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13階段



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【この小説が収録されている参考書籍】
13階段
13階段 (講談社文庫)
13階段 (文春文庫)

13階段の評価: 4.40/5点 レビュー 350件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 21~25 2/2ページ
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No.5:
(3pt)

エンターテインメントでありながら重いテーマ

死刑制度を扱った、その意味では重い作品。ただ、エンターテインメントとしても上級。「あんな奴は死刑にしてしまえ!」「死刑制度廃止反対!」と簡単に考える事の軽薄さが、制度の裏に苦しむ執行官の姿を通じて描かれている。その点を考慮しても、私は死刑制度を支持する。しかし、様々な問題点は孕む。実に重いテーマ
13階段 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:13階段 (文春文庫)より
4167801809
No.4:
(3pt)

エンターテインメントでありながら重いテーマ

死刑制度を扱った、その意味では重い作品。ただ、エンターテインメントとしても上級。「あんな奴は死刑にしてしまえ!」「死刑制度廃止反対!」と簡単に考える事の軽薄さが、制度の裏に苦しむ執行官の姿を通じて描かれている。その点を考慮しても、私は死刑制度を支持する。しかし、様々な問題点は孕む。実に重いテーマ
13階段 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:13階段 (講談社文庫)より
406274838X
No.3:
(3pt)

法学知識に疑問

江戸川乱歩賞受賞作は、選考委員が興味を持つ、
ややマイナーな専門的な職業の人物が主人公
になるというパターンがあるらしいが、
本書の主人公は刑務官と前科者で、
知らない世界の知的好奇心を満たす意味では読む価値はある。
懲役を受けた前科者を外見から見破る方法は、
なるほどねぇ〜と唸ったが、
作者の法学知識に疑問を持ったのは減点材料。
高野和明は自殺者の存在に心痛める
心優しき紳士なので、
貶しても殴り込んで来ないと思うが、
高野和明って誣告罪の存在を知らないのとちゃう?
作者より教養が有り過ぎる私が悪いのであるが、
一生懸命調べて真摯に書いた傑作だと思うが、
自分よりポンポコピーな箇所があると脱力するよな。
13階段 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:13階段 (文春文庫)より
4167801809
No.2:
(3pt)

法学知識に疑問

江戸川乱歩賞受賞作は、選考委員が興味を持つ、
ややマイナーな専門的な職業の人物が主人公
になるというパターンがあるらしいが、
本書の主人公は刑務官と前科者で、
知らない世界の知的好奇心を満たす意味では読む価値はある。
懲役を受けた前科者を外見から見破る方法は、
なるほどねぇ〜と唸ったが、
作者の法学知識に疑問を持ったのは減点材料。
高野和明は自殺者の存在に心痛める
心優しき紳士なので、
貶しても殴り込んで来ないと思うが、
高野和明って誣告罪の存在を知らないのとちゃう?
作者より教養が有り過ぎる私が悪いのであるが、
一生懸命調べて真摯に書いた傑作だと思うが、
自分よりポンポコピーな箇所があると脱力するよな。
13階段 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:13階段 (講談社文庫)より
406274838X
No.1:
(3pt)

階段の亡霊

かの江戸川乱歩賞と言う権威ある賞をいただいたとか言うことで面白そうだと思い読んでみたのですが、確かに死刑囚の冤罪でどうなるのかそれは果たしてどういうことなのか気になってしまい、最後まで目が離せませんでした。其の結末も実は意外なところにあって其のスピーディーな展開は中々面白かったです。でも其の展開を一つ一つ切り離していくと色々な他の名作小説などが見えてきます。死刑囚を待ち受ける鬱々とした日々やどんよりとした様子はまるで映画「グリーン・マイル」をみているみたいでした。そして指名された死刑囚が執行所へ向かいそこからの様子は陰惨な様子は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の結末部分をみているみたいでした。そして犯罪を犯した加害者と被害者の様子は名作「氷点」(多分)をみているみたいでした。更に意外性を催したあっと驚いたであろう結末は、ウィリアム・アイリッシュの「幻の女」を読んでいるみたいでした。そんな江戸川乱歩様が発掘された「幻の女」みたいなストーリーだから受賞されたのかなと考えつつ、読み進めているうちにもしかしたら、と言う予感が掠めてしまったので、その結末に私はそれほどの驚きを感ずることができませんでした。それと影を醸し出す前科者純一も其の影がただの影ではありえないと思いながら読んでいて若干、影の正体を読み間違えた物のそれでも影が抱えている傷がただの傷ではなかったと分かって、やはりそうだったのかとこんなに推理が上手くいきまくりに拍子抜けしたものの合点がいってしまいました。それでも死刑制度のむごい実態に目を背けたくなりながらそれでも最後までどうなるのかやきもきさせられながら面白く読むことが出来ました。
13階段Amazon書評・レビュー:13階段より
4062108569

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