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ソロモンの偽証
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【この小説が収録されている参考書籍】
ソロモンの偽証の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全351件 221~240 12/18ページ
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ハードカバーで読みました。3巻合計2200ページ以上。文庫になるのですね。全6巻ですか。 新聞にでっかく予告されていたので、発売日のタイミングが間が開かないように、3巻の発売日3週間 前から読み始めたのを昨日のように覚えています。長すぎるという批判もありましたが、私はその長さが よかった。これから読まれる読者は、気合いをこめて読んでください。私も再読しようかな。 NHKでドラマにしてほしい。 | ||||
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第I部で中学校の屋上から転落死した生徒を巡って、自殺なのか他殺なのか生徒運営で裁判を開きます。 検察、弁護人、裁判官、陪審員、被告人、証人、中学3年生ですが家庭環境も学力、部活動もまちまちの生徒達で普段は深く付き合うこともなく学校に通っていました。 裁判を通して、親が子供のためだと思うことが子供には重荷だったり、兄弟で愛情の差だあったり、友人だと思われていても本音では違っていたり、心理が丁寧に描かれています。 かつて、中学生だった人、子供を持つ人には、どこか共感できる出来事も盛り込まれます。 外見や一度付いたレッテル、人気者、目立たない子、スクールカーストも影響し、本当の内面は見えないものです。 学校生活で、可もなく不可もなくやり過ごすための術。 多感な時期にどんな子供でも誰かに愛して欲しい、認めて欲しいと願っていながら、上手くいく子とそうでない子と。 裁判を終えて、高校に進んだ彼らの生活が以前と変わったのか知りたいです。 | ||||
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1を見た時は 正直 あまり 引きこまれず 続きは いいかなぁ〜と思ってたけど やはり2を見ると 裁判がどうなるか気になるので 続きが見たくなる。 | ||||
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ソロモンの偽証は第I部を読みかけて進まずずっとそのままだったが最近読み直しどんどん引き込まれ、第II部を購入した。 語り部がどんどんかわり、いろんな人の見方でスト-リ-が進んでいくので興味深い。真実とは何なのか、複雑に入りこんでいく ので、読まずにはいられない。 | ||||
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さすが宮部みゆきさん、という素晴らしい作品でした。読みごたえがあり内容もしっかりしていて絶品。面白かったです。 | ||||
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第一部に続いての二部、とても興奮しました。いよいよ第三部が楽しみです。 | ||||
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私自身の宮部作品購入は理由、ペテロの葬列につぐ3作目となります。今回は、特に読みごたえがあり、気に入りました。何人もの登場人物を巧みに表す作品で、多くの中学生の個性を引き出している。読むごとに引き込まれるのは作者の想像力の豊かさを感じます。 | ||||
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とても興味深い作品でした。さすが宮部みゆき!って感じで感動しました。 | ||||
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題材はいじめとそれに立ち向かう中学生なのですが、描き方がすごい。怖くなるぐらい本当に本の世界にいるような錯覚を覚えます。こんなに上手く解決はしないのかもしれないですが、皆に可能性がって相乗効果で人は育つのかもしれないと期待させられました。 | ||||
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やっぱり宮部みゆきはすごい、と素直に言える作品でした。分厚い三冊をものともせず、一気に読んでしまいました。ほかの方も書いていましたが、あり得ない設定ではあります。平凡な公立の中学校の生徒なのに、しっかりしすぎた中学生たち、中学生たちなのにちょっと学んだだけで裁判に精通し、自分たちで裁判をしてしまう、それにおとなの弁護士やジャーナリストなどが証人としてわざわざ参加する、大人たちが暴けなかった真相を中学生が裁判ですべて白日の下にさらしてしまう。そして、中学生とは思えない推理力、洞察力、表現力……。普通の人が書いたら、単なる茶番で終わるでしょう。それを納得しながら読めてしまう、引き込まれてしまう、この筆力のすばらしさ。1冊目では裁判は始まりません。私はタイトルの「ソロモン」がだれなのかと考えながら読みましたが、2冊目の終わりのほうでようやく気づきました。そこからさらに分厚い1冊を読んで、ようやく正解だったことを確認できました。それでうんざりさせられないのだから、もう、ね。大人だから逆に難しいってところもたくさん考えさせられました。 | ||||
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やっぱりこの人は少年少女を描かせると本領発揮だ。 こんな中学生どこの世界におんねん、と言いたくなるような、リアリティのかけらもない描き方なのに 全員が生きて呼吸をしている。また、彼らが自らの手で真相を調べようといういうのはいいとして、 模擬裁判にする理由が全然説得力なくて、あろうことか教師や警官がこれに協力するなんて強引 どころの騒ぎじゃないんだが、途中からそれもどうでも良くなってきた。ある意味、極度に抽象化、 結晶化された、ミステリー・ファンタジーともいえる。それで2200ページ(しかも普通の本より字が多い) だから、あるいは、引っかかりっぱなしになった人には苦痛な小説かも知れない。真相もだいたい予想 つくし。 が、私は完全にマジックにはまった。中盤からは長さをいとおしむ気分にさえなった。そして、エピロ ーグが何とも短くて、抑制的なのだ。そう、ちょうどリヒャルト・シュトラウスのオペラの、全体の長さを 鎮めるかのようなしゃれたエンディングを連想した。 | ||||
