは、ミステリーです。著者の、普通の心を持つ登場人物の多面的な描写とミステリーという意外性を止揚して表現したものでしょう。止揚なんてわかんねーよ!まぁ、読んでみてください。人生のボトムにいる男へエールを・・・。そういう融合物語。 | ||||
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会社と家族を失くした家具職人の東口太一。彼は、川辺で暮らしながら家具の修理で日銭を稼ぎながらホームレス暮らしをしている。ホームレス仲間達ともうまくいっていた。そんな、ある日、弟子入りさせてほしいという謎の女・奈々恵が飛び込んできた。物語の前半は、ホームレスたちとの絆をほのぼのとしたタッチで描かれていたが、謎の女の登場以来、奇妙な災難が頻発するようになり、それらを体験することで次第に自暴自棄=ヤケになってゆく東口の心理がよく描かれている。“ぼんやりとした、黒い影の塊みたいに見えたよ。でも俺はそれを観なかったことにした。あんまり不吉だったからな”。それは、現実の生活空間からは遊離・浮遊して漂っているは、東口以外の者には見えない・・・疫病神のような老人の存在に起因するのである。なんだよ〜いきなり!これはホラーか?否、これは、ミステリーです。登場人物たちの多面的な心の意外な内的描写とミステリーという意外性を止揚して表現したものでしょう。止揚なんてわかんねーよ!まぁ、読んでみてください。人生のボトムにいる男へエールを・・・。そういう融合物語。 | ||||
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物語はカササギたちの四季を思わせる語り口で、 ホームレスという社会の底辺の共同体のなかでの人と人の絆を うまく表現していた。 登場人物一人ひとりの言葉がじんわりと心に響く。 中盤少しだらけるところもあるが、終盤のある事件をきっかけに 畳みかけるように物語が展開するところはさすがだと思う。 人は誰しもハーレキン(道化師)であり、社会で生きていくためには 仮面をかぶる必要がある。しかし、時に仮面がはぎ取られ素顔の自分と 直面する場合がある。そんな時でもそれを受け入れ背負う覚悟があれば 笑って生きていける、そんな勇気をこの本からもらえたような気がする。 | ||||
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