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3冊読み終えました!3部作なのは知ってたけど、実物を見て分厚さにびっくりしました(笑) 私は1巻はちょっと時間がかかり、2巻からペースがあがり、3巻は一気に読み終えました。3巻の評価が低くてまたびっくり。私は大絶賛!…まではいかないけど、面白かったです。 確かにいくら中学3年生でもこれはないわ、とか、あの人物の関わりとかは想像出来ると思うけど、この本はそういう謎解きメインとは違うと思うし(確かに一人の死を巡っての謎はあるけど)、ありえないなんて言ってたら、この世の小説殆どそうですよね(笑) むしろ他の方も仰ってますが、各人物の掘り下げ方とか、この長いストーリーを考え、まとめていることに驚嘆しています。3巻の終盤被告人への尋問は息を呑みましたし、柏木くんのキャラクターというか、考え方にはぞっとしました。 もっと短くまとめていたら、人物の書き込み不足で物足りない本になっていたのでは、と思います。 逆にここまで書き込んだのだから、各人物のその後もエピローグでもっと欲しかったなぁ。個人的には藤野パパのスピンオフをひっそり期待してます♪ 1~2年後舞台とかで、涼子を始めちょこちょこ出てきたら嬉しいなぁ。 宮部さん宜しくお願いします! | ||||
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最初のほうは、かなり読むのがおっくうだったのですが、第1巻の中ごろから第3巻の終わりまでは、ぐいぐいと引きずられて読みました。 おもしろかった。 でも、長い。あまりに長い。 登場人物ひとりひとりが、これでもかこれでもか、と細かく描写されているのが、長くなっているひとつの要因でしょう。 よくもここまで人間観察をするものだと、感心もし、怖くもなりました。 そして、その人間描写がこの作品の魅力のひとつであることもわかります。 が、やはり、長い。 せめて2巻にまとめてほしかったです。 | ||||
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賢い少年が登場してくるのは、宮部さんの18番。今回は判事、検事、弁護士の中学生がトリプルで賢い。賢い子のドラマタイズは 明快に面白くなる。自分では考え付かないくらいの練りこまれた「解」を出してくれるからだ。 だから、今回は賢い子オンパレードの大サービスバージョンだ。 「ありえないからつまらない」などという野暮なレビューは、宮部みゆきを知らない人だと思う。中学生が裁判をする。 そう、このありえないところが、実に面白い。 | ||||
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読者のコメントの中には「長すぎる」というのもありましたが、これだけ丁寧に書き込んであるから最後のところの感動も大きいのだと私は思います。忙しい人が一気に読むのは無理ですが、少しずつ読む、あるいは飛ばし読みして、時間のあるときじっくり読み直すなどしてもいいと思います。ミステリー的要素より、登場人物の描き方が素晴らしいと思います。 | ||||
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「こんな優秀な中学生なんて非現実的」とおっしゃっている方もありますが、ドキュメンタリーではないのですし、こんな中学生達がいたらどんなに素晴らしいだろうと思うだけでも楽しいではないですか。この著者の全作品中で、私はこの作品を愛読書のトップにあげます。 | ||||
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1部に続き2部もかなりの長編。 1部は色々な伏線が張られていて、それの解決に向かうと思っていたが、 若干脇道にそれていっているような。。 ただ、3部を読まなくては気が済まない内容なので、 3部への期待をこめて★4つ。 | ||||
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思っていたより、すごく状態がよい。全く折れ等なく新品に近い状態でした。 注文してから、すごく早くお品が到着し、包装もお品に傷がつかないようすごく丁寧にされていました。 本当に、大満足です。 | ||||
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連載期間10年。総ページ数2100ページの大作。 度重なる悪意の連鎖に、怖いもの見たさも手伝って ページをめくる手が止まらない第1部。 少年少女たちの日常とその胸の内を細かに追いつつ、 クライマックスへの助走をつける、言わば「仕込み」の第2部。 そして、5日間の学校内裁判の行方、そして事件に関わった 子供たち、大人たちすべての心の決着を描く第3部。 ジュブナイル法廷ミステリーという、一風変わった枠組みの中で、 自分たちのいるべき場所を探し始めた少年少女たちの成長を、 現実世界の毒や苦みをそこここに織り交ぜて描きつつ、 一級のエンターテイメントに仕上げた作者の力量にただただ感服。 野田君だけがエピローグがついてるけど、 あの裁判に関わった子たち全員のその後が読みたいね。 「あの裁判が終わってから、僕らみんな友達になりました」 この「みんな」には三宅樹里も入ってるんだよね? そうであってほしい。 | ||||
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3巻まで読み終わった感想です。 それぞれ700ページ以上もある大作で、1巻読んでるときは正直苦痛だったけども。 2巻で突然面白くなってきて、3巻はあっという間でした。 長すぎる、とか、こんな中学生いない、とか、いろいろ言われてるけど、文句なしに面白いです。 | ||||
